子供が寝る前に食べるおやつでオススメを教えて!

子供

子供がおやつを寝る前に食べる話はよく聞きますね。夕飯だけでは足りない場合もあるでしょうし、おやつが食べたくて夕飯を食べることを拒む子供だっているかもしれません。そんなときにママとしては、子供に何がしてあげられるでしょうか。

いつの時代も同じ悩みが出ることもありますが、今日のテーマは「飽食」の時代を象徴しているような気がします。では子どもたちがなぜ、おやつを寝る前に食べるのか原因を見ていきながら解決法を探っていきましょう。

Contents

スポンサーリンク

子供が寝る前に食べるおやつは何があるの?睡眠の質が高まるもの

子供は一生懸命に遊んだり、発見したりと毎日が大冒険です。しかし、近年ではライフスタイルが大きく変化したことによって、幼い子供や赤ちゃんまでもが夜中に起きていることが大きな問題となっています。

現代は働くママも多くなってきており、共働き世帯が増えていることも原因の1つとなっているのですね。それに伴って、「この時間じゃないとコミュニケーションが取れない」といった悩みも出てきているようです。

それらを考えると「早く寝かせてあげたい」気持ちと、「仕方ないのかな」という気持ちが入り混じってきて複雑になりますよね。しかし、育ち盛りの子供たちの健康を思うと、何とか質の良い睡眠をとれるように生活を変えていく工夫も必要でしょう。もちろん寝る前のおやつも問題解決に含まれています。

夕飯をしっかりと食べることで質の良い睡眠を確保しよう

幼い子供が寝る前に「おやつを欲しがる」これだけを聞くと、子供に原因があるのかと勘違いしてしまいそうですが、もしかしたら別の場所に原因があるのかもしれません。例えば、夕飯のあとに「おやつ」を欲しがる場合には、次のように幾つかの原因が隠れている場合があります。

  • 寝る前におやつを食べるのが習慣になってしまっている
  • 夕飯の食べ方に問題がある
  • 満腹感が得られない状態になっている

出来るだけ夕飯の摂り方を改善して、寝る前のおやつがなくても良質な睡眠がとれるように導いてあげる工夫をしていきましょう。子供が寝る前におやつを撮り続けることで、生活習慣病や肥満などを招く引き金になることだって十分に考えられます。

どうしても寝る前におやつが必要な場合には内容を見直す

本来なら夕飯を食べてから、寝る前には何も食べないのが普通とされています。なぜなら寝てしまうと内臓が休む状態になるので、寝る前には内臓に負担を掛けないようにする必要があるからなのですね。また、夜遅くにおやつを食べてしまうことで朝食が入らなくなり、朝食を抜いて園や学校に行くことになってしまいます。それって、子供にとっても勉強やコミュニケーションをとる上で大切なことが失われてしまう深刻な問題だということを考えてみる必要がありそうですね。

スポンサーリンク

子供が寝る前に食べるおやつは虫歯の原因!?

もしも夕飯の後にしっかりと歯磨きをする習慣があったとしても、寝る前におやつを食べてしまうと再び歯磨きをしなければなりませんよね。「何度でも磨くよ」という子どもなら良いのですが、仕上げ磨きをしてあげる必要がある子供を持つママたちは大変です。

せっかく歯磨きをしたのに、寝る前におやつを食べてしまって「そのまま寝る」のは、わざわざ「虫歯を作る環境にある」状態になっています。育ち盛りの子供が栄養をしっかりと丈夫な歯で摂取していくためにも、一度歯科健診に行ってみるのも良いものですよ。定期検診には、「ちゃんと歯磨きが出来ているのかな?」という疑問をスッキリと解決してくれるメリットがあります。

寝る前の歯磨きはママとのコミュニケーションタイム

子供が自力で頑張って歯を磨く習慣を作ったり、健康のために気遣ったりと色々な意味がある寝る前や夕飯後の歯磨きタイムです。この大切なこみにゅケーションタイムは、親子でどんな風に使っているでしょうか。

仕上げ磨きをしてあげたいと思っても、子供が大きくなったら出来ないものなので、今のうちにしかしてあげられないことを楽しめるようにママも捉えられると一番良いのですが、せめて3分くらいは歯磨きをする習慣を作るようにしましょう。

歯の問題だけでなく生活習慣病の危険性も!

