七夕の可愛い飾り製作〔三歳児〕

七夕

「七夕の飾りは子どもと製作して飾りたい!」

って思いますよね。

2歳まではできなかったことができるようになってきた3歳児のお子さんと一緒に製作できる七夕飾りを紹介していきます。

3歳児になったことで一緒にいろいろできることも少しずつではありますが、増えてきてると思います。

子どもと製作した七夕の飾りはきっと素敵な思い出になりこんな事もできるようになったのかと成長も見れるかと思います。

是非子どもたちと一緒に七夕飾りを製作しお家に飾って、七夕を楽しみましょう!

Contents

スポンサーリンク

七夕の飾りについて

七夕は「たなばた」または「しちせき」ともよばれており、日本のお祭りのひとつで、五節句のひとつになります。

毎年七月七日に願い事を書いた短冊を笹の葉につるして星にお祈りをします。

笹の葉には短冊だけではなく、いろいろな形をした飾りが一緒に吊るされています。

飾りにはそれぞれ意味があり、その飾りひとつひとつに願いがこめられています。

まずは飾りの意味から知っていただきたいと思い、13種類紹介していきます。

七夕飾りの由来と意味

紙衣(かみこ)

引用:https://www.pinterest.jp/pin/669136457110985818/

裁縫の上達を願っています。

機織りの女神である織姫にあやかって裁縫の上達を願い、衣類に一生困らないように…との願いが込められています。

また、人のような形をしていることから厄や病気をを払い、身代わりをしてもらう意味もあります。

地域によっては、着物をきせた人形を飾っているところもあります。

吹流し(ふきながし)

裁縫の上達を願っています。

こちらも織姫にあやかって裁縫や習い事の上達を祈願する意味があります。

吹流しは織姫が機織りで使用する糸がモチーフになっています。

青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色で製作すると魔除けの意味も生まれます。

巾着(きんちゃく)

金運上昇と倹約が願われます。

金運上昇を願いながらも、質素な暮らしを心がけて倹約することを誓う意味合いも込められています。

投網(とあみ)

幸運をたぐり寄せることを願いっています。

網の形をしていることから幸せをたぐり寄せるとの意味があります。

漁師たちの大漁を祈願し、それが発展し一生食べ物に困らないようにとの願いの意味もあります。

屑籠(くずかご)

倹約と清潔が願われています。

ものを粗末にしたり、無駄にしたりしないという倹約の意味が込められています。

あわせて、身の回りを清潔に保つという誓いも込められています。

折鶴(おりづる)

長生きが願われています。

千年生きるといわれている鶴に長寿の願いを託しています。

笹に吊るす鶴の数は、一家のなかでいちばん年長者の年齢の数の分だけ折り鶴を飾ると良いとされています。

提灯(ちょうちん)

心を明るくしてくれるようにと願われています。

提灯には心を明るく照らしてくれるそんな意味が込められています。

明るい提灯のおかげで暗い夜空から、お星さまに願い事を見つけやすくしてくれるという意味もあります。

星飾り(ほしかざり)

引用:http://ord.yahoo.co.jp/o/image/

星に願いをこめています。

そのままですが、お星さままでみんなの願いが届きますように…との意味があります。

菱飾り(ひしかざり)

天の川をイメージしています。

織姫と彦星の話しは聞いたことはあるかと思います。

その中で登場してくるのが天の川です。

ひし形は星を表し、それが連なって天の川をイメージしています。

青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色で製作すると魔除けの意味も生まれます。

輪飾り(わかざり)

天の川をイメージしています。

輪も星を表し、それが連なることで天の川になります。

これもまた、青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色で製作すると魔除けの意味も生まれます。

織姫と彦星(おりひめとひこぼし)

永遠の愛を願っています。

七夕伝説のお話から約二千年たっています。

織姫と彦星の愛情はいまだに冷めません。

その二人にあやかり永遠の愛に願いが込められています。

くす球

魔除けの意味があります。

くす球には魔除けの意味があり、またあの5色の登場です。

青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色で製作すると魔除けの効果が強まるといわれています。

西瓜(すいか)

