【VIVANT】病院シーンロケ地はどこ？撮影場所や聖地巡礼スポット7選！

ドラマ『VIVANT（ヴィヴァン）』はその壮大なストーリー展開と同時に、リアルなロケ地の数々も大きな話題を呼びました。

特に「VIVANT 病院」に関するロケ地は、ファンの間で注目されており、実際に足を運ぶ人も増えています。

この記事では、物語のキーとなる病院シーンの撮影場所を中心に、「VIVANT」の代表的なロケ地を7つ厳選して紹介します。

VIVANT 病院ロケ地はここ！撮影に使われた実在の病院

ドラマ『VIVANT』は、その謎多きストーリーだけでなく、リアルな映像美でも多くの視聴者を魅了しました。

特に物語の緊張感が一気に高まる病院シーンでは、撮影に使用されたロケ地が注目を集めています。

ここでは、日本国内で実際にロケ地として使われた「VIVANT 病院」に関連するスポットを詳しく解説します。

千葉大学医学部附属病院（第3話：薫の再出発の場面）

第3話で柚木薫（二階堂ふみ）が再び医師として働き始めた病院は、千葉県にある「千葉大学医学部附属病院」です。

病院の1階ロビーが撮影に使用され、ドラマの中でも非常に清潔感と臨場感が際立つ空間として描かれました。

このシーンでは、乃木（堺雅人）が薫を訪ねる姿があり、人間関係が再び交錯するきっかけの場面として印象的です。

「現場の空気」が画面越しに伝わるほどの緊張感が、視聴者の心をつかみました。

また、この病院は千葉市の中心部に位置しており、実際の医療機関としても高い信頼を得ている総合病院です。

ロケ地としてもアクセスしやすく、聖地巡礼スポットとして訪れるファンも多くいます。

旧筑西市民病院（第1話：逃走と救出の劇的シーン）

続いて紹介するのは、第1話で負傷者が搬送された緊迫の救命シーンで使われたロケ地「旧筑西市民病院」です。

こちらは茨城県筑西市にあり、現在は閉鎖されている元市民病院で、自由度の高い撮影が可能なスポットです。

劇中では、野崎（阿部寛）と柚木が警察に追われる中、患者の搬送と脱出が同時に展開される非常にスリリングなシーンが撮影されました。

照明の演出と緊迫した演技により、廃病院とは思えないほどの臨場感が生まれていました。

この病院の撮影場所は、視聴者の間でも話題となり、「あのシーンの病院はどこ？」という声がSNSでも多く見られました。

特にドラマ序盤のハイライトともいえる展開に、建物そのものの歴史的背景も重なり、より深いドラマの演出が際立ちました。

モンゴルで撮影された病院シーンの裏側

『VIVANT』の魅力のひとつは、圧倒的なスケール感を持つ海外ロケです。

中でもモンゴルで撮影された病院シーンは、現地の風景や建物を活かした演出によって、視聴者を物語の深部へと引き込みました。

この章では、モンゴルで撮影された病院の外観・内観ロケ地と、その背景にある撮影秘話を紹介します。

外観：Khentii州の学校を病院に見立てて撮影

実際に病院として撮影された外観は、モンゴル・Khentii（ヘンティー）州にある第4高校です。

ここは正式には教育施設ですが、その規模と外観の雰囲気が「地方の病院」に非常によく似ていることから撮影に使用されました。

病院の設えは美術スタッフによって丁寧に演出されており、まるで本物の医療施設のような説得力がありました。

また、現地では電力や気候の問題もあるため、撮影には多くの工夫が施されていたようです。

日本から美術チームが持ち込んだ小道具や機材も活用され、リアルな映像美が完成しました。

内観：旧三愛会総合病院（埼玉県）で撮影されたリアルな救急現場

モンゴルで撮影された病院の内観は、実は日本国内の旧三愛会総合病院（埼玉県三郷市）で撮影されています。

この場所は現在は使用されておらず、自由なレイアウトと演出が可能な貴重なロケーションです。

ドラマでは、爆破に巻き込まれたアディエルやジャミーン、そして乃木・野崎らが緊急搬送されるシーンが描かれ、圧倒的な臨場感を生んでいます。