歯に、虫歯や歯槽膿漏などの問題があると、食事をよく噛まずに飲み込んだり、歯磨きをしなくなったりと悪循環が続いてしまい病気になることもあります。しっかりと自分の歯で噛むということは、味わったり、脳に刺激を与えたり、満足感を得られるなどの大切な役割があるのですね。

例えば、噛まずに食べることで胃腸に負担が掛かりすぎて消化器に問題を起こしたりする場合もあります。また、噛まないことで「満腹感を得られなくなる」ために、おやつをおねだりするという状態が作られていくのです。

スポンサーリンク

子供が寝る前にアイスはいいの?

引用:https://cookpad.com/recipe/4325417

この画像にある愛らしいアイスクリームのケーキは、「オムライス212」さんの作品です。子供のために一生懸命に作ったアイスクリームは、特別な日に素敵な思い出を飾ってくれますね。お祝いの時には楽しく食べたいものです。

しかし、このように年齢に関係なく人気が高いアイスクリームですが、寝る前に子供がおやつとして食べてしまうと虫歯の心配が出てきます。「アイスは良いの?」という質問に、答えるとしたら「良いとは言えない」のが正直なところです。

アイスクリームを食べるということは当然、お腹も冷えてしまいますし、冷たくて分かりにくいですが、かなりの糖分も入っているのがアイスクリームを含めたスイーツ全般なんです。もちろん血糖が上がると満足感は一時的に得られるかもしれませんが、寝る前におやつを食べると急激な血糖の上昇になってしまい膵臓が疲弊(疲れてしまう)ことになってしまいます。これも、「翌日の朝食が食べれなくなる原因」となってしまうのですね。

子供でも体を「冷え」から守る

夏の猛暑が続くと、どうしても冷たいものを食べたくなります。しかし、子供は体が発達段階なので、冷たいものを摂るとすぐに体を冷やしてしまうことになります。冷たく冷やした果物やアイスクリームは、食べる量を増やさないように注意していきましょう。

  • 果物は食べる30~60分程度冷やして食べる(長時間は冷えすぎるので避ける。冷やしすぎない方が果物の甘みが増して美味しい)
  • 1日のアイスクリームの量を決めたり家庭でのルールを作っておく(気分で量を増やしたりしない限度を決めておく)
  • エアコンの風が直接当たる場所に子どもを寝かせないようにする(内臓が入っているお腹は必ずタオルケットや毛布などで覆う)

大人が思うよりも夏は、エアコンや冷たい食べ物、飲み物などで体は冷えているものです。夏こそ、温かい飲み物や食事で、体を冷やさないようにしたいものですね。

スポンサーリンク

子供が寝る前にチョコはいいの?

次はアイスではなく、チョコレートなら良いのか…という問題です。これは、チョコレートやチョコレート菓子などを含めすべてに言えることですが、寝る前に食べても良いよって話は聞かないですよね。チョコレート菓子は、小児科医の説明では「油と糖分」ということらしいです。そのため胃腸などの消化器を患ってしまった時には、ほとんどの場合で禁止されてしまうものです。それだけ体に負担が掛かるのですね。

そうしたものを寝る前に食べるという行為は、休もうとしている胃腸などの臓器に無理をさせる行為となりかねません。寝る前は、少なくとも「就寝の2時間前には飲食を済ませておく」のが胃腸を労わることになります。

また、チョコもアイスも似たようなもの…と言ってしまえば、そうなんですけどカロリーの違いもありますね。寝る前には歯磨きはどうしているでしょうか。心配ですが先ほどの歯磨きの大切さを子供にも今のうちから教えていけるのは育児をしているママだけなのです。

