韓国ドラマ「シークレットガーデン」は、魅力的なストーリーと豪華なロケ地で話題となった名作です。
中でもジュウォンの豪邸やカプチーノキスのカフェ、済州島の美しいホテルなど、多くのファンが訪れるロケ地がたくさんあります。
この記事では、「シークレットガーデン ロケ地」に関する撮影場所を7つ厳選し、アクセス情報や見どころを交えてご紹介します。
この記事を読むとわかること
- シークレットガーデンに登場したロケ地の詳細と背景
- 実際に訪れることができる韓国各地の聖地スポット
- ロケ地巡りの楽しみ方と旅行時の注意点
Contents
シークレットガーデン ロケ地で最も有名な「マイムビジョンビレッジ」
「シークレットガーデン」の幻想的な世界観を象徴するロケ地といえば、まず名前が挙がるのがマイムビジョンビレッジです。
ジュウォンとオスカーの家が並ぶこの場所は、建築美と自然の調和が際立つ韓国屈指の撮影地として知られています。
その特異なデザインと広大な敷地は、訪れる者にまるでドラマの中に入り込んだような感覚を与えてくれます。
ジュウォンとオスカーが暮らす白い豪邸の正体とは?
ジュウォンの自宅として登場する家は、巻貝をモチーフにした白くて滑らかな建物が印象的です。
これはマイムビジョンビレッジ内にある「ドラマハウス」で、夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
ドラマ序盤から何度も登場し、ジュウォンの孤独やライムへの想いが募る場面を演出する重要なロケ地です。
他の人気ドラマにも登場する名ロケ地
マイムビジョンビレッジは「シークレットガーデン」だけでなく、『冬のソナタ』や『キム秘書はいったい、なぜ?』などの韓国ドラマでもたびたび使われています。
それだけに、ロケ地巡りの定番スポットとして多くのファンが訪れています。
アクセスはソウルから車で2時間ほどとやや距離はありますが、一度は訪れる価値のある聖地です。
済州島の名シーンを巡る!シーエスホテル&リゾート
済州島にあるシーエスホテル&リゾートは、「シークレットガーデン」ファンなら誰もが知る名ロケ地のひとつです。
ジュウォンとライムが特別な時間を過ごしたこのホテルは、自然と調和したコテージスタイルの宿泊施設。
その独特な佇まいは、ドラマの世界観と見事にマッチし、訪れる人をロマンチックな気分にさせてくれます。
あの名キスシーン「キスベンチ」がある場所
このホテルで最も有名なロケスポットが「キスベンチ」です。
ジュウォン(ヒョンビン)とライム(ハ・ジウォン)が初めて心を通わせたシーンとして多くのファンの記憶に残っています。
ベンチのそばにはサイン入りの写真や記念パネルが設置されており、フォトスポットとしても人気です。
部屋番号まで映った有名コテージとは?
シーンの中でライムが宿泊した部屋の入口や部屋番号まではっきりと映っていたことから、ファンの間では“巡礼必須の部屋”として有名になりました。
このため、放送直後は該当コテージ前に多くのファンが訪れ、写真を撮る姿が絶えなかったそうです。
今もその人気は根強く、ドラマファンの済州島観光ルートに欠かせない名所です。
ロッテホテル済州の風車は音楽イベントの舞台にも
「シークレットガーデン」の華やかさを象徴するもう一つのロケ地が、ロッテホテル済州です。
このホテルは、高級感と自然が調和した空間で、実際のイベントや撮影によく使われるスポットでもあります。
なかでも印象的なのは、庭園の中にある風車です。
サンが歌った名シーンの撮影場所を特定
オスカーの後輩であるサン(イ・ジョンソク)がステージで歌う感動的なシーン。
そのシーンの背景に映っていたのが、ロッテホテル済州の庭園とシンボルともいえる風車でした。
ここでは実際に音楽イベントやショーも行われており、ドラマと同じ空間に立つことができるのも魅力です。
ロケ当時の雰囲気が残る広大な庭園
風車のある庭園は、現在も当時のまま美しく整備されています。
夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気の中で散策を楽しむことができます。
宿泊しなくても、カフェやレストランの利用で敷地内を自由に歩けるため、ロケ地巡りを気軽に体験できるスポットとしておすすめです。
ソウル市内の「ロッテ百貨店 清涼里店」も登場
物語の前半から頻繁に登場するジュウォンの職場「ロエルデパート」。
そのモデルとなったのが、ソウルにあるロッテ百貨店 清涼里(チョンニャンニ)店です。