特に印象的なのは、命の瀬戸際にある登場人物たちの表情や会話が、カメラの切り返しと照明によってドラマティックに演出されていたことです。

このリアルな空間の再現には、撮影監督と美術チームの徹底したこだわりが反映されています。

こうしたロケ地の選定と表現力により、『VIVANT』の世界観は現実味を帯び、視聴者に深い没入感を与えています。

丸菱商事のロケ地もチェック！病院とリンクするシーン

『VIVANT』では、物語の要となる企業「丸菱商事」の存在が非常に重要です。

この丸菱商事のロケ地も、病院シーンと同じく注目されており、人間関係や陰謀が動く舞台として緻密に描かれています。

ここでは、ドラマで使用された丸菱商事の外観・オフィス・データセンターのロケ地について詳しく解説していきます。

丸紅本社ビル（東京・大手町）

主人公・乃木憂助が勤務する企業「丸菱商事」のビルとして使用されたのが、東京都千代田区にある「丸紅本社ビル」です。

エントランスや受付、ロビー部分が撮影に使われ、外資系商社らしい洗練された雰囲気が画面にリアリティを加えています。

撮影当日はビルの一部を貸し切り、ビジネスマンが行き交うシーンも多数撮影されていました。

病院とリンクする点としては、誤送金事件の真相を追う中で、薫の存在や彼女の過去の勤務先が徐々に明らかになっていく点が挙げられます。

企業内での陰謀と医療現場での真実が交差し、サスペンス性を高める演出が施されています。

SBSホールディングス（新宿）

丸菱商事のもう一つのロケ地として使われたのが、新宿区にある「SBSホールディングス本社」です。

こちらは主に外観や通用口、ビル前の道路シーンで使用されており、都市の雑踏の中に溶け込む企業ビルとしてリアルな存在感を放っていました。

第1話で、乃木が出社するシーンなどに登場し、物語のスタート地点として印象に残るロケーションです。

これらの企業ロケ地と、病院ロケ地が物語の前半と後半で絶妙にリンクしていく構造は、『VIVANT』ならではの巧みな演出と言えるでしょう。

リアルな商社の雰囲気と、命の現場である病院の対比が、ドラマ全体に深みを与えているのです。

病院以外の注目ロケ地！乃木と薫が再会した場所は？

『VIVANT』では、病院シーン以外にも登場人物の感情が動く重要な再会や対話が、数々の魅力的なロケ地で描かれています。

その中でも特に視聴者の心に残るのが、乃木と柚木薫の再会シーンです。

ここでは、そのシーンが撮影された場所と背景、そして注目ポイントを掘り下げてご紹介します。

つきじ治作（老舗料亭での再会）

乃木と薫が久々に対面するシーンの舞台となったのは、東京都中央区にある「つきじ治作」です。

昭和六年創業の老舗料亭で、格式高い日本庭園と重厚な木造建築が特徴的なこの場所は、静かで感情の機微を映し出すのに最適なロケーションでした。

ドラマでは、緊張感のある会話が交わされる一方で、互いに複雑な感情を抱える二人の関係性が丁寧に描写されています。

この料亭のシーンが持つ重みは、物語の中でも特に大きく、二人の信頼関係が再構築されていく重要なターニングポイントとなりました。

また、料理の描写や器の質感など、細部までの演出が空間の奥行きを感じさせる素晴らしい場面です。

もん吉（月島の下町グルメスポット）

もうひとつ注目したいロケ地は、乃木と野崎がホワイトハッカー・東条と接触した「路地裏もんじゃ もん吉」です。

月島の下町情緒あふれるこの店は、現実にも行列ができる人気店で、ドラマに登場したことでさらに話題となりました。

このシーンでは、ハッキング計画やサーバールーム侵入のきっかけとなる会話が交わされ、物語が大きく動く分岐点となっています。

もんじゃ焼きの煙が立ちこめる中で交わされる会話は、日本独特の空間美と緊張感が同居する独特の演出となっており、視覚的にも印象深い場面でした。

こうしたロケ地のセレクトは、『VIVANT』の世界観をよりリアルで親しみやすいものにしており、ファンにとっては聖地巡礼の候補としても人気を集めています。