子どもの味覚は大人とは違う

大人の味覚と子どもの味覚は全く違うことを知る必要がありそうですね。子供の味覚は、離乳食を思い出しても分かるように、何にも味が付いていないくらいで丁度いいのです。それは、子供の味覚がまだ未発達だからです。そのため幼い頃から大人の濃い味やスナック菓子などに慣れてしまうと、大人になってから濃い味がさらに物足りなくなり「もっと濃い味」を求めるようになってしまいます。

その結果として、高血圧や心臓、腎臓などの病気を引き起こしてしまうことも多くあり、取り返しのつかないことになってしまうのです。子供の頃の食生活や味覚を大切に育てることは、子供の生命を守ることでもあるのですね。

スポンサーリンク

しっかりと夕飯を食べることでおやつを卒業する

引用:https://kosodate.pal-system.co.jp/recipe-article/onigiri/

大人が見ても可愛らしくて食べたくなるような「おにぎり」たちです。子供は目で興味を引いてあげて楽しく過ごしてあげる時間があると夕飯を食べてくれるようになります。落ち着いて食べるだけの時間はありますか?ご飯を食べる場所は清潔ですか?気が散るようなものが乱雑に置いてありませんか?

1つ1つチェックをしていきながら子どもの食育を考えてあげるようにしていきましょう。

子どものおやつは「捕食」と捉える

捕食と言っても、どのくらいを食べさせてあげたら良いのでしょうか。実は、1日の摂取カロリーの10~15%くらいを「おやつで捕食する」のが理想的と言われています。また、そのときの水分補給として甘いジュースを与えるのは避けましょう。糖分の摂りすぎになってしまいます。水分補給は、あくまでも「水」か「お茶」のみと考えて与えましょう。

おやつの目安量

  • 1~2歳の頃 ➡ およそ100kcal (牛乳ならコップ1/2杯+クッキー2枚程度)
  • 運動量の多いとき ➡ およそ200kcal (牛乳コップ1杯+みかん小1個+おせんべい1枚程度)

本当に少々で間に合うのですね。それなのに大人が勝手に、足りないのかと思い込んでたくさんあげてしまっていることが分かりました。スナック菓子は特に、そのまま袋ごと渡すのではなく、あげるときにはお皿に必要な量だけを移して出してあげるという管理をしていくことが大切です。子供は自分で制御できないのでママがしっかりと管理してあげてくださいね。

子供が寝る前に食べるおやつでオススメなもの

子供が寝る前に食べるおやつだけでなく、基本的には「甘いものだけ」をあげるのは避けるようにしていきましょう。血糖値が上がることが多くなり、お腹が空いたと感じることが減ってしまい、肝心の食事を摂ってくれなくなる場合もあるからなのですね。

おやつは「スナック菓子」だけではありません。乳幼児のおやつは「捕食」という考え方で与えるようにします。体が小さいことや体が未発達なことで、一度に食事を食べることが出来ないのは普通です。

また、集中することも難しいため、少量ずつ「分散して栄養を与える」というのが、おやつの存在なのですね。つまり「足りないご飯を補う」という意味では、スナック菓子よりも優れたおやつを選ぶ方が良いというわけです。

子供へのオススメのおやつ

  • さつまいも(蒸かしたものを冷ましながら与える)
  • 果物(季節の果物を食べさせながら旬を親子で楽しめると理科の学習にもなるのでオススメ!)
  • トマト(リコピンを多く摂る場合には加熱して与えるとGOOD!)
  • パン(菓子パンよりはサンドイッチなど野菜も食べれると〇)
  • おにぎり(エネルギーを使う子どもは炭水化物を足すのも賢い方法)
  • シリアルなど(おにぎりなどに飽きたら味の変化を楽しみながら色々な栄養素を摂る)

