お年賀 のしの書き方や貼り方マナー

お年賀

お年賀として持っていくときに、のしにどう書いたらいいか知らないと、その時に慌てますね。そうならないように、のしの書き方や貼り方のマナーについてご紹介します。特にお年賀はお祝いの意味も込めた贈り物なので、正しい書き方をして贈りたいですね。



お年賀にふさわしいデザインののし紙

引用元:https://nakayadejav.com/146.htm

お年賀は、お正月に迎えるお歳神様へのお供えとしてお互いに持参した習慣が、現在のお年賀の由来です。現在のお年賀は、お世話になった人、つまり親や親戚、上司や取引先、習い事の先生、ご近所やお世話になった友人などへ贈り物をすることです。

お年賀ののし紙

一般的なのし紙は、白地に紅白5本の水引で、蝶結びにしたのしを使います。のし紙の右にのしがついているデザインで、最近ではかわいいのし紙やトラディッショナルなのし紙が出てきましたが、お年賀は、年上の方への贈り物なので、あまりくだけたかわいいのし紙やトラディッショナルなのし紙は適しません。

お年賀は、何度でもお祝いしていい贈り物なので、水引の結び方はすぐにほどける蝶結びの柄にします。紅白が一般的ですが、特別なお年賀は金赤や金銀の水引を用いる場合もあります。お年賀に簡易的な「短冊のし」を使うこともあります。「短冊のし」も同様で、水引の上にお年賀と書き、水引の下にはフルネームで名前を書きます。

のしの名前なしは大丈夫?

お年賀の表書きは、「御年賀」や「御年始」と書きます。「賀正」でも構いません。年末に渡す場合の表書きは「お歳暮」です。お年賀の時期をすぎてしまった場合は、「寒中見舞い」として渡します。一般的に表書きの下には、個人的に送るときはフルネームで名前を入れます。

親や親戚などへ夫婦連名で名前をいれる場合は、水引の下側の右にフルネームで夫の氏名、左に小さく妻の名前のみを書きます。家族代表として入れる場合は姓のみを入れます。また、親しさの度合いに応じて代表して夫のフルネームのみを入れたり、下には何も書かなかったりすることもあります。

表書きは、基本的には黒ずみの毛筆で書くことが正しいですが、筆ペンでもOKです。サインペン、フェルトペンでかかれることも多くなりましたが、目上の方への贈り物なので避けたいですね。もともと「お年賀」と印刷してあるのし紙を購入するか、ネットからダウンロードすると書く手間がいりません。

のしの貼り方

引用元:https://www.seikotei.jp/user_data/noshi

お年賀は持参する物なので、包装紙の上にのしを貼る「外のし」にします。「外のし」だと、お年賀だということがすぐにわかります。「内のし」は、自分にお祝い事があった場合に控えめに贈る場合やお祝い事のおすそ分けという意味で品物に直接のしを貼って、その上に包装紙で包みます。

そのため、持参するお年賀には「内のし」は不向きです。ただ、どうしてもいけない時のお年賀を郵送する場合は、「内のし」にします。短冊のしを使う場合は、品物の正面右上に貼ります。短冊のしは贈答品の大きさに応じて上下余白をカットして、両面テープで貼るときれいに貼れてはがれません。

お年賀の渡し方

引用元:https://minnano-20.com/1133.html/

お年賀を持参するときは、必ず、少し前にお伺いすることを電話で連絡して、先方の都合を確認してからお伺いするようにします。元旦や午前中はゆっくりとされていることが多いので、2日か3日の午後1時~2時くらいに訪ねることがいいでしょう。

食事時間になると、先方がもてなしをしなくてはと準備しているかもしれません。むしろ、食事時間をさけて、長居しないように気をつけましょう。ただ、親戚などで集まるときに家主にお年賀を渡すときは、皆がいる場所を避けて、先にお年賀を渡します。

お年賀は、風呂敷に包むか紙袋に入れて、相手の前で風呂敷をほどくか紙袋から出して渡します。どうしてもいけない場合に、郵送するときは店舗からの直送はNGです。自宅からの郵送にして送ります。お年賀は基本的には持参するものなので、お年賀の時期をすぎてから「寒中見舞い」として送るなら、店舗からの直送もOKです。

お年賀はいつまで?

