ワーママにとって、大きな悩みの種がお料理だという人も多いのではないでしょうか。お掃除やお洗濯と違って「後まわし」とはいかないのも、お料理でつまずいてしまう原因となっています。
家族がお腹を空かせていると思うと、出来るだけ時短で栄養価の高いものを食べさせてあげたいですよね。今日は、お仕事に家事に子育てにとフル回転のワーママの味方となれるような知恵をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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夕飯の献立(時短メニュー)
引用:https://www.pinterest.jp/
画像は、色々な画像集の中から素敵な夕飯を参考にさせて頂きました。色とりどりで見ただけでも美味しそうですよね。こんなイメージのお夕飯が時短で完成できるってご存知でしょうか。
ただでさえ忙しくて自分の時間も持てないほど大変なワーママは、栄養も手間も本当はしっかりとかけて作りたいと思っているものです。でも、そこは限られた時間の中で作るわけですから、上手に利用できるものは利用していきましょう。時短を重視したレシピの具体例を挙げていきますね。
時短で勝負するレシピ集
夕飯を時短で勝負するという意味では、下処理を行っておくと便利になり大きく時短になります。ここでの内容は、お勧めの「時短メニュー対策」となっています。みんなも使っている効率の良いレシピをぜひ参考にしてみてくださいね。
1日目 お野菜の煮込み
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こちらの画像は、ぷにさんの和風ポトフです。お野菜の甘みとだしがよく出て1年中重宝しそうですね。もちろん、このまま食べても美味しいですが今日は、お野菜を時短メニューに変えることを中心にご紹介いたします。
1日目 下準備をメインメニューにする
野菜炒め
野菜炒めは、文字通り野菜を炒めるものです。濃い味付けをせずに使うか、多めに作っておいて薄味と濃い味の2パターンを作っても良いですね。お野菜だけではなく、ハムやお肉などを入れると適度に油分も補給出来て肌にとっても保湿効果や便秘解消へとつながります。そして野菜炒めとして残したものを2日目に利用しますので、傷まないように保管しておきましょう。
ポトフ
お野菜もお肉も一緒にコトコトと焚いて温かく、寒い季節には特に体が温まるので優しいメニューですね。1日目は、このようにポトフとしてメインメニューに持ってきます。もしパパや家族のボリュームが足りないと感じる時には、副菜でサッと炒めモノや煮物のお惣菜でも付け合せると簡単に時短メニューのまま栄養バランスが更に良くなります。
2日目 ちびっこメニュー
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こちらの画像は、おうちごはんさんのカレーライスです。1日目のポトフを利用して今日は、ちびっこに大人気のメニューを2つご紹介していきます。
焼うどん
- 茹でたうどんの麺をしっかりと熱したフライパンの上で好みのたれ(焼き肉のたれ、醤油、ケチャップなど)を適量と併せて炒めます。
- 次に1日目に使った野菜を足して、軽く炒めたら出来上がりです。
ポトフとして利用した後なので、お野菜の出しもしっかりと出ていて美味しいですよ。しかも野菜は火を通してあるので時短で簡単メニューとなるのですね。
また、物足りないと思ったら、お味噌汁やおにぎりなどを併せても○。更に栄養バランスが良くなります。
カレーライス
ここで、おうちごはんさんのカレーライスが登場です。画像で見ても、まるでお店のメニューみたいで素敵ですね。カレーライスにはスパイスが効いているので、フルーツや生野菜などが添えられていると、箸休めにもなるので見習いたいところです。
ちびっこで野菜が苦手な場合だと、カレーのスパイスや旨味が手伝ってくれて野菜の匂いなどが強くないので、小さく刻んであげたり、お肉をミンチや魚肉ソーセージに変えてみるなど工夫をしてあげると良いでしょう。
3日目 1品でメインメニュー
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3日目は、ついに残り物が夕飯の主役になります。いわゆるご飯ものを大人向けへと変化させていくのですね。
中華丼
- 1日目に作ったポトフの野菜を使って、中華鍋に入れる
- 軽く炒めたら好みの魚介類を併せて味付けをしていく(いつもの中華丼の味付けを予め作って用意しておくと良い)
- 味がなじんだら火を止めて片栗粉でとろみをつける
- ご飯にかけて出来上がり