この他にも工夫次第では幅が広がると思います。しかし共通しているのは、「いつもの食事で足りない栄養素を少しだけ足す」という考え方にしていくことです。

お野菜の味を知る

例えば、お野菜の甘みをじっくりと味わう、お魚のお出汁をじっくりと味わう…そんな素材が持つ良さや風味を大切に舌で感じたり、鼻で匂いを感じたり、目で色合いを楽しむ等の食育は子どもの人生を豊かにしていきます。お野菜は人工的な味を付けなくても「甘いんだ」など素材の味を楽しめる工夫もしてあげてくださいね。そうしたことに感動できる心の豊かさは本当の健康に結びついていきます。

栄養が整うメリット

栄養がバランスよく整うようになると、子供はイライラし亡くなったり、元気にチャレンジをしようと前向きな活動になるのがママにとっても嬉しい変化として感じるかもしれませんね。また、もともと前向きな子どもさんの場合でも「風邪を引きにくくなった」とか「ケガをしなくなった」などメリットを感じることが出来そうです。

楽しい夕飯で「心身ともに明日への準備」をする

引用:https://kosodate.pal-system.co.jp/recipe-article/onigiri/

こんな風に色合いもきれいだと見た目で楽しめますよね。それから海苔やたまごの匂いでワクワクするでしょうし、上手くお箸が使えない年齢の子どもだと「つかめる」タイプのご飯はとても喜びます。ちょっとだけ野菜も入れてみる等、出来る範囲で工夫をしていけるのが日本の食事の素晴らしさでもあります。この愛らしいおにぎり、実は「月齢ごとに作られている」のです。

① ゴロゴロおいもおにぎり(生後12~18か月ごろ)

② キャンディおにぎり  (生後12~18か月ごろ)

③ にゃんにゃんカレーおにぎり(1歳6ヶ月ごろ~)

④ 焼きチーズおにぎり(1歳6ヶ月ごろ~)

毎日は無理でも、たまにはこんな夕飯を出して楽しませてあげるのは素敵な方法の1つですね。やわらかさ、味の濃さ、見た目など工夫をしている様子がよく分かって参考にしたい幼児食です。小食な女性なら、大人でも食べてみたくなるのではないでしょうか。

楽しく食べる環境を作ってあげる工夫が大切

いくらママたちが栄養のあるご飯を作って、おやつを減らそうとしても「いつもイライラした態度でいる」とか「パパとママがけんかしている」ような環境では、子供はスクスク育つことが出来なくなります。そのため最低限、次のような約束事をママたちが心に決めておきましょう。

  • 食事中は散らかってしまっても怒らない
  • 食事を無理やり食べさせることはしない
  • 頑張って食べているときに急かさない

この3つは本当に重要です。子供は色々なことが気になり落ち着かないことも多いですが、そこで大人が上記のお約束を守らずに怒ってしまったりしたら、子供はどんな気持ちで食事をすることになるでしょうか。楽しくない食事は大人だってしたくないはずです。子供の立場になって考えていけると良いですね。気分よく食べることが出来たら心の栄養も摂れるようになり、食材にも感謝をすることが出来る子供に育っていくでしょう。

子供が寝る前におやつを欲しがる本当の理由

そもそも子供は本当に「おやつ」を欲しがっているのでしょうか。よく見てみると寝る前におやつを欲しがる(食べたがる)のには、いくつかの理由があります。自分の子どもがどれに当てはまるのか考えてみて改善していきましょう。

  • 寝る前におやつを食べるのが習慣になっている
  • おやつをストレス解消の手段としている etc.

