子供を保育園に預けてお仕事している方たくさんいらっしゃいます。
保育園でも年間の季節の行事を子供たちに感じさせてくれるようにイベントを行っているところが大半です。
これから7月になると七夕がやってきます。
七夕といえば短冊に願い事をかいて笹の葉に短冊をさげ願いを込めることはご存知かと思います。
保育園には0歳から6歳までの子供たちがたくさんいますね。
3歳ぐらいからであれば、願い事や親の言っていることが少しずつ分かり始めます。
0.1.2歳の子供に短冊を書くのはまず無理でしょうし、願い事を聞き出すのも難しいかと思います。
0.1.2歳児の子供に変わって親が短冊を書くときにどのような文を書いたらいいのか、例文を紹介します。
Contents
保育園児の七夕の願い事は親目線?子供目線?
親が願い事を代わりに書く時、どちら目線で書こうか悩みますよね。
実際、先生に聞いてみると「どちらでも良いですよー」と答えてくれると思います。
子供目線で書く場合は、3歳からの子供は意思疎通がとれると思うので「○○になりたい」というように好きなキャラクターやかっこいいと思っている職業になりたいという事が多いと思います。
0歳から2歳の時、特に0歳は意思疎通はできないですよね。
そうなると子供自身が好きなキャラクターが定まっていなかったりします。
なので0歳から2歳までは親目線で願い事を書くことが多くなります。
親目線で願い事を書く場合、出来るだけ子供の気持ちに寄り添った願い事にすると良いでしょう。
もちろん親にも子供の理想の成長像があるかと思いますが、あまり親のエゴを出しすぎずに、自分の子供を願うことが一般的です。
保育園児の年齢別例文
保育園から短冊の宿題を預かると、なんて書けばいいのだろうか…と悩みます。
例文を見て少しでも書き出すアイディアの足しになれば良いなと思います。
成長過程も年齢によって変わってくるので年齢別に分けて例文をあげてみました。
もちろん少しでも意思かあるならば、子供に一度願い事を聞いてみて下さいね。
0歳から2歳児の例文
0歳
まだまだこれからの時期なので親目線になる願い事です。
子供への健康や希望を願いに書きましょう。
- 健康に育ちますように。
- 素直で優しい子になりますように。
- ハイハイとつかまり立ちが早く上手になりますように。
- 笑顔で過ごせますように。
- パパとママと一緒に楽しい時間を過ごせますように。
- スプーンが上手に持てますように。
1歳
1歳でもまだ親目線の願い事で大丈夫です。
成長に合わせた願い事を書いてみましょう。
ただ、意思も少しずつ出てくる年齢なので一度本人に聞いてみてもいいと思います。
- たくさんおしゃべりができますように。
- 食べ物の好き嫌いがなくなりますように。
- 早くオムツが卒業できますように。
- 名前が大きな声で言えますように。
- 病気にかかりませんように。
- パパとママとたくさん遊べますように。
- 水がかかっても嫌がらないようになりますように。
2歳
2歳になると自分の気持ちを表現し伝えられる子供も増えてきます。
お友達の名前が言えるようになってくる年頃なので好きな遊びや名前から考えてみても良いと思います。
- お歌が上手に歌えるようになりますように。
- 砂場あそびで大きな山が作れるようになりますように。
- 絵本のページを上手にめくれるようになりますように。
- すべり台で上手に滑れますように。
- トイレレーニングが上手くいきますように。
- 自分の名前と年が大きな声で言えますように。
- ○○ちゃんと仲良くたくさん遊べますように。
3歳から6歳児の例文
3歳
この時期からはだいぶ自分の意思がでてきて伝えてくることができると思います。
本人に願い事を考えてもらえるように手助けしてあげましょう。
- 仮面ライダーになりたい。
- ヒーローに会いたい。
- アンパンマンになりたい。
- 三輪車にのってたくさん遊べますように。
- ポケモンがおうちに遊びに来ますように。
- ○○レンジャーになりたい。
- でんぐり返しができるようになりますように。
- 粘土で上手にものが作れるようになりますように。
- たくさんのお友達と仲良く遊べますように。
4歳
もっと具体的な内容が書けるようになってくるのがこの頃ですね。
走るのが好きで、もっと走るのが早くなりたいなどの願いもでてきます。
好奇心も増えて大人になったなりたい職業もだんだん出てきます。
字が書けるならひらがなを書く手伝いをしてあげましょう。
- なわとびが上手になりたい。
- 鉄棒で前回りが上手にできるようになりたい。
- 自転車の補助輪なしでのれるようになりたい。
- 消防士さんになりたい。
- おまわりさんになりたい。
- お姫様になりたい。
- 電車の運転手さんになりたい。
- 自信を持って発表ができますように。
- スキップができるようになりますように。
5歳
お友達とケンカをするようにもなるので、仲直りを学ぶことも大切です。
本人の願い事の○○になりたい、会いたいはあまり変わらなかったりするので、ここでは学びも兼ねた例文をあげます。
- 楽しく元気に大きな声で発表会ができますように。
- 速く泳げるようになりますように。
- 好き嫌いが無くなりますように。
- お出かけがたくさんできますように。
- ともだちに仲直りを素直に出来ますように。
6歳
もう少しで小学生になる年齢ですね。
習い事や成長への願いはもちろんの事、思いやりをもった優しい子に成長してもらいたいですよね。
- スイミングのテストに合格しますように。
- ひらがなが綺麗に書けるようになりますように。
- 自転車に上手にのれるようになれますように。
- 背が高くなりますように。
- お友達に思いやりが持てますように。
「○○になりたい」や「○○ができるようになれますように」の例文をあげましたが、実際の子供たちの願い事をみてみると「○○が欲しい」や「○○が食べたい」などの願い事も多いのでその辺りは本人の意見を聞いてみて書くと良いと思います。
保育園児へ願い事の聞き方
願い事は何?と聞いてもいまいち理解できない子供たちもいると思いますので、願い事との聞き方もいくつか候補を挙げておきます。
是非参考にしていただき、子供に合わせたアレンジをして聞いてみて下さい。
いくつか聞いてみると面白い答えが返ってきますよ。
- なりたいものは何?
- 出来るようになりたい事は何?
- 一番になりたいことは何?(かけっこや自転車)
- やりたいことは何?
- 会いたい人はだれ?
- 一番たべたいものは何?
七夕の小話
短冊に願い事を書くのは本来、字の上達を願う目的だったそうです。
七夕は本来、技芸の上達を願う風習から生まれた行事でした。
短冊に願い事を書くのは昔、寺子屋などで学業に励む子供が増えたことから字の上達を願うことから増えたそうです。
保育園児の七夕の願い事まとめ
願い事をどのように書いているのか調べてみるとたくさんありました。
パパのお嫁さんになりたいという親ならば言われたいうれしい一言。
好きな野菜なんでしょうか?とうもろこしになりたいなんて個性的でユニークなものまで様々にありました。
親としては短冊の願い事を書く宿題をだされて悩むかもしれません。
しかし、これができるのは今だけです。
大きくなったら一緒に短冊を書く機会もなくなってしまい、ましてや願い事を簡単に教えてくれなくなるかもしれません。
なので、思い出の一つとして自分も子供も楽しんで一緒に考えてみましょう。
ふと、七夕の行事を自分が楽しんでないことに私は今回この記事で気づいたので今年は願い事でも書いてみようと思います。
皆さんも家族そろって1人1枚、もしくはそれ以上かいてみたら面白い思い出になると思います。