元々加熱してある野菜なので、火は軽く通すだけでOK。小さな子どもがいる場合には、やけどをしないように他の容器に入れて冷ましてあげてくださいね。
また、魚介類は加熱によって、身が縮んでくるので最後に火を通すのが正解ですね。また、電子レンジで予め過熱をしてから鍋に移し入れて仕上げるのも簡単で、より時短に繋がります。
カレードリア
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カレー味は、大人から子供まで喜ばれるメニューですよね。また、カレーの残りを使うことは、どんなものも美味しくしてしまう魔法のようなお助け調理法です。
- 2日目に作ったカレーを使ってご飯にかけます。
- 予め作っておいたホワイトソース(缶詰などを利用してもOK)をかけてオーブンで焼く
好みで画像のように卵を落としても良いですね。同じカレーでもアレンジの仕方で全く感覚の異なる時短メニューに変わります。このほかにも、残り物を主役にするコツは初日の野菜などを強い味付けにしないことです。ぜひ時短夕飯に挑戦してみてくださいね。
ホワイトソースなど
ホワイトソースは、手作りして冷凍しておくと便利です。赤ちゃんがいる家庭では、製氷皿に入れて冷凍すると少量ずつ使うことが出来て離乳食にもなるため重宝しますよ。我が家は、手作りして小分け冷凍をしていました。もちろん、時間的な問題など「作れない」場合には、もちろん缶詰でもOKです。
夕飯作りのための時短テクニック
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これまでご紹介したように、毎日を快適に時短で調理するためには、その食材の保管の仕方を工夫する必要が出てきます。調味料、お野菜、お肉、お魚、その他もろもろと冷蔵庫を上手に活用して、手抜きしても愛情は抜かない夕飯にしていきましょう。
複数の献立をあらかじめピックアップしておく
ワーママたちの食事にかける平均時間は、およそ35分というデータがあります。仕事が終わってから帰宅して、子どものことや明日の準備などもあるのに夕飯を毎日作るのは本当に大変な労作業ですよね。
そんなワーママ達が実践しているのが「あらかじめ献立をピックアップしておく」というものです。出来れば、3~4パターンくらいを失敗した時の対策として持っておくと安心です。
献立を決めておくメリット
献立を予め決めておくと色々な無駄を省くことが出来て、時間的にもコスト的にも良いことがいっぱいあります。では、ワーママが感じた献立を決めておくメリットをご紹介していきますね。
- キッチンに入った時に献立で迷う時間をなくすので時短になる
- 調理の優先順位をつけやすいため時短に繋がる
- 買うものが決まるのでまとめて購入することで無駄遣いが減る
- ネットスーパーなどで注文して配達日や時間を決めておくことが出来る
- etc.
献立を考えておくとメリットはこんなにあるのですね。一度、夕飯の献立について見なおしてみるのも良いですね。実は回り道に見えて、結果的には時短に繋がったりメリットをたくさん得られる場合が多いようです。
利用できるものは利用する
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冷凍は使いたくないという手作り派のママも多いですが、近年は冷凍の技術が進んでおり食品を新鮮なまま保存することが出来るので、思ったよりも便利で使いやすいのですね。
また、栄養価も高いものが多くなってきました。生野菜のように価格が大きく変動しないのも魅力の1つです。そういった利点はワーママこそ上手に利用した方が良いようですね。冷凍や缶詰、保存食を使ったから「手抜き」ではありません。家族を思う気持ちがそこにあれば、とても素敵な夕飯になるものです。
防災を兼ねてもOK
全国的に天候による自然災害が起こっています。地震やいざという時のために普段から缶詰や保存食を常備しておき、夕飯などに使いながら減ったものだけを補充していく準備の方法も良いアイディアです。リュックなどに入れて、いくつかに分けて置き家族みんなで把握しておくと、より安心です。
また、自家用車を持っている人は防災リュックを少し車内に入れておくのも良いかもしれませんね。自家用車で逃げることは絶対に避けておく必要がありますが、常備食を保管しておく場所としては、取り出しやすいので実践しているママも多いようです。
キッチン家電をフル稼働
家電グッズの進化は目を見張るものがあります。材料を入れたらスイッチオンするだけのものや喋りかけてくれて誘導してくれるものまで…これらを利用するのもワーママの腕の見せ所です。
- 真空保温調理器
- 電子レンジ専用圧力鍋
- ノンフライヤー
- フードカッター
- 炊飯器etc.