お年賀を渡す時期は、3が日が一般的ですが、「松の内」までならお年賀として持参することができます。「松の内」とは地方により多少日にちが違いますが、関東では1月7日まで、西日本では1月15日までが一般的ですが、東北地方や東海中部地方は地域により違いがあります。そこの地域の松の内をあらかじめ調べてから持参するといいでしょう。

「松の内」とは、門松飾りをしている期間のことで、松の内の最後の日に松飾りを外します。昔は15日に神社で「どんど焼き」で焼いてもらいました。歳神様が寄ってこられておられた鏡餅を食べる鏡開きも15日に行っていました。お年賀を渡せず、松の内を過ぎた時は、表書きは「寒中見舞い」として贈ります。

喪中のときのお年賀

喪中のときは、お正月のしめ飾りや門松などもしないので、お祝い事を避けることが一般的です。そのため、松の内を過ぎてから「寒中見舞い」として持参する方がいいでしょう。相手方は喪中なので、もてなしすることを控えている場合があります。

相手方か自分側が喪中の場合は、御年始の挨拶は控えさせていただくことを連絡しておきましょう。もし、相手方が喪中であることを知らなかったとしても、事前に連絡を入れると伝えてもらえるでしょう。喪中の場合にお年賀を持参することは避けた方がいいですが、お年賀を贈答することがいけないわけではありません。

喪中でお世話になった方へお礼と感謝の意を伝えるためにお年賀を持参するときは、紅白の水引がない無地のものを使います。表書きは「御挨拶」と書いた方がいいかもしれません。基本的には喪中の場合はお年賀を避けて、松の内が過ぎてから「寒中見舞い」として贈ることが一般的です。

お年賀の品物でよく選ばれる物

引用元:https://gift-manners.shaddy.jp/article/466/

お年賀として贈る品物で多いものは、コーヒーや紅茶などの嗜好品や和菓子や洋菓子、タオルや入浴剤などの日用品が一般的です。先方のお好きなものがわかれば、それをお年賀として贈ると喜ばれます。地元の名産品も喜ばれることが多いです。もてなしを受ける場合に家主に送るときは、すぐに開けて皆に出せるものがいいでしょう。

お年賀の平均的な値段は、親や親戚、友人や知人などへは3,000円くらいで、上司や取引先は5,000円くらい、隣近所へは1,000円~2,000円くらいです。贈る相手や自分の懐具合によってお年賀の品物を考えましょう。

お年賀のお返しはどうしたらいいか

引用元:http://www.aussie-fan.co.jp

お年賀をいただいたら、お返しをしなくてはと思いますが、お年賀はお世話になった方へのお礼や感謝とお祝いの意味があるので基本的にはお返しは必要ありません。お返しをしたいと思われる場合は、おせち料理とお屠蘇でおもてなしをしたり、もてなしをしないときは地元のお土産をあらかじめ準備して、それを渡すといいでしょう。

お返しの値段は、お年賀の品の半額くらいが適当とされています。高価な物ではなく手土産として持ち帰れる品物をお返しにします。

最後に

引用元:https://www.hibiyakadan.com/

お年賀ののし紙は、紅白の蝶結びでのしがついた紙を使います。簡略な短冊のし紙でも構いません。表書きは、黒墨で毛筆か筆ペンで「御年賀」か「御年始」と書きます。名前は水引の下にフルネームで書くことが一般的です。相手によって、家族を代表して家長の名前だけを知れたり連名で入れたりします。喪中の場合はお年賀を避け、松の内かを過ぎてから「寒中見舞い」として渡すことが一般的です。