シングルマザーの誰しもが辛いことやしんどい時があるのは当たり前だと思います。
金銭面や精神的に限界がくることもしばしばあるのではないのでしょうか?
今回はそんな気持ちになった時どうゆう風に乗り越えたらいいのかを考えていきます。
Contents
辛いときにどうすればいいのか?
辛いときの乗り越え方は人それぞれいろいろあるかとは思います。
金銭面での辛さはシングルマザーなら多くの方が経験していることだと思います。
金銭的に安心するには、正直ご自身が頑張って働くことしかありません。
ですが精神面での辛さはストレスを発散することで少しは和らげることができます。
仕事で疲れて帰ってきても育児や家事が待っている毎日にお母さんはへとへと・・・
「もう嫌っ!」投げ出したくなりますよね・・・
シングルマザーはなにがどうして辛いのか?その場合の考え方や対処法はどうしたらいい?などを先輩シングルマザーの意見や私自身の体験などを交えながら解説していきます!
金銭面以外の辛さ
シングルマザーの金銭面以外での辛さとはどういった場合があるのでしょうか?
体験談をもとにいくつか例をあげてみました。
- 自分が病気になった場合の不安
- 子供が男の子だから父親がいないと不安
- 身体がしんどくてもお金の事を考えると仕事を休めなく辛い
- 頼れる人がおらず悩みを相談できる相手もいないこと
などなど他にもいろいろな辛さがあるようです。
私自身の家庭もシングルマザーでしたので、母のしんどそうな顔や辛そうな顔はたくさん見てきました。
そんな母に対して子供ながら喜んでもらおうとお手伝いをしたり、お小遣いを貯めて花をプレゼントしたことを覚えています。
子供自身にさみしい想いをさせていると思っている方も多いとおもいます。
ですがシングルマザーの家庭で育った私だから思うことは、お母さんが笑っている姿が1番嬉しかったなと今では思います。
ストレスが溜まるとイライラしたり、辛くなると笑えなくなることも多々ありますがお子さんの為に適度な息抜きをして笑顔でいることを心がけましょう♪
心が疲れた時の考え方
完璧な母親でなくていい!
家事も育児も仕事も完璧にできるお母さんは一握りしかいません!
誰かしらのサポートがあれば別ですが、シングルマザーはサポートしてくれる人がいない場合も多いです。
なにも全部完璧じゃなくていいんです。
すでに頑張っているんですから!
お子さんにとって母親はあなただけです。
理想像に振り回されず自分のペースで生活していきましょう。
自分だけが辛いと悲観しない!
離婚したてだったり、未婚でシングルマザーになりたてだと、「なんで私だけこんなにつらいおもいをしなきゃいけないの。」と悲観しがちです。
ですがシングルマザーにも楽しいことはいっぱいあります!
子供とお母さん2人だからこその絆ができるんです。
辛くても頑張ればなんとかなります。
今現状を悲観してばかりいないで状況を改善するために行動を起こしましょう。
ほんとうに辛いときは泣いたっていい!
どうしようも無いときはおもいっきり泣きましょう。
案外すっきりするかもしれません。
お母さんだって人間です。泣いても誰も怒りません。
心がポキッと折れることもあります。
どうしようもないときは泣いてストレス発散しましょう。
子育ては案外一瞬!子供との時間を大切に考える
シングルマザーにとって子供の存在は心の支えですよね。
辛いことがあっても子供の顔をみれば頑張ろうと思えるのではないでしょうか。
子供の成長は大人がおもっているより早いです。
今の子供との時間を大切に辛いことも一緒に乗り越えていきましょう。
シングルマザーの子育ての悩み
育児をしていると子供を怒る場合も多々あります。
シングルマザーの場合、お母さんがお子さんを怒るとその後のフォローをしてくれる人がいません。
ですがそこで怒ることをやめてしまっては子供にとって良いことはありません。
怒った後のフォローをしっかり考え、子供と向き合うことが大切になります。
「お母さんはなぜ怒ったのか」「なにがいけなくて、なにがいいのか」など子供にしっかりと理解してもらうことが大切だと思います。
どうしても育児に行き詰った時は、先輩のシングルマザーの方や育児経験者の方にお話を聞くと新しい解決案がみえてくるのでおススメです。
怒る際にしっかりと決まりをつくることも大切です。
例えば、
- 人に会った場合はあいさつをちゃんとする
- お箸はきちんと持つ
- 食べ方はきれいにする
- 人からなにかをもらった時は「ありがとう」ときちんとお礼をいう
- 悪いことをしたら「ごめんなさい」をいう
- 自分より年下の子には優しくする など
子供と話し合ってお母さんとの約束として決まり事をつくると子供も理解しやすいかとおもいます。
できた場合はしっかりと褒めてあげてください。
楽しみながら決まり事をつくれればなお良いです。
シングルマザーへの偏見
世間的にシングルマザーへの偏見を持っている方が多くいらっしゃいます。
- 「子供のために離婚しなければよかったのに」
- 「さみしくて可哀そう」
- 「我慢ばかりさせているんじゃないの」
などをゆわれた経験がある方も多いかとおもいます。
そんな言葉で傷つけられ、シングルマザーを隠している方もいるのではないでしょうか。
シングルマザーは恥ずかしいことではありません。
子供のためにと決断したことは間違いではないのです。
隠さずにいればまわりの人が助けてくれることだってあります。
シングルマザーだから貧困や虐待が多いわけではないのですから。
シングルマザーでも堂々としていれば同じ仲間ができることもあるのです。
偏見をなくすにはそのマイナスイメージをまず払拭していくことが大事だと思うので、子供と二人三脚で自信をもっていきましょう!
辛いときの相談先は?
ではなにかシングルマザーへの救済窓口はあるのか調べてみました。
行政でのシングルマザーへの支援制度だけでなく民間の支援団体もたくさんあったので、その特徴と概要を説明します。
シングルマザー悩みの多くにあるのが経済的な問題です。
母子家庭で働く母親の約半数がパートや契約社員などの非正規雇用です。
児童扶養手当や養育費があったとしても経済的に困窮している場合も多いです。
また働くシングルマザーにとって仕事と育児をこなしながら生計を立てることは大変になります。
行政には様々な支援制度がありますが、役所の窓口に出向いて申請しなければいけなく、そういった情報を積極的には発信していません。
行政での支援制度を知っている方しか利用していないことになります。
ですが民間の支援団体には有益な情報が集まり、必要な人のもとへ必要な情報やサービスを届けることができます。
色々な境遇のシングルマザーに対応し、時には同じ悩みをもつ者同士で寄り添い励まし合うことで問題解決にあたっています。
先輩シングルマザーやシングルファザーの方への意見が聞けたり、メールフォームで相談にのってくれたりなどを行っている団体も多いので、興味があるかたは一度調べてみてはいかがでしょうか?
最後に
今回はシングルマザーの辛いときどうしたらいいのかについて書いてみました。
私はシングルマザーの家庭で育ち、シングルマザーになったこともあります。
離婚したときに家族からもきつい言葉をかけられたこともあります。
結局そういった経験がない人にはシングルマザーのことはわからないのです。
辛いこともたくさんありましたが、その分楽しいこともたくさんありました。
全てのシングルマザーのみなさんが楽しい生活を送れることを願っています。
もし辛いことがあったときに参考にしていただけると嬉しいです。