これらのキッチン家電は時短にもなり、ワーママの体力的な負担も軽減できるので惜しまずフル稼働してみるのもアリですよね。お出かけのついでに家電ショップをのぞいてみるのも楽しいものです。
赤ちゃんがいる家庭の場合
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赤ちゃんがいる場合には、離乳食や幼児食を別々に作ると大変ですよね。そんな時には、大人の夕飯を作る途中(味付けをする前の状態)で別に取り分けておくと仕上げが楽になります。
栄養のバランス
実は、mama’s自身も数年前までは、「まめに栄養を考えて食事を作るのは専業主婦じゃないと出来ない」と考えていたことがありました。しかし、実はワーママだからこそ自分や家族を守るためにも栄養にはしっかりと気を付けていった方が良いのですよね。
栄養があるものを作る自信がない人でも利用しやすいのが、次にあげる宅配です。人数分の食材や栄養バランスが考えられているので、慣れるまで利用するのも初心者さんには心強いようです。また、それらを利用する時に献立の作り方や調理のアレンジなどを研究するのも良いでしょう。真似をしているうちに要領がよくなって、悲惨に見えない献立だけでなく、時短献立を作ることが出来るようになります。
時には宅配を利用する
いつもだと味気ないかもしれませんが、時には下準備がしてある宅配を利用するのも1つの手ですよね。もちろんサービスを使ったからと言って手を抜いているわけではないし、ワーママが多くなった時代だからこそ発達したサービスなので甘えてみるのも自分を大切にする意味では必要なことではないでしょうか。栄養も考えられているのでバランスの良い食事を摂ることが出来ます。
時短テクニックを活かせるコツ
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時短テクニックは、たくさんのワーママが苦労して考え出した知恵でもあり、共感するからこそ広まるのですよね。では、今度は時短にするためのテクニックを献立以外で見ていきましょう。
ネットスーパーを利用する
意外と時間を取られてしまうのが夕飯のお買い物ですよね。みんな仕事帰りによるためレジが込んでしまったり、車で通勤の人は渋滞に巻き込まれたりします。また公共機関の乗り物を利用する人では、人込みに疲れてしまうだけでなく思い荷物を持つことになってしまうのですね。
先ほども少し触れましたが、そんな時には思い切ってネットスーパーを利用してみましょう。ここ最近は、いろんな企業がネットスーパーを提供してくれているため自分の好きなお店を選びやすいのも魅力ですね。日用品も一緒に自宅まで配達してもらうとワーママの仕事が1つ楽になります。
お買い物へ行く時には
ネットスーパーを利用するもう一つの利点は、うっかり余分なものを購入しなくなり計画的なお買い物となるため、家計の管理がしやすいのが良いところです。学校や職場からの帰りは、ちょうど空腹の時間帯なので、うっかり無駄買いをしてしまう可能性が高くなってしまいます。
スーパーへお買い物へ行かなくてはいけないし無駄もしたくない…というママは、スーパーへ入る前にガムやちょっとしたお菓子など、少し食べてから行くと良いですよ。お腹の空腹を紛らわしておくだけで、無駄なお買い物や衝動買いを防ぐことが出来ますので試してみてくださいね。
パターン化してしまう
パターン化というのは、数日分の献立を決めておくだけでなく、夕飯づくりに独自のワーママルールを作ってしまうことも当てはまるのではないかとmamasは考えています。
例えば…
- ワンプレートにして洗い物を減らす
- 大人食の仕上げ前に薄味のまま子ども用として利用する
- みそ汁などの汁・スープなどは数日分を作っておく
- 野菜は下処理をして冷凍しておく
- 作り置きおかずが出来なくても気にしない
- 手作りだけが愛情ではないと良い意味で開き直る
- 残ったおかずは次の日に利用するか冷凍保存して再利用する
- etc.
