暑中見舞いで引っ越しの報告をする時の挨拶・書き方例とマナー

引っ越し
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引っ越しをし住所が変わった時は、「転居はがき」で報告するのが一般的です。

しかし、急いで知らせる必要がなければ、「暑中見舞い」でさらっと報告するのもいいでしょう。

暑中見舞いで引っ越しを報告する時」のマナーを紹介していきます。

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引っ越しを伝える時期

引っ越しが完了して、だいたい1カ月以内に「転居はがき」を出すのが最適です。
特に住所を早く知らせないといけない相手には、できるだけ早く伝えましょう。

しかし、急を要しない相手なら、「年賀状」や「暑中見舞い」で「引っ越しを伝える」ことも多いです。
「暑中見舞い」は、通常「自分の近況の報告」もしますので「引っ越しの報告」をしても失礼にはなりません

ただし、半年以上すぎてからの報告では、失礼な人だと思われる可能性があります。
だいたい春から夏に引っ越しをした人が「暑中見舞いで引っ越しを伝える」に当てはまります。

通常の暑中見舞いを出したい方は、「暑中見舞いを出す時の一言メッセージ添え書き例文」を参考にして下さい。

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暑中見舞い・残暑見舞いを送る期間

「暑中見舞いで引っ越しを報告する時」も、普通の「暑中見舞い」のマナーと変わるところはありません。
ですので、期間も同じです。

  • 暑中見舞いは、小暑の7月7日頃から立秋の前日の8月6日頃です。
  • 残暑見舞いは、立秋の8月7日頃から8月末日です。

「立秋」は太陽の動きで毎年決めるので、毎年同じ日ではありません。
今年の「立秋」は、2019年は8月8日です。

ですので今年は

  • 暑中見舞いは 7月7日から8月7日
  • 残暑見舞いは 8月8日から8月末日まで

となります。

 

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「暑中見舞いで引っ越しを報告する時」の書き方

書き方も、普通の「暑中見舞い」のマナーとほとんど変わりません。
紹介していきますね。

「暑中お見舞い申し上げます」

最初に書くのは、「暑中お見舞い申し上げます」か「残暑お見舞い申し上げます」です。
相手に届く時期で、選んでください。

相手の体調を問う

次に、「暑い夏に体調を崩していないか」と体調を気遣う言葉を書きます。

  • 「暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。」
  • 「暑さがことのほか厳しい折柄、いかがお過ごしでしょうか。」
  • 「立秋とは名ばかりの暑い日が続いておりますが、皆さま、お元気でいらっしゃいますでしょうか。」など。

引っ越しの報告をする

ここで「自分の近況の報告」として「引っ越しの報告」をします。

  • 「このたび、下記(左記)の住所に引っ越しましたのでお知らせいたします。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。」
  • 「このたび、引っ越しいたしました。心機一転気持ちも新たに日々を過ごしております。近隣へお越しの際は是非ともお立ち寄りください。」
  • 「私共、この度○月○日に転居いたしました。お近くにお越しの節は是非お立寄り下さい。」など。

報告するだけでなく、必ず「お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。」と招待する文章をつけましょう。

よく「念願のマイホームが完成しました。」という文例を見かけます。
新築祝いを持参してくれるような親しい間柄なら問題ありませんが、「年賀状のやりとりしかしない」ような間柄なら、わざわざ「念願のマイホーム」と書く必要はありません。

相手に気を使わせることにもなりますので、控えましょう。

相手の体調を気遣う言葉

最後に体調を気遣う言葉を書きます。

  • 「これからも暑さが続きますので、くれぐれもご自愛ください。」
  • 「まだまだ暑さが厳しく感じられます。お体には十分気を付けてお過ごしくださいますよう心よりお祈り申し上げます。」

