最近では、さまざまなデザインやカラーの日傘を見かけるようになりました。
定番の白や黒からポップなカラーまで！自分の好きな色が見つかりますよね！
そんな日傘ですが、やはり黒色は熱を集めやすい性質のため、白色の日傘よりも、遮熱効果やUVカット効果などが弱まってしまうのでしょうか？
そこで！今回は「日傘は色によって効果が異なるのか否か」を解説していきたいと思います。
ぜひ、日傘を選ぶ時には参考にしていただければと思います♪
Contents
日傘は色によって効果が変わる？
さまざまなカラーの日傘がありますが、色によって日傘の効果は変わってくるのでしょうか？
一般的には、白色や明るい色では紫外線を通しやすく、黒っぽいカラーほど紫外線は通しにくい傾向がありますよね。
また、黒いものは日光の光を集めやすいということは、小学生の頃に理科の実験で行って知っている方も多いのでは？
では本題！
日傘の場合も同様に、白い日傘よりも黒い日傘のほうが遮熱効果などが高いのでしょうか？
答えはNOです。
なぜなら、日傘は「遮光生地」や「紫外線カット加工を施している」から。
しっかりとした遮光生地、又はUVカット加工をして作られている日傘なら、カラーによる性能の違いはほとんどない、ということですよ☆
特に、遮光生地が厚めの日傘だと、紫外線カットや遮熱効果をいっそう期待できるでしょう。
しかし、地面からの照り返しには、色による性質の違いが関係してくるようですよ。
以下に解説していきますね！
日傘の色が白い場合
空から降り注ぐUVカット率は、黒色の日傘でも白色の日傘であっても効果に変わりはほとんどありません。
しかし、白やベージュなどの明るめの色では、日光や直射日光の熱を反射してくれる性質があるため、日傘の外側の温度の上昇は、暗い色の日傘よりも緩やかになります！
また、白や水色などの薄いカラーは体感温度だけではなく、見た感じも涼しげなため、視覚的にも暑さ対策ができるのではないでしょうか♪
日傘の色が黒色の場合
続いて、黒や紺色などの暗めのカラーの場合はどうでしょうか？
黒っぽい色の場合は、熱を集めやすい性質がありますが、地面や周囲の建物からの照り返しを和らげてくれる効果がありますよ！
白っぽい色だと、照り返しの光が日傘の内側で乱反射を起こして、眩しく感じることが多い反面、黒っぽい色だとそんなことはありません。
しかし、日傘の使用中は、内部に熱を集めやすいというデメリットも…
ですが、ブラックカラーはエレガントにもクールにも見えますし、老若男女問わず使いやすいでしょう♪
日傘を使うとどんな効果がある？
ここまで、日傘の色による性能の違いや、メリット・デメリットを紹介してきました。
では、日傘を使うと、一般的にはどんな効果が期待できるのでしょうか？
肌へのダメージを軽減
日傘をさすということは、基本的には「紫外線対策」であったり「暑さの軽減」を目的としますよね。
この「紫外線をカットする」という行為は、シミやそばかすを予防することに役立ちます！
紫外線を浴びすぎてしまうと、肌へのダメージが大きく、さまざまな肌トラブルを引き起こしかねないのです…
また、髪の毛も同様で、紫外線によって傷んでパサパサになってしまうことを防いでくれるでしょう！
熱中症対策
日傘は、日焼けや暑さ対策だけではありません。
日傘は、近年問題になっている熱中症対策にも一役かってくれるアイテムです！
日傘を使っている場合と、使っていない場合とでは、頭部に降り注ぐ直射日光の量が大幅に違うのです！
例えば、真夏の昼間に日傘をさしていない状態だと、頭髪の表面温度はなんと！55℃前後に達するのだとか…
しかし、日傘を使用している場合の頭髪の温度は、40℃前後になるということ。
15℃近くまで温度が下がるのであれば、言うまでもなく、熱中症のリスクを大幅に下げてくれますよね！
日傘を選ぶ時のポイントは？
日傘の色による、紫外線カットや遮熱効果はほとんど差がないということでしたよね！
では、いざ日傘を購入する場合には、どんなことを目安にして選べばよいのでしょうか？
日傘を選ぶ時のポイントをいくつかピックアップしてみましたよ☆
形状（タイプ）で選ぶ
日傘には、コンパクトに携帯可能な折りたたみ式が便利ですよね！
しかし、頻繁に外と中を行き来するなど、1日のうちに何度も日傘をさすシーンが多い場合には、折りたたみタイプでは少々面倒に感じるのでは？
そんな場合には、パッと畳める「長傘タイプ」の日傘がおすすめ！
長傘タイプなら、普通の傘と同じように開閉によって使ったりしめたりすることができるため、手間がかかりません。
また、折りたたみ式よりも傘の面積が広いため、しっかりと暑さ対策・紫外線対策をしたい方にも向いているでしょう。
ファッション性を重視
紫外線対策や暑さ対策はもちろんですが、それと同時にファッションのアクセントとなるような日傘を好む方もいるでしょう☆
その場合には、フリルやレースが付いたキュート又はゴージャスなデザインの日傘をおすすめします！
ファッションの一部として、コーディネートしやすい白や黒の日傘なら、どんな服装にも合わせやすいのでは？
雨の日も使いたい！
晴れの日の紫外線対策だけではなく、急な雨にも対応できる一石二鳥のアイテムがほしいのなら、迷わず「雨天兼用傘」がおすすめ！
外回りなどの仕事中に使う場合や1人暮らしの方なら、急な雨など！どんな天気の日でも活躍してくれる雨天兼用の傘が重宝することでしょう。
1本持っていれば、とても便利で心強いのではないでしょうか？
まとめ
いかがでしたか？
日傘の色による紫外線カット率や遮熱の効果は、使われている生地や施されている加工によって、ほとんど変わらないことがわかりましたね！
しかし、地面や周辺の建物からの照り返しや、熱のこもりやすさなどは、色によっての違いがでてくるということでした。
白色・黒色では、それぞれメリット・デメリットが少々存在しますが、基本的には自分の好みのカラーを選んでも、性能上の問題はないでしょう☆
ぜひ！あなたのお気に入りの色の日傘をゲットしてみてくださいね！