【ワーママの退職】きっかけや決め手はコレでした!

ワーママ

ワーママの退職する「きっかけ」や「決め手」となることは、人によっていろいろあります。他のママはどんなことが退職する決め手になったのか、人の「きっかけ」って気になりますよね。

今日は、そんなワーママの退職に対するきっかけなどをケースごとに見ていきます。ワーママで今、退職をしようか考えている人も、すでに退職した元ワーママも、ぜひ参考にしてみてください。

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ワーママの退職となる決め手(きっかけ)

ワーママたちは、ちょうどmama’s世代なので下記のような事情が発生することも多いですよね。他のワーママは、これらの事情が退職の原因や決め手といった「きっかけの1つ」になっている場合があります。きっと、自分の退職の決め手となったことと重なる部分がある人も多いと思います。

  • 妊娠出産
  • 家族の病気・看病
  • 職場の人間関係
  • 契約内容の不満
  • 成績への自信喪失
  • 夫の転勤など…

このようにワーママの退職となる理由では、子どもの進学など「家族の人生に大きな節目が訪れたとき」に仕事を辞めることが最も多いようでした。例えば、「小学生に上がるから…」がきっかけとなるのは、小学生になると幼稚園より早く帰宅することや慣れない環境で頑張る我が子をサーポートするためだったりします。

では現実に、どういったことが直接の決め手となって退職したのか、元ワーママさんたちの声を見ていきましょう。

1.「ワーママを辞めたい」A子さんの場合

A子さんの場合には当時、次のような状況があったようです。

  • 幼児と小学生の2人を持つワーママ
  • メディアで言われる子どもの教育費や老後が不安になり漠然とワーママになった
  • いくら働いても不安は消えない
  • 残業なしとの条件で働いたが、実際には残業があり心身ともに疲れる
  • 今は退職後の経済的な不安が大きくて悩んでいる

こうした悩みを持つワーママは意外と多いですよね。もしかしたらA子さんの特別な悩みというよりは、ワーママ全体に共通する悩みなのかもしれません。しかし、これに対して他のワーママ達からは次のような厳しい意見も見られました。

これに対する多くの意見

  • 家計が心配ならパートをする
  • 夫が高収入なら専業主婦でも良い

上記のように2つに大きく分かれました。夫の収入だけで生活が成り立つのなら子どものそばにいて育児をした方が良いという意見、いくら働いても何年たっても経済的な不安はみんな持っているので働いたからといって不安が消えるわけではない…という意見、これはある意味、どちらも正解ですよね。

この状況が苦しいのか、楽なのかはご本人が感じることなので外野がとやかく言える問題ではないでしょう。しかし、シングルママとしてワーママをしていたmama’sスタッフが見た感じでは「不安で働きたい」という気持ちも理解できるし、専業主婦で良いという意見も両方とも分かる気がするのです。

もしかしたら、中には旦那さんの収入が不安なのではなく、「何か起こった場合を考えると経済的なことを人に頼っているだけでは急に不安になってワーママになった不安になった」ということなのかもしれませんね。A子さんなりに一生懸命に頑張って出した結論だったのでしょうから自分の出した答えを信じて欲しいですね。

同じ悩みでの退職でも捉え方も考え方も色々ですが、みなさんはどう感じたでしょうか。

経済的な心配は永遠になくならない

余談ではありますが、私もシングルになるときには、1円ももらうことは出来ませんでした。離婚が決まるなどで他人になるのが確定していると、特に配偶者には生活費を渡さない場合も多々あります。そうなるとママは専業主婦の時には、いくら働いてもどこからもお給料は出ないので不安になり、働くしかないと考えているワーママも多いのかもしれません…。

経済的な心配は、婚姻関係が継続しているor継続しない…どちらにしても付きまとうのが一般的ですよね。また、それが生活のメインでの心配なのか、プラスαの部分で不安なのかによっても異なります。

  • 生活費として必要なワーママの収入
  • プラスαとしてのワーママの収入

この2つのうち、どちらが精神的にしんどいか分かりますよね。例えば、もし貯金という名前の「へそくり」をしたいとか、おこづかいが欲しいとか、相手のお金で自分の化粧品を買うために使えない…といった几帳面な人は、「夫のお給料があっても、自分でお金を稼いでおかないと心配」等と思ってしまう場合が多くなるようです。