ここで「ご自愛」という言葉をよく使います。
ご自愛」とは、「ご自身の体を大切にしてください」という意味です。

この「ご自愛」は、よく間違いを見かける言葉なのです。

次の文章は、間違っています。
「これからも暑さが続きますので、くれぐれもお体をご自愛ください。」

これは、「頭痛が痛い」と同じで、「言葉」が重複してしまっているのです。
「頭痛」と「痛い」では、「痛」を2回使っているので、不自然な日本語になっています。
「お体をご自愛ください」も同じで「体」を2回使ってしまうことになります。

使う時は、「お体」を入れず「ご自愛ください」だけを使いましょう。

日付をいれる

具体的に七月三十日などとは、日付けは書きません

  • 暑中見舞いなら「令和元年 盛夏
  • 残暑見舞いなら「令和元年 晩夏」になります。

新住所

最後に住所を書きますが、「新住所」と明記したほうが、分かりやすいでしょう。
また、できるだけ省略しないで、マンションの名前もしっかり明記しましょう。
電話番号もいれましょう。

そして、必ず書いた後は、間違っていないかしっかり確認してください。
これを間違ってしまうと、後々大変です。

例文

暑中お見舞い申し上げます

暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

このたび、引っ越しいたしました。
心機一転気持ちも新たに日々を過ごしております。
近隣へお越しの際は是非ともお立ち寄りください。

これからも暑さが続きますので、くれぐれもご自愛ください。

令和元年 盛夏

新住所

できるだけ省略しない住所を書く。
電話番号を書く。
氏名を書く。

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縦書き?横書き?どっち?

通常「暑中見舞い・残暑見舞い」は縦書きが主流です。
ご高齢の方ほど「縦書き」の方が、礼儀正しく見えるのではないでしょうか。

しかし、横書きが失礼というわけではありません。
むしろ新住所でマンション名が長い場合など、横書きの方が読みやすい場合もあるでしょう。

ですので、「縦書き」「横書き」は、送る相手に合わせ、読んでもらいやすい方を選びましょう。

ただし、「縦書き」「横書き」の注意点があります。

数字

数字を書くときは、マナーがあります。

  • 「縦書き」は漢数字(一、二、三)
  • 「横書き」はアラビア数字(1、2、3)

*住所など読みにくい場合は、「縦書き」でもアラビア数字を使うことがあります。

住所の宛名

はがきを送るマナーとして、本文と宛名は揃えるというものがあります。

  • 文面が「縦書き」なら、住所の宛名も「縦書き」にします。
  • 文面が「横書き」なら、住所の宛名も「横書き」にします。

本文中の言葉

本文中の言葉にも気をつけましょう。

「このたび、下記の住所に引っ越しましたのでお知らせいたします。」と書くときは「横書き」です。

「縦書き」の場合は、「下記」ではなく「左記」になります。
「このたび、左記の住所に引っ越しましたのでお知らせいたします。」となります。

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「引っ越しの報告」以外にすること

引っ越しをし、「引っ越しの報告」を済ませたからといって、送った人全員が新住所を把握するとは限りません。

最近は、「年賀状の宛名」などをパソコンで打ち込む人が大変多いです。
そのパソコンの住所録を換えないまま、旧住所で送る人もいます。

何も手続きをしないと、旧住所では年賀状は届けられません。
必ず郵便局で「転居届」を出しましょう。

「転居届」を出すと、出したその日から「1年間」は旧住所への郵便物を新住所に転送してくれます
そして、「1年後」にもう一度「転居届」を出すともう1年延長されます。

延長する人は少ないかもしれませんが、最初の「転居届」は必ず出すようにしましょう。

そして旧住所で送ってきたうっかりな人には、「新住所」をもう一度伝えたほうがいいでしょう。

まとめ

「暑中見舞いで引っ越しを報告する」のは、もらったほうも気を使わなくていいですね。

時期があるので、引っ越しした人全員が「暑中見舞いで引っ越しを報告する」ことはできませんが、時期があえばぜひ「暑中見舞い・残暑見舞い」で報告しましょう。