七夕はいつからいつまで?七夕飾りを飾る時期と処分する4つの方法

七夕

七夕には短冊にお願い事を書くのがメインイベントとなっていますね。

みんな好き好きにいろんなことを書いています。

そんな七夕の日にちは7月7日!なんですが、実際には・・・??というお話や、「七夕かざりっていつからいつまで飾るべきなの?」「処分方法は?」ということについて、ご紹介します。

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七夕っていつなの?

「七夕っていつなの?」

そんなこと聞かれても、「7月7日だよ、当たり前じゃん。」ってなりますよね。

もちろんそれで正解です。

ですが、本当は〈旧暦の〉7月7日が正解なんです。

旧暦の2019年7月7日は新暦の2019年8月7日ごろ、旧暦の2020年7月7日は新暦の2020年8月25日ごろなんです。

※完全に正確ではありません。

旧暦【太陰太陽暦】とは

旧暦は、1873年(明治6年)に新暦が採用される以前に使われていたものをさします。

旧暦においては、月の満ち欠けで1か月ということになります。

しかし、これだと季節がずれてしまうということが発生します。

夏至のころに元日、なんてことも起きてしまいます。

こんなことが起きるのはなぜかというと、月の満ち欠けで判断するので、新月から新月までを数えると、約29.5日の間隔が空きます。

12か月間だと、29.5日×12か月は約354日ですね。

これは、地球が太陽のまわりを365日かけてまわることを基準とした1年間よりも11日程度短いです。

地球は傾いたまま太陽のまわりを公転しています。

そのため、地球への太陽の光の当たり方が変わり、地表面の暖められる強さが変わります。

こうやってわたしたちは季節の変化を感じることができるのです。

月の満ち欠けの間隔による1年間と、地球が公転し、太陽の光の当たり方が季節を決める1年間は異なってしまうというわけです。

なので、太陽のほうに合わせるため、3年に1回ほど、「閏月(うるうづき)」をつくって、1年間を13か月にしていました。

新暦【太陽暦】とは

 

新暦とは、日本では明治6年(1873)よりあとに採用されているグレゴリオ暦のことをさします。

(グレゴリオ暦とは、ローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦の改良を命令し、1582年に制定した暦です。)

新暦は、地球が太陽のまわりを回る周期365.2422…日を基準にしており、1周するのが1年です。

わたしたちはよくわかる通り、4年に1回、2月に閏日(うるうび)を増やして調整していますよね。

新暦のほうが旧暦よりも明らかに太陽の動きとずれが少ないわけです。

2月29日生まれの人は珍しがられますね。

2月29日生まれの人って誕生日が4年に一回しかこないの??なんていう疑問もよく出ます。

これは、前日の24時に年齢を重ねるという考え方になるので、当たり前っちゃ当たり前ですが年はとります。

結局七夕っていつ?

こういうわけなので、現在は7月7日を七夕とするのが一般的ではありますが、旧暦7月7日に合わせ8月に七夕行事を行う地域も存在します。

  • 北海道帯広市など
  • 秋田県
  • 宮城県仙台市
  • 岩手県
  • 富山県高岡市など

といった地域では、8月に七夕イベントを行っているようです。

おりひめとひこぼしは雨が降った時には会えないとする説で、旧暦7月7日の時期なら雨の時期を避けられるという考えもありますね。

新暦7月7日は雨が降る確率が高いので。

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七夕飾りっていつからいつまで飾るべき??

七夕には七夕かざりを飾る方、多くいらっしゃると思います。

ですが、七夕飾りっていつからいつまで飾っておくものなんでしょうか。

気にしたことはありましたか??

スーパーなどのお店では、七夕のずいぶん前から飾っていたりもしていて、短冊に願い事を書くコーナーなんかもあったりしますよね。

七夕かざりはいつから飾る??

七夕かざりは、七夕の前日から飾るようにしましょう。

6日の夕方~夜ごろにかざります。

七夕かざりはいつまで飾る??

七夕かざりを片付けるのは、早くて7日の朝、遅くても7日の夜。

つまり、7日の間に片づけを行わないといけません。

飾っている時間、短いんですよね。

七夕かざりを飾ってみたものの、片付ける気にならず放置している人、いるのではないでしょうか。

7日のうちに片づけを行わなければいけない理由として、願い事が叶わなくなると言われています。

嫌ですね!!

そうと決まれば7日の夜には片付けるようにしましょう。

でも、「このあとこの七夕かざり、どうやって片付けようかな?」ということに関しては、のちほど説明します!

棚機(たなばた)のお話

現在の七夕に結び付いたものの1つである日本古来の行事・棚機(たなばた)は、禊(みそぎ)の行事でした。

禊とは、簡単に言うと、罪や穢れを落として清めることです。

着物を織って神様にお供えしていたのが、棚機女(たなばたつめ)という選ばれし乙女。

織るための建物である機屋(はたや)にこもって作業をしていました。

着物を織るときに使われていたのは、棚機(たなばた)という機械でした。

こうやって人々のけがれを払ったり、秋の豊作を祈ったりしていました。

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七夕飾りの処分方法は?

七夕飾りを飾り終わったあと、処分しようとなったとき。

そのまま捨てるのはなんとなくはばかられる気もしますよね。

海・川へ流す「七夕送り」

かざり終わった七夕かざりを海や川に流すことを「七夕送り」と言います。

ただ、今これを個人でやってしまうと、不法投棄になってしまい罰金を払うことになってしまうのではないでしょうか・・・。

それはさすがに・・・って感じですよね。

なので七夕送りをして七夕かざりを手放すのは現実的ではないです。

七夕のイベントを開催している場合に、この七夕送りを行うときはあるみたいですよ。

七夕送りをやるならそのときしかないでしょう。

自分で燃やす

こうすると、煙がのぼって、神様まで願い事が届くというふうに言われています。

が、これも今やるとちょっと単純に危ないですね。

安全にやれないのであれば、やめておいたほうがいいでしょう。

神社でのお焚き上げ

すべての神社ではありませんが、七夕かざりをお焚き上げをしてくれるところもあるようです。

神社への事前の確認が必須です!

ふつうの可燃ごみとして捨てる

結局はこれが一番現実的です。

ふつうにいつもの可燃ゴミとして捨てましょう。

家で燃やす場合もごみとして出す場合も、どっちにしろ燃やしますし。

もったいなければ捨てずにしまいこんで、来年も飾ってもいいと思います。

毎年必ずデザイン等を変えなければいけない行事ではないので。

また、捨てるのに抵抗があれば、ネットで譲ってみるか、もしくは売ることもできるかもしれません。

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七夕はいつからいつまでなの?まとめ

  1. 七夕は本来、旧暦の7月7日。新暦に直すと、8月ごろになる。しかし現在も7月7日が七夕というのが基本である。
  2. 七夕かざりは、7月6日の夕方ごろから飾り、7月7日中には片付けるべき。願い事が叶わなくなるらしい。
  3. 七夕かざりを処分する方法は、少し気にはなるかもしれないけれど、普通の可燃ごみとして出すのが一番無難である。

今回は、「七夕って実際いつ?」「七夕かざりっていつからいつまで飾るべき?」「かざったあとの処分方法は?」といった内容についてご紹介しました!

いかがだったでしょうか??

旧暦と新暦、あらためて聞かれるとよくわからない人も多かったのではないでしょうか。

また、七夕かざりをいつからいつまで飾るかについても、そんなに短いの?と思ったかもしれません。

七夕の日には七夕かざりを飾るなどして、楽しい七夕を過ごしましょう。