経済的な心配は、生きている間はほとんどの人が何かしら持っている不安や課題のような気がします。ワーママにとっては、経済を取るか、精神的な安らぎを取るか、難しい問題ですね。

2.「ワーママしたけど辞めちゃった」B子さんの場合

働こうと思ってワーママになったのだけど、結局退職してしまったB子さんのケースです。B子さんは何がきっかけで退職をしたのでしょうか。

B子さんの当時の状況

  • 時短勤務 ➡ 週4日10:00~16:00
  • ワーママ初体験
  • 月々の生活では貯金が出来ていなかった
  • 何となくの応募で採用が決まった
  • 無理だとおもったけど頑張ってみたかった

似たような経験を持つワーママさんたちもたくさんいることでしょう。最初は、育児から離れて社会人として働ける喜びやワクワクを感じていたそうです。一度は経験をしますよね。いつも泣かれて困っていると気分転換的な感覚で社会人に戻りたくなることもあります。そんなワーママは「いい加減ではない」と分かってあげて欲しいものです。

ワーママとしての反省

ママの気持ちとは裏腹に、初めて保育園へ預けられる子どもは無理して頑張っているような気がしたと述懐しています。

  • 偶然に見つけた仕事では長続きしない
  • 2歳の子どもをいきなり預けてしまったこと
  • 保育園の行事も仕事も家事もと頑張りすぎた
  • 朝ごはんの節約で毎日が食パンばかりで楽しみが無かった
  • 夫と話す時間も少なくなりコミュニケーションがうまくいかなくなった
  • 家事分担をすることを夫に無理に迫ってしまった
  • お給料-保育料=手元に残るお金がわずか

他にもたくさん反省点を見直しながら、こういった形で「自分は何をしているのだ」と悩むようになったBさんは、ある決断をします。それは、思い切って「退職をする」ことでした。

自分の手で子どもを育てていきたいと思っても、預けなければいけない人もいることが分かったり、子どもを犠牲にしてまで「今すぐにやらなければいけない仕事なのか?」と色々悩んでようです。最終的にはB子さんの夫の一言が決め手となって退職を果たしたのですね。

ワーママを辞めて良かった点(無理していたこと)

では、ワーママとして仕事を辞めた場合に良かったことを教えてもらいましょう。良かったことがあるということは、退職のきっかけがなんであったとしても正しかったということですね。では、ワーママ1年生や先輩ワーママも必見です。

  • 夫のサポートが出来るようになった
  • 子どもを自分の手で育てる喜びを知った
  • 経済的な負担は工夫で乗り切ると保育料を払うより楽になった
  • ママとしても新米なので自分磨きをすることができる
  • 育児と家事に慣れてからじっくりと就職先を将来は決めることが出来る

Bさんは苦い経験をしたにも関わらず、それらをたくさんのメリットに変えていけたようです。何をしても本当は失敗じゃないとmama’sは考えています。必ず何か意味があったり、何かを習得することが出来るので「失敗」とは、実は自分にとって良い先生なのですね。

ワーママを辞めて気付いたこと

自分としては「頑張らなければ…」と気を張っていたワーママさんの中には、夫に次のような言葉を言われた人もいました。

  • そんなに頑張らなくても良いんじゃない?

たった一言ですが、なんだか安心できる言葉ですね。ただ、夫がそう言ったということは、もしかしたらワーママが目くじら立てて頑張っていた様子が「無理をしている」と感じていたことが心配でしたね。良い意味で、夫のブレーキ役をしてくれたということです。このようなサポートを家族がしてくれたら、退職も考えやすいですね。

ワーママが退職した理由で多いこと

それでは、ワーママの退職理由で多い事柄を見ていきますね。

  • 保育園のお迎えや子どもが発熱をしたときなど「どちらが会社を休むのか」毎回考えるのがしんどくなったから
  • 出産しても働きたいと思ったけど体が付いていかなかった
  • 条件だけで就職したけど正社員に戻ると子どものことが出来ない
  • 育休が終わって職場復帰したら人間関係のトラブルに巻き込まれた
  • 子どもを預けてまで「やりたい仕事か?」と聞かれたら、そうでもないと気付いたので辞めた
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ワーママライフを充実させる(仕事と家庭の両立)