VIVANTのロケ地巡礼で気をつけたいマナー

『VIVANT』の世界に魅了されたファンの多くが、ロケ地を巡る「聖地巡礼」に足を運んでいます。

しかし、実際の撮影地は一般の病院や企業、商業施設、公共の場所であることが多く、訪問の際には配慮が欠かせません。

ここでは、巡礼を楽しむ上で知っておきたいマナーやルールについて紹介します。

施設利用者への配慮を忘れずに

まず何より大切なのは、施設の本来の利用者に迷惑をかけないことです。

たとえば病院であれば、患者さんや医療スタッフが日常的に利用しています。

大声で話したり、無断で写真を撮ることは絶対に避けましょう。

また、撮影で使われた場所が現役の企業や店舗である場合は、営業時間や業務中の訪問を避けるといった配慮も必要です。

可能であれば、事前に施設側へ確認を取ることもマナーのひとつです。

立ち入り禁止区域に注意

もうひとつの注意点は、立ち入りが制限されているエリアへの無断侵入です。

ロケ地だからといって、すべての場所に自由に入れるわけではありません。

「関係者以外立入禁止」「撮影禁止」などの表示がある場所には、決して立ち入らないようにしましょう。

たとえその場所がドラマに登場していても、実際には立入禁止であることも多く、ルール違反は施設側の迷惑になってしまいます。

また、そのような行動がファン全体の印象を損ねる原因にもなりかねません。

安心・安全な巡礼を楽しむためにも、常識的なマナーと敬意を持った行動を心がけることが大切です。

ロケ地に行くなら今！VIVANTファン必見の巡礼ルート

『VIVANT』のロケ地は全国各地に点在しており、そのすべてを一度に回るのは大変です。

そこで、関東圏を中心とした効率的な巡礼ルートをご紹介します。

アクセスしやすい順番で回れるように整理しましたので、ファン旅の参考にしてください。

関東エリア ロケ地巡礼モデルコース

このモデルルートは、1泊2日でも十分に巡礼できる構成です。

東京駅を起点にすれば、公共交通機関だけで効率よく回ることも可能です。

また、すべての施設が観光地としても魅力的な場所にあるため、撮影スポットを巡るついでにグルメや文化体験も楽しめます。

さらに時間があれば、埼玉県三郷市の旧三愛会総合病院（モンゴルの病院内観シーン）や、多摩市の「LINK FOREST（データセンターのゲート）」なども追加可能です。

このようにルートを組み立てることで、ドラマと現実が重なり合うような体験ができるのが『VIVANT』巡礼の醍醐味です。

VIVANT 病院ロケ地と物語をつなぐ感動のまとめ

『VIVANT』に登場する病院ロケ地は、単なる舞台装置ではありません。

それぞれの場所が登場人物の生死や運命、そして感情の交錯を映し出す重要な要素となっています。

病院という「生と死の境界線」に立つ空間が、物語に深いリアリティと説得力を与えているのです。

たとえば、柚木が再び医師として働く姿が描かれた千葉大学病院。

ここは、彼女が過去と向き合いながらも新たな道を歩み始める再生の場として機能していました。

乃木との再会によって、それぞれの想いが再燃する場面でもあり、視聴者にとっても記憶に残る感動的なシーンとなっています。

一方、旧筑西市民病院や旧三愛会総合病院など、閉院した施設を使ったシーンでは、ドラマの緊迫感を一層引き立てる美術と演出が際立ちました。

生きるか死ぬかという極限状態の中で見せた乃木や野崎、柚木たちの姿が、視聴者の胸を打ち、深い共感を呼んだのです。

これらのロケ地を実際に訪れることで、スクリーン越しの物語が現実とつながるような感覚が味わえます。

「あのシーンはここで撮られたのか」と思い出しながら歩く時間は、ドラマの感動を何度でも追体験できる貴重な機会になるでしょう。

『VIVANT』という作品は、人間ドラマ×国際サスペンス×圧巻の映像美が融合した新しい時代の傑作です。

その魅力をより深く知るためにも、ロケ地巡礼という形で物語の余韻を楽しむのはいかがでしょうか。