豊作を願っています。

西瓜やナスなどは豊作を願う意味があります。

七夕飾りの西瓜は、江戸時代の浮世絵などにも描かれています。

5色の意味

魔除けになるとよく出てきた5色ですが、気になると思うので意味を簡単に紹介していきます。

七夕飾りだけではなく願い事を書く短冊も5色に分けられます。

昔、5色の布に釈迦の名前を書き餓鬼という鬼を供養していたことから影響をうけ、七夕でも厄除けの意味も込められてこの5色が使用されるようになったと言われています。

5色にはそれぞれ五常・五徳や方位・星などが割り当てられており、願い事を書く際は五常・五徳にそったお願い事をすると良いとされています。

  • 青(緑):徳を積む・人間力を高める
  • 赤:父母や先祖への感謝の気持ち
  • 黄:信頼や知人・友人を大切にする気持ち
  • 白:義務や決まりを守る気持ち
  • 黒(紫):学業の向上

この様な事が割り当てられていますが、5色が必ずあるわけでもないので好きな色に書くのがいちばんでしょう。

もし頭にの買っていた時は何となく気にして選んでみたら良いと思います。

スポンサーリンク

3歳児と一緒に製作できる七夕飾り

色々と飾りについて紹介してきましたが、その中でも3歳児と一緒に作成できそうなものやアレンジした七夕飾りを集めてみました。

是非、お子さんと製作してみて下さい。

星の七夕飾り(3歳~)

引用:https://hoista.craypas.co.jp/

使うもの

障子紙・色画用紙・木工用ボンド・水性サインペン・霧吹き・のり

準備しておくこと

障子紙を丸く切っておく(直径約10cm)

色画用紙は帯状に切っておく(幅2cm)

作り方

  1. 丸く切っておいた障子紙にサインペンで好きなように絵や柄、色を付けさせて霧吹きでにじませ、乾かします。
  2. 帯状に切った色画用紙を5つ山折りを作り星形を作ります。(のりしろは分は別に残しておく)
  3. 作った星形パーツを木工用ボンドで乾かした障子紙に貼り付けます。※木工用ボンドは容器に広げてその上に星形パーツをのせるようにするとボンドがつけやすいです。
  4. 障子紙+星形パーツを乾かします。※乾かす際はビニールの上などがおすすめです!くっついてもキレイにはがれます。
  5. 細長い画用紙を作り(余った帯状の画用紙をつなぎ合わせても良い)その上に乾かした障子紙+星パーツを張り付けてできあがりです。

輪飾り

使うもの

おりがみ・のり

準備しておくこと

おりがみを4分の1の幅に切っておきましょう

(半分折って、さらに半分に折った幅に切ります。)

作り方

  1. 切っておいた折り紙の端にのりをつけます。
  2. のりを付けていない側の端にくっつけ輪を作ります。
  3. 作った輪に、おりがみを通し先ほど同じようにくっつけます。
  4. 好きな長さになるまで繰り返し輪をくっつけていき、出来上がりです。

菱飾り

使うもの

おりがみ・のり

準備しておくこと

三角、四角、丸の形におりがみをきっておきましょう

作り方

  1. 切っておいた折り紙の角にのりをつけます
  2. 同じ形のものに合わせて上の図のようになるよう張り付けていきます。
  3. 好きな長さになったらできあがりです。

スイカ

使うもの

画用紙・サインペン・クレヨン・いろえんぴつ

準備しておくこと

半円形か三角・丸に画用紙を切っておく

スイカと分かるように黒サインペンで下書きを書く

作り方

  1. 好きな形のスイカを選んでもらう。
  2. スイカをクレヨンや色鉛筆で子供に塗ってもらう。
  3. 穴を開け糸を通して飾る。
スポンサーリンク

まとめ

来年になるとハサミも使えるようになったりしてくると思います。

飾りも色々なものにチャレンジできるようになり、飾りが華やかになっていいですね。

他にも星を書いて色を塗ってもらったり、考えるとたくさんアイデアが出てきます。

楽しんで七夕飾りを製作してください。