ワーママになろうと頑張った理由は、ほとんどのワーママさんにとって「今より良くなろう」としてのことだと思います。なのに何だか毎日ヘトヘト…なんて人も多いのが現実ですよね。どうしても理想と現実のギャップはあるものですが、これからご紹介するワーママさんたちのような苦しく危険な状況が続くのであれば、退職をするのも1つの選択肢として用意しておきましょう。

ワーママを継続していたら危険だったこと

結婚して出産をして育児に追われて、生活に追われて、時間に追われて…気がついたら、思わずハッとしたママも多いかもしれませんね。子どもの、1歳、2歳、3歳、小学校、中学校とあっという間に子どもは親を必要としなくなります。でも、子どもには良い形で自立してもらわないと心配ですよね。

  • 子どもの面倒を見てあげることが出来ない

大切な育児期間は、ママにしか出来ないことがあって、子どもも「今だけはママじゃないとダメ!」って状態のはずです。もしも生活が心配でなければ、ほんの少ししかない育児期間を自分で楽しむことは重要です。

もし色々な事情でワーママを続けることになっても大丈夫です。ちゃんと子供は分かってくれます。ママのことを一番に見ているのですからね。

  • 我が子を叩いてしまった

ストレスが大きく重なってくると、上記のように子どもに手を挙げてしまったり、八つ当たりをしてしまうワーママも少なくありません。これらは虐待したいわけではなく、ママの心が限界になっている証拠です。

たっぷりの愛情で子どもを育もうと思うと、ママが幸せを感じたり、ゆったりした気持ちでいる必要があります。子どもは不思議なもので、ママが落ち着いていたら、それだけで心が落ち着くものです。子どものためにママがしあわせになる、泣くほど辛いことを避けるというのは重要です。それでも手を挙げてしまう場合には、取り返しがつかなくなる前に必ず児童福祉の支援を受けましょう。

  • 夫婦げんかが絶えなくなった

お金があっても無くても夫婦はケンカをするものですが、疲れ切ったママを見ているとパパも疲れ切った体ですので、お互いがイライラしてしまいがちになります。ましてや、そんな修羅場を子どもに毎日見せているとしたら、子どもを夫婦で虐待しているのと同等の負担になっています。それを自覚して、ケンカではなく話し合いを持つようにしましょう。

例えば、LINEなどで「○○日に仕事が終わったら、○○について話し合いたいの」と事前に相手に伝えておいた方が調整できるため、イライラせずに話し合いが出来る可能性が高まります。

女性の方が言語能力が長けているので、つい追い詰めるほど話をしてしまう女性が多いですよね。そこはママが一歩引いてあげることで、ママもたまにはパパの言い分を聞いてあげると、パパも話を聞いてくれるのではないでしょうか。

  • 家族の看護が出来ない

ちょうどmama’s世代は、子育てと親の心配が重なる時期でもあります。特に近年は働く女性が増えてきたので晩婚化しており、子育て真っ最中に両親が体調を崩してしまう時期になるのですよね。どうしてもママがその狭間になることが多いので大変ですが、家族の看護や介護が必要な時期があるのであれば、そちらを優先して正解ですね。

しかし長期化してしまう、経済的な心配も出てくるようでしたら、区役所や市役所に相談することをお勧めします。自分だけで抱えて行けるものではないので公的機関も上手く利用するようにしていきましょうね。

まだまだ書ききれないくらい、育児と家事と仕事と…ワーママにはプラスαとしてママ友や親戚づきあいも悩みの種となりやすいので、たまには発散することも必要です。ほっと一息入れる時間を30分でも作れるようにしておかないと気持ちが持たなくなってしまうので気を付けてください。

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結局は自分の気持ちがどうなのか

自分が働くことを強制された場合は別ですが、自分の意志で働いている場合は、自分の気持ちに素直になってみることが最も大切です。仕事なので一時的な感情では周囲に迷惑が掛かるだけなので、じっくりとある程度の時間をかけて考えて整理してみることが必要ですね。

① 頭の中にある不安を書き出して整理する

ある程度の時間は、人の価値観や現在の生活の状況などにもよります。その中で誰にも見せなくて良いのですが、一度すべてを紙に書き出してみることで意外と自分の頭(心)の中が整理できます。すると、あぁ自分は本当はこうしたかったんだなと客観的に見えてくる瞬間が表れるので、そこを明確にすること。

② 具体的な生活の収入と支出を試算して対策をする

そして次は、働かなくなった時に現在の収入は、支出や貯蓄を支えていけるのかを試算してみることも必要ですね。もちろん夫に何かあった場合には、3ヶ月程度は暮らしていけるくらいの貯蓄も常に持っておくことも大事です。

また、何かと人間関係を大切に社会で生きていると冠婚葬祭という支出も出てきますよね。こちらも、念のため見直しておきましょう。退職したら何で補うのか、どこを削って賄うのか…。具体的に考えておくことで家事も子育ても、退職後には一生懸命に取り組むことが出来ます。

それでも辞めて大丈夫なら自分の不安も減少してくるのではないでしょうか?