ソウル中心部からアクセスしやすく、ロケ地巡りのスタート地点としても最適です。
ジュウォンの職場ロエルデパートのモデル地
ドラマでは、ジュウォンが重役としてバリバリ働くロエルデパートが印象的でした。
実際の撮影は、ロッテ百貨店 清涼里店のエントランスやエスカレーター周辺で行われました。
建物内の雰囲気もドラマに登場したシーンと非常に似ており、訪れるとドラマの空気をそのまま味わえる空間になっています。
なぜエレベーターでなくエスカレーターなのか
視聴者の間では「ジュウォンがエレベーター恐怖症なのに百貨店の役員って矛盾してる?」という声もありました。
しかし実際のロケ地では、彼が使うのはいつもエスカレーター。
これはロケ地の構造を活かしつつ、ジュウォンのトラウマ設定を自然に描くための演出でもありました。
ライムの下町暮らしを感じる「昌信洞」の家
ライムが暮らしていた家のロケ地は、ソウル・東大門区にある昌信洞(チャンシンドン)に実在します。
高台にある古い民家と、そこへ続く急な坂道は、ライムの生活感や人柄を象徴する背景として印象的でした。
この場所は観光地というより“リアルな生活の場”であり、だからこそドラマにリアリティを与えていました。
坂道の上にあるボロ家でジュウォンが驚愕
ジュウォンが初めてライムの家を訪れたシーンは、ドラマの中でも名場面のひとつ。
「なんだここは?」と呆れたように言いながら、急な坂を上るシーンは、多くの視聴者の笑いと共感を誘いました。
昌信洞の坂道は実際に訪れるとかなり急勾配で、まさにドラマそのままの景色が広がっています。
他のドラマでも使われた定番ロケ地
昌信洞周辺は「サムマイウェイ」や「応答せよ」シリーズなど、下町や庶民的な雰囲気を演出するドラマでよく使われるエリアです。
ドラマ好きなら一度は通ったことがあるという人も多い場所で、地元の人々の温かさも感じられます。
周辺には昔ながらの商店や屋台もあり、“韓国の素顔”を感じるロケ地としても魅力的です。
伝説の「カプチーノキス」はカフェベネで撮影
「シークレットガーデン」と聞いて多くのファンが思い出す名シーンのひとつが、“カプチーノキス”です。
その舞台となったのが、かつて京畿道・利川(イチョン)に存在していたカフェベネ ハイックス店でした。
このロケ地は一時期ファン巡礼の聖地として多くの人々が訪れたほどの人気ぶりでした。
利川ハイックス店で撮られた胸キュンシーン
ジュウォンがライムにカプチーノの泡をつけて、そのままキスするという有名なシーン。
当時の韓流ブームを牽引したこの場面は、ロマンチックな演出の象徴として今も語り継がれています。
カフェ内の雰囲気やテーブルの配置まで、当時のまま再現されていたことで、訪れたファンの感動はひとしおでした。
閉店後も語り継がれる名スポット
残念ながらこの店舗は現在閉店しており、実際に訪れることはできません。
それでもファンの中では、“伝説のカフェ”として記憶に刻まれ続けている特別な場所です。
韓国各地に残る他のカフェベネの店舗でも、類似のデザインを見かけることがあり、その記憶をたどる旅も一つの楽しみ方です。
シークレットガーデン ロケ地巡りで韓国ドラマの世界を体験しよう
「シークレットガーデン」のロケ地は、韓国全土に点在しています。
豪華なホテルや自然豊かなリゾート、庶民的な下町まで、多彩な舞台背景が物語にリアリティと魅力を与えてきました。
実際に訪れることで、ドラマの余韻をより深く体感できるのが、ロケ地巡りの醍醐味です。
今でも訪問可能な場所をチェック
今回紹介したロケ地の中には、現在も宿泊や観光が可能なスポットが多くあります。
済州島のホテルや、マイムビジョンビレッジ、ロッテ百貨店清涼里店などは今も実在し、ファンを迎え入れています。
計画的に訪問すれば、1回の旅行で複数のロケ地をまわることも可能です。
旅行プランに組み込む際の注意点
ロケ地の中には個人宅や商業施設の一部も含まれています。
訪問の際は、周囲に配慮しマナーを守ることが大切です。
また、営業日や施設の公開状況は時期により異なるため、事前に公式サイトなどで確認しておくことをおすすめします。
この記事のまとめ
- ジュウォンの豪邸として登場するマイムビジョンビレッジはファン必見のロケ地
- 済州島ではシーエスホテルやロッテホテル済州など名シーンの舞台が多数
- ソウルのロッテ百貨店や昌信洞など市内にも訪問可能な聖地がある
- カプチーノキスで有名になったカフェベネは今なお語り継がれている
- 実在する場所も多く、韓国旅行とセットでロケ地巡りが楽しめる