ワーママ達の気持ちやルールに共感できるものがあるのではないでしょうか。献立と同じように家事もパターン化してしまうとワンオペでも時短に繋げる救いとなるかもしれませんね。
ワーママ達の悲痛な思い
フルタイムで働いているワーママは特に、帰宅後に夕飯を作っていたら食事をする時間が21:00を過ぎてしまうこともあります。子どもにとってもワーママや家族にとっても良いことではありませんよね。もちろん健康面も心配になってきます。
しかし多くのワーママ達は、「フルタイムで働いているのだから仕方ないな」と半ばあきらめモードになることも多いのです。だからこそ、少し手を抜けるように時短の知恵をシェアし合って、ほんの少しでも楽しい毎日にしていきましょう。
時には冷凍も活用すべし
冷凍食品を利用すると、「手を抜いている」と思われるのではないかと周囲を気にして利用できない繊細なワーママもいますよね。しかし現在は高度な技術により、冷凍私欲品も進化しているのです。
特に野菜などは、一番良い時期に急速冷凍してしまうので新鮮なまま家庭で取り入れられたりします。もちろん栄養価も○。価格も生野菜よりは安定しているので、保存用にチェックしておきたいですね。毎日を頑張っているワーママたちは、上手に冷凍食品も味方にしてしまいましょう。
完璧主義をやめる勇気も必要
ワーママにとって一番大切なのは、「完璧主義をやめる勇気も必要」ということです。ついつい一生懸命になってしまいますが、ワーママは「ママ」であり「妻」であり、そしてご両親にとっては「娘」としての役割もあるのです。
忙しすぎて、もしかしたら自分の時間さえ取れない毎日を送っているのではないでしょうか。このように忙しいのが当たり前のようになってしまうと必ずといっていいほど体を壊してしまう瞬間がやってきます。
みんなのことが大切だからこそ、みんなのために「上手な手抜き」をすることが、実は「最大の腕の見せ所」なのではないかとmama’sは考えています。それはママの体の限界いっぱいになるまで疲れを溜め込まないことが重要なのですね。美味しいメニューを作ることも大切ですが、ママが元気でいることが何よりのごちそうだと知ってほしいものです。ワーママの笑顔だけは誰にも代わることが出来ないのですから…。
最後にmama’sからママへのメッセージ
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今日は、時短献立についてワーママの悩みを解決できる知恵をたくさん見ていきました。みなさん、とても苦労して工夫をされているようでしたね。夕食づくりを時短するには、いつもの作業や手間を少しだけ冷凍や器具などで短縮してしまう方法が最もよく取られている工夫のようでした。
また、最近ではネットスーパーを利用する人も増えてきましたね。mama’sもたまに利用していますが、売り出しの日も同じ価格で購入出来たりするのでお勧めです。ただし、ポイントが使えない店舗があったり、品物を自分で選べないといった要素は外せないのが難点です。
他のワーママさんたちの工夫を見ても全部取り入れる必要はありません。自分の生活スタイルに合うものを「取り入れてみたい」と感じたものだけ挑戦する…という形で十分です。周囲を気にして頑張ろうとすると変な力が入ってしまい、体を壊すことになります。そうなると本末転倒ですよね。気楽に楽しく…参考にしてください。