何が不安なのかを知ることで、やっと対策は見えてくる

いちばん重要なのは、お金が心配なのか、それとも家族が心配なのか、自分が何を目指しているのかを見極める事です。そこからは、調整していくだけですし、後々自分の選択を後悔することもないのではないかと思います。

自分だけの人生です。

家族がいても、友人がいても、結局…自分がどうしたいのか?そこが分からないと周囲も協力する事すら出来ないものです。あなたが頑張りたいといっても、休憩したいといっても、誰も責めたりしないのでは?

もし、そこで責められるような不安があるのなら、まず家族との溝を修復する方が先決な気がします。

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これからのゆとりを考えていくワーママへ

引用:https://www.pinterest.jp/

これからの人生はまだまだ長い道のりです。なかなか生きづらい世の中ではあるし決して甘くない社会ですが、いろんな働き方があるし、色々な角度から社会に関わっていくことが出来るのが現代の魅力でもあります。

自分の可能性についても信じるというか、自分から広げていくと楽しいですし、これまで見えなかった世界が見えてくるようになるので、また視野が広がったりします。そうすることで幅の広い女性として成長できるのではないでしょうか。

また、これからを生きる我が子への指標となるのが、ワーママのこれからの生き方ともいえます。それらを踏まえて、今は自分の土台作りをする時期なんだと思うと未来も楽しく待つことが出来ますよ。

  • ネットなど在宅ワークをする

もし、お小遣い程度でもいいから稼いでいきたいと思うのであれば、子ども達が落ち着いている時間帯に在宅ワークをするのも1つの手です。

ただ、いきなり多くのお金を頂けるのは専門的な知識や経験がある人に限られてくるので大きな期待は難しいです。コツコツと頑張ったらママ友とのお茶代や、みんなで遊園地に行ってくるなどの費用は賄えますので参考にしてください。

  • 資格を取るための勉強をしておく

育児や介護が終わったら正式に働くときに「本当はしたいことがある」という人は今のうちに勉強して資格を取るのも自分への投資となって未来を変えていく力になるのではないでしょうか。

いろんな教室や講座などがあるので、時間があるときに下見しておくのも良いですね。

  • 趣味と実益を兼ねて技術を果てしなく追及する

例えば、お料理やお菓子作りが得意なママが資金を貯めて、将来は小さなお店を持ちたいと考えている場合には、今のうちに専門知識を身に付けておくと次に退職した時には楽に自営業をすることが可能になりますよね。初めから諦めないで色々と探してみると、意外と私の転職ってこれだったんだってことが見つかるかもしれません。

  • これから本当にしたいことを探していく

何でもがそうですが、せっかくするなら「積極的に取り組みたい」ものですよね。いやいやするのは人生がもったいないとは思いませんか。自分が本当にやりたいことの準備期間をもらっていると思えば、まったく引け目を感じたり、マイナスのイメージを持つ必要はなくなるのです・

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最後にmama’sからママへのメッセージ

今日は、ワーママの退職について色々な角度から見ていきました。雇用形態はどうであれ、退職となると人生に大きな影響を与える場合も多く簡単に決めることは出来ないのが通常です。

「ママは夢を持って良いんだ!」ということを知ってほしい気持ちです。結婚したら何かと人生が終わったような、もう選択肢がないような考えに陥ったり、知らない間に自分の可能性について考える時間を持たなくなってしまう場合が多いですよね。

しかし、子育てをしている今だからこそ、今のうちに未来の自分をサポートするつもりで準備をしておくことは大切です。家族に協力をしてもらえるように自身も努力が必要でしょう。

ちなみに退職を含めて色々とこの先あるでしょう。もし、それが他人から見て失敗だったとしても、自分の中で何か1つでも残る収穫があれば、それはすでに成功なので、自分を責めないように人生を楽しんでくださいね。