暑中見舞いはいつまでに出したらいい?2019

いつまで

暑中見舞いの出す時期は、決まっています。

2019年は、7月7日から8月7日までに届くように出しましょう。
「え?2019年はってことは毎年違うの?」
実は年によって出す時期が、少しだけ変わるんです。

暑中見舞いのこと、色々紹介していきますね。



暑中見舞いを出す時期

「暑中見舞い」とは「猛暑期に、お世話になった方々へ送る挨拶状」です。
この猛暑期が「小暑(しょうしょ)」から「大暑(たいしょ・だいしょ)」の終わりまでと決まっています。

「小暑」「大暑」って何?と思う人も多いですね。

説明していきます。

1年を24に分け、それぞれの季節に名前をつけたものを「二十四節気(にじゅうしせっき)」と呼びます。
24をどのように誰が分けるかというと、太陽の動きで「国立天文台」が計算しきっちり分けて毎年発表します。
その24の季節の名前の中に「小暑」と「大暑」が入っています。

ですので、「小暑」「大暑」の日付も変わらない年もあれば、変わる年もあるんです。
とはいっても、毎年だいたい7月7日頃から8月6日頃が多いです。

今年(2019年)は7月7日から8月7日です。

 



「小暑」に入っていても本当は出したらダメ?

「7月7日って早すぎない?」と思う人が多いのではないでしょうか。
そうなんです。
早いと思う人が大変多いのです。

「小暑」に入ってから出すのが「暑中見舞い」ですが、あくまで太陽の動きで決めた季節です。
ですので、体感で感じる「季節」と「二十四節気」で決めた季節では、違和感を感じる時があります。
もし、梅雨明けが遅く、雨が続きじとっとした暑さでは「猛暑」という感じがしないですよね。
ですので、「暑中見舞い」を送ったとしても、もらったほうはまだそんなに暑くないよって思うかもしれません。

そこで、日本独自の「雑節(ざっせつ)」の中の「土用(どよう)」の考えで「暑中見舞い」を送る人が増えています。

「土用」とは「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の直前の約18日間を言います。
「土用」というと「夏にうなぎ」というイメージがありますが、実は夏だけでなく、全ての季節にあるのです。

では、「暑中見舞い」に話を戻します。
その「夏の土用」の時期に「暑中見舞い」を出すのがベストだという人が多いです。
今年(2019年)は、7月20日から8月7日です。

確かに、梅雨も明け「暑中見舞い」に適している時期といえます。



「立秋」を過ぎてしまったら「残暑見舞い」

「暑中見舞い」は立秋までに出さないといけません。

今年は8月7日です。

でも、出し忘れたり、返事をしなければならない時に8月7日は過ぎていたってことは、十分に考えられます。
その時は「残暑見舞い」で出してください。
「まだまだ暑いのに残暑なの?」と思ってしまいますが、今年は8月8日が「立秋」ですので、マナーとして決まっています。

8月7日までに届かない場合は必ず「残暑見舞い」として送りましょう。

そして、「残暑見舞い」にも期限があります。
一般的には8月末までとされています。
人によっては9月の上旬はまだまだ暑いから、「残暑見舞い」もいいじゃないかと思う人もいます。

しかし、やはり8月末までがいいでしょう。

9月になってしまった場合

「暑中見舞い」・「残暑見舞い」をいただき、返事が9月になってしまった時はどうしたらいいのでしょうか。

この場合、通常の手紙(季節のご挨拶の手紙)を送るのがマナーです。

もちろん季節の挨拶だけでなく、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」が届いていることと、返事が遅くなった謝罪は必ず入れましょう。

「通常の手紙って拝啓とかで始めるの?」
はい、その通りです。
9月に入って「残暑見舞い」が出せなくなった時の、通常の手紙のマナーを紹介していきましょう。

「残暑見舞い」が間に合わなかった時の手紙のマナー

頭語(とうご)

手紙の最初です。

基本は「拝啓(はいけい)」になります。

季節の挨拶

9月に出しますので、9月の時候の挨拶を参考して書きましょう。

  • 少しずつ秋の気配を感じられるようになってまいりました。
  • いくぶん残暑も和らぎ、しのぎやすい日が多くなってまいりました。
  • コスモスの花が秋風に揺れる季節となりました。など。

本文

ここで、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」が届いていることと、返事が遅くなった謝罪を入れます。
また、「自分の近況」を入れることも大切です。

例文
この度はお忙しい中、丁寧な暑中見舞い(残暑見舞い)のお葉書、ありがとうございました。
お健やかにお過ごしのご様子、何よりとお喜び申し上げます。
また、ご挨拶が遅れてしまい大変申し訳ございません。
おかげさまでこちらも皆、元気に過ごしております。

関係性により、もっと気楽な感じでもいいでしょう。
親しくなるほど、近況を具体的に入れれば、相手にとって嬉しいお手紙になります。

結びの挨拶

最後は相手を健康を祈る挨拶で終わりましょう。

  • 時節柄くれぐれもご自愛くださいませ。
  • ご自愛のほどお祈りいたしております。
  • お体をお大事になさってくださいませ。など。

ここでよくある間違いがあるんです。

「お体ご自愛くださいませ」と書いた手紙を読んだことはありませんか。
実は「ご自愛」の言葉の意味は「自身の体のことを大切にする」なのです。
ですので、「お体」をつけてしまうと「馬から落馬する」と同じ「重言(じゅうげん)」になり、間違った日本語になります。
注意してくださいね。

結語(けつご)

手紙の最後です。

基本は「敬具(けいぐ)」です。

女性は「かしこ」を使っても大丈夫です。

日付

9月4日など具体的な日付ではなく、元号と「長月」と入れましょう。

今年なら「令和元年 長月」となります。

暑中見舞い・残暑見舞いの注意点

「暑中見舞い」・「残暑見舞い」の送る時期を紹介しました。

しかし、まだ注意するべき点があります。

喪中

自分が喪中だったり、送る人が喪中の場合でも「暑中見舞い」「残暑見舞い」はマナー違反ではありません。
「年賀状」はダメだから、「暑中見舞い」も「残暑見舞い」もダメと思われがちですが、それは違います。

「年賀状」は新年を祝うことですので、「祝う」というのがNGなのです。

しかし、御不幸があってまだ「四十九日(しじゅうくにち)」があけてない時は、出すことを控えましょう。
また、文面も「お祝い」に関連するものは、控えたほうが無難です。

相手に心配をかけることは書かない

本当に具合が悪いときもあるでしょう。
だからといって体調が悪いことをそのまま書いてしまうと、もらった相手は心配してしまいます。
そして、何かをしなければと負担をかけてしまいます。

よほど親しい間柄でなければ、書くことは控えましょう。

相手を気遣う気持ち

「暑中見舞い」も「残暑見舞い」も相手を気遣う気持ちから送る「季節のご挨拶」です。
送る相手のことを気遣う気持ちがないといけません。
ぜひ相手の体調を気遣う言葉は、入れるようにしましょう。

しかし、いくらマナーだからといってそればかりにとらわれると、もらったほうは少し寂しい思いをするかもしれません。
送る相手と自分の間柄をよく考えて、喜ばれる「暑中見舞い」・「残暑見舞い」を送りましょう。

まとめ

「年賀状」さえ、最近は送る人が減っています。

「暑中見舞い」も「残暑見舞い」もどんどん送る人は減っていくでしょう。

だからこそ、暑い時期に自分を気遣う「暑中見舞い」・「残暑見舞い」をもらうと大変うれしいものです。

お世話になった人へ、今年は送ってみませんか。