例えば、心が満たされていないとか、好き嫌いが激しくて「自分の欲しいものだけを食べたがる」など、理由は子ども一人ひとりで異なりますが、親が意識することで改善していくことを真剣に考えてみたいものですね。

最も良くないのは「泣いたらお菓子をあげる」という行為

よくあるのが「泣いてしまうから仕方なくお菓子をあげる」というものです。大人の方が根負けしてしまい子どもの言いなりになってしまうケースです。これでは子どものためにならないのは分かりますよね。

なぜなら子供は、大人の態度や表情などで学習をしていくため「泣いたらお菓子をもらえる」とか「夕飯を食べなくても後でお菓子をもらえる」という風に良くない知恵がついてしまうのです。すると、どんどん大人の言うことも聞かなくなってしまうし栄養を摂らずに偏ったお菓子ばかりを食べるようになってしまいます。これでは健康に影響が出てもおかしくないですよね。大切な子供の健康を守ってあげることが出来るのはママの愛情と食育なのです。正しい食育を親子で一緒に学んでいきましょう。

脳の神経回路は6歳までに完成するという事実

ここでは、細川モモさんの「成功する子は食べ物が9割」という本の内容をご紹介しながら解説していきたいと思います。細川さんは、母子の栄養研究をはじめ、小学生の食事調査やカウンセリングを行っている予防医療のコンサルタントをされています。

細川さんの研究によると、現代では「食事に意識が回らない」というママが多くなっているようです。たしかに、共働きや子育てに家事とめまぐるしい動きになるため時短を重視するあまり栄養価までは気が回らない場合もありそうですね。子供たちの現実も、学校や園、終わったら塾やお稽古ごとが続いて忙しく、元気に外で遊ぶことも減ってきました。あまり子どもを外で見かけることがなくなったことが物語っています。

神経回路の完成に向けて

このように親子が忙しい毎日を送っている家庭が増えており、ファーストフードやお惣菜、外食を利用することも多くなってきます。すると目立った病気をしているわけではないから「子どもは元気」だと誤った認識をしているママも実際にいます。しかし見た目で体格や身長などが順調に大きくなっているから全く問題がないと決めるのは危険です。

実は、脳の神経回路は「6歳までに90%は完成してしまう」のが事実なのです。脳の栄養が偏ってしまえば、鉄分が不足したりして身長の伸びに影響を与えてしまったり、心の健康にも影響を与えてしまうことになるのです。つまり幼児の頃から、健康な脳を作る栄養素を摂る必要があるのですね。

子供の現実

元気だと思っていた動き回る子供でも、実際に血液検査をしてみると意外な結果が出ることがあります。

  • 血糖値の問題が起こっている
  • コレステロール値が高くなっている
  • 尿酸値が高い etc.

尿酸値などは、「おじさんの痛風」だと思うのは危険です。これらは、小学生の子供の血液検査で実際に「値に問題がある」として見つかった事柄です。ちょっと見ただけでは分かりにくい隠れ肥満や内臓脂肪が蓄積していることに気付かないママも多いそうです。栄養のある食べ物は、ママが選んであげる習慣にしていく必要もありますね。子供の「食べたい」を中心としていたら必ず体調を崩す日が来るといえるから怖いですよね。

体を構成しているもの

では、どのような食べ物で栄養を摂るのが、子どもの脳を健康に導いてくれるのでしょうか。

  • 魚(DHA) ➡ 缶詰で青魚(サバやあじ等)を使っても〇。汁ごと摂取するのがポイント
  • ヨーグルト ➡ 効率の良い食べ方は夕食後。本人に合うヨーグルトを探すためには同じものを1週間食べて効果を確かめるのがGOOD。
  • 卵 ➡ アミノ酸スコアの高いものを選ぶ
  • 肉 etc. ➡ 疲れやすい子供には吸収率の高い「ヘム鉄」を含んだ肉を与える

子供の発育に欠かせない筋肉を作ってくれる「たんぱく質」は良質のものを選ぶと良いですね。内臓はほとんどが「筋肉で出来ている」ことを意識すると変化が現れるのではないでしょうか。子供の便秘にも、「押し出す力」が必要なのでたんぱく質をとってお腹がしっかり動くように調整してあげましょう。

