4月に入り、ぽかぽか陽気の暖かい日も多くなってきましたが、それと同時に紫外線が強くなってきていることを実感している方も多いのではないでしょうか。
4月~5月は、1年で最も紫外線量が多くなってくる時期。
外に出て遊ぶ子供に付き添う機会の多いママさん達は、そろそろ紫外線対策を始めることをおすすめします。
店頭では、早くも夏を意識した日焼け止めや帽子などさまざまな日焼け対策グッズが並んでいます。
どれにしようか迷っている方は、2019年のトレンド日焼け対策グッズであるラッシュガードを使ってみてはいかがでしょうか。
今回は、注目のラッシュガードについて、素材や最適な商品の選び方などをご紹介します。
Contents
ラッシュガードって何? どういう目的で使われていたの?
ラッシュガードとは、海や山などの厳しい環境下で紫外線や水などのダメージから肌をガードすることや、保温性を保つことを目的としたインナーのことです。
スポーツをされている方ならば、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
紫外線カット率はなんと90%以上もあり、UVカット効果を謳う普通のパーカーや帽子よりも日焼け対策効果が高いです。
近年ではスポーツシーンだけにとどまらず、日常シーンでも活用できるようデザイン性を増した商品が続々と登場し、人気を集めています。
ラッシュガードは水着の代わり、または水着の上に着用しても全く違和感がないので、産後のお腹周りや二の腕が気になるママさん達の需要も高まっています。
ラッシュガードの素材で一番最適なものは?
スポーツ用のラッシュガードは肌をガードして水や空気抵抗を少なくすることを目的としているため、比較的ピッタリとした構造で薄手の生地のものが多いです。
一方、ラッシュガード素材の衣服は比較的ゆったりした作りのものが多いです。
デザイン性もあるので、アウトドアだけでなく日常生活の幅広いシーンで活用できます。
ラッシュガードに使用されている素材は、合成繊維のポリエステル、ポリウレタン、ナイロンなどが主流です。
では、各素材のメリットとデメリットを見ていきましょう。
ポリエステルのメリットとデメリット
引用:https://www.jcfa.gr.jp/about_kasen/knowledge/shape/index.html
ポリエステルは吸水性、保湿力、速乾性が高いというメリットがあります。
冬にも重宝する素材ですが、静電気を帯びやすい性質のため、肌にダメージを与えやすいのが難点です。
肌の弱い人はかゆくなる場合もあります。
そのため、春~秋の乾燥しないシーズンであれば、問題なく利用できるでしょう。
ポリウレタンのメリットとデメリット
引用:https://www.boken.or.jp/knowledge/fiber/post_3/
ポリウレタンは伸縮性に優れているので、肌にピッタリと密着しやすい繊維です。
しかし、急激な温度・湿度の変化に弱いため、使い方によってはすぐに劣化してしまう恐れがあります。
ナイロンのメリットとデメリット
引用:https://www.jcfa.gr.jp/about_kasen/knowledge/shape/index.html
冬用のウェアにもよく使用されているナイロンは、吸湿性と速乾性に優れており、しわになりにくいので手入れも簡単な素材です。
ユニクロのヒット商品であるヒートテックにも使用されていることで、お馴染みの素材です。
雨風や海水にも強く、長持ちするなどたくさんのメリットがありますが、唯一の欠点は熱に弱いこと。
乾燥機にかけたり、天日干しにしたりしてしまうと、変色や劣化を招いてしまいます。
ラッシュガードの様々な素材による違い
ラッシュガードは、スポーツ用のラッシュガードと日常でも使えるラッシュガード素材を用いた衣服の2種類があり、それぞれ使用されている素材の配合率が異なります。
スポーツ用のラッシュガード
マリンスポーツ用のラッシュガードのほとんどは、主にナイロンとポリウレタンが使用されています。
UVカット、保温、吸水性、速乾性を兼ね備えており、伸縮性と耐久性にも優れています。
ピッタリしたフィット感ですが、水中に入ると水圧によってゆったりした隙間ができるので、快適に過ごせます。
ゆったり着こなしたい場合は、ワンサイズ上の製品を選ぶようにすると良いでしょう。
これからの季節、快適にマリンアクティビティを楽しみたいなら、厚手のラッシュガードがおすすめです。
ラッシュガード素材の衣服
引用:https://www.nissen.co.jp/item/AAH0118B0001
ラッシュガード素材の衣服は、主にポリエステルなどで構成されています。
ぴったりと体にフィットするラッシュガードと比べ、ゆったりとした作りになっているので、お腹周りやヒップなど、気になる部分を隠してくれます。
さらに、UVカット効果を謳う製品よりも大幅に紫外線をカットしてくれます。
薄手のものであれば通気性も良く、持ち運びしやすいのでおすすめですよ。
ラッシュガードの最適な選び方
ラッシュガードにはたくさんの種類があるため、目的に合わせて最適なものを選ばなければなりません。
ここでは、ラッシュガード選びのポイントをご紹介します。
日焼け対策を重視したい人におすすめのラッシュガード
ラッシュガードは平均90%以上も紫外線をカットしてくれますが、実は色や素材によってもカット率が異なります。
例えば、夏にピッタリで涼しげな白色はUVカット率が60%しかなく、熱そうなイメージがある黒色は紫外線カット率がなんと98%もあります。
黒色系統の濃い色を選ぶようにすれば、紫外線をさらにカットできます。
ただし、黒色は熱を吸収しやすいため、通気性も考慮するならポリエステル素材のものを選ぶと良いでしょう。
意外と見落としがちな首、手、足を守ってくれるラッシュガード素材の衣服と併用することをお勧めします。
体型隠しを重視したい人におすすめのラッシュガード
引用:https://www.nissen.co.jp/item/AFG0417F0005?areaid=spSL16WI104&anken=SL16WI104_PC_rank
UVカット率よりも体型を隠すことを重視したい方は、断然ラッシュガード素材の衣服がおすすめです。
ラッシュガード素材の衣服はデザイン性を重視したものが多いため、丈の長いパーカーを選ぶと気になる部分を隠してくれます。
日焼け対策を怠りがちな首回りも、フードが守ってくれるので安心です。
足回りは、レギンスまたはトレンカ仕様のラッシュガードを着ることで、体のラインを引き締めてくれます。
スカート、ショートパンツ、ハーフパンツと組み合わせることで、普段着でも違和感なく使えますよ。
「ラッシュガードの素材」のまとめ
ラッシュガードは紫外線を大幅にカットしてくれる上、安くて丈夫なのでおサイフにも優しいのは嬉しい限りです。
耐久性を追求した素材なので、1着あれば普段着はもちろん、海や山などのアクティビティシーンでも大活躍してくれるでしょう。
子供向けのラッシュガードも販売されているので、親子でペアルックをするのも楽しそうです。
今年の夏は、ぜひラッシュガードを紫外線対策に取り入れてみてください。