栄養素で作られる体

これらを中心とした食べ物を意識していくようにします。しかし最も大切なのは、ママも一緒に摂取するということです。子供だけが健康になってもママが疲れ果てたのでは意味がなくなります。園や学校では、頭を使って知識や教養を身に付けることになります。その考えるための「脳」も食べ物に含まれる栄養によって作られているのです。

  • 脳  ➡ 教育を受けるのに最も必要な臓器。考える力で体の司令塔の役割
  • 筋肉 ➡ 手や足を動かす大切な機能。良質なたんぱく質が必要
  • 内臓 ➡ 胃腸や心臓まで内臓は筋肉で出来ている
  • 血液 ➡ 全身に栄養素や酸素を運んだり、老廃物を排出する
  • 皮膚 ➡ 人間の体を外界から守ってくれる。体温調整などの役割もある
  • 骨  ➡ 体の形を整えたり動かす幹となるもの。歯も骨もカルシウムが必要

こうして見てみると、思った以上に子どもの栄養は「子供の体に大きな影響を与えている」ということが分かりますね。栄養1つでこれらが大きく変化するのですが、良くなるのも悪くなるのも「どんな食べ物を摂取したか」で決定されていきます。また、例えば魚の缶詰などはアレンジがしやすく、災害時の備蓄としても最適なので常備しておきたいですね。

子供の健康にとって深刻な問題

子供も知恵がついてくるため、夕飯が食べれなくても「おやつを食べれば良いや」となってしまう場合があります。そのため野菜やお肉、お魚を食べずにお菓子だけに頼ってしまったりすることで、必要な栄養素が足りていない状態が続くことになります。見た目は元気そうでも、少しずつ栄養の偏りが大きな影響を与えてしまうことが怖いですよね。

そして、年頃の女の子の場合では隠れ貧血になることも考えられます。また、妊娠出産をする予定の女の子にとっては、将来「赤ちゃんを産むための丈夫な体」を整えることが難しくなることもあります。男の子の場合でも、栄養不足になってしまうと、「疲れやすくなってしまい体力づくりが出来にくい」という場合もあるため、結局は悪循環に陥りやすくなってしまうのですね。

睡眠と食生活で子どもの性格も決まってしまう

目に見える体の栄養が食事なら、目に見えない心の栄養は何でしょうか。家族やお友達など身近な人とのコミュニケーションはもちろんですが、最も大切なのは「睡眠」です。大人も忙しさで睡眠不足になるとイライラしますが、子供だって同じです。深夜まで起きていたり、良質な睡眠がとれない場合には発育に大きな影響を与えてしまいます。

  • 睡眠環境 ➡ 安心して眠れる室内。アロマやママの「おやすみ」など
  • 睡眠の質 ➡ 浅い睡眠だけでは疲れが取れないので運動や入浴を工夫する

考えるお勉強が増えると体を動かさないことが多くなります。例えば、入院していると眠れなくなりますが、これは「安心できる睡眠環境」と「睡眠の質が悪くなる」ことから起こります。不安や運動不足からくる浅い睡眠のため寝ても疲れが取れないのなら、ママがちょっとした工夫をするだけで快適に眠ることが出来るようになりますね。

最後にmama’sからママへのメッセージ

今日は、子供が寝る前に食べるおやつについて見ていきました。各家庭での考え方は異なるため、どれが正解で、どれが間違っている…というのはないのですが子どもの健康面から考えてみると、やはり見直したいことが多くありました。これを読んでくださったママたちは、どんな感想をもったでしょうか。

可愛くて、つい何でもしてあげたくなってしまいますが、子供にとって目先のしあわせと将来のたしかな幸せのどちらをあげたいと思うか考えてみると分かりやすいかもしれませんね。口から入るもので一生の健康も変わってきます。仕事も趣味も将来の夢も家族の笑顔もなにもかも「健康」があって初めて叶うものですよね。可愛いからこそ、グッとこらえて寝る前のおやつは控えるように今日から挑戦してみてください。