今回は、みんなお馴染みの「初詣」についてお話しします。
新年が明けると、なんとなく「神社行かなきゃ!」って思いますよね。
でも、初詣ってなんとなく行ってるけど、そもそもどういう意味があるのかって知ってますか?
実は、昔と今では少し違うスタイルになってきているんです!
この記事では、初詣の意味や歴史、なんでお正月にお参りに行くのか、さらに現代ならではのオンライン初詣まで、いろいろな角度から初詣についてご紹介します。
これを読んだら、今までなんとなく行っていた初詣がもっと楽しく、そして特別なものに感じられるかもしれませんよ!
Contents
初詣の意味と歴史を知って、新年を迎えよう!
初詣って、新年になるとみんなが神社やお寺に行くあの風習ですよね!
「初めてのお参り」って書くように、新年が明けてから最初に行く参拝を指します。
でも、実はこの習慣、昔からずっと同じわけではなく、今の形になったのは割と最近のことなんです!
もともと「詣でる(もうでる)」って言葉には、神社やお寺にお参りする意味があって、だから「初詣」もそのまんま「新年最初のお参り」って意味になるんですね。
初詣に行く理由って?
じゃあ、なんでわざわざ初詣に行くのかっていうと、去年無事に過ごせたことへの感謝と、今年もいい年になりますようにっていうお願いを神様にするためです!
参拝したら、みんなそれぞれお願い事をしたり、絵馬に願いを書いたり、ついでにお守りをゲットしたりもしますよね。
お正月に飾りを飾ったり、お雑煮を食べるのも、神様への感謝と新年のお願いが込められている行事なんです。
でも、家でやるお正月の行事と神社でやる初詣って、実は違うんです!
家で飾る正月飾りには「歳神様」っていう、毎年家に来てくれる神様が宿ると言われていて、先祖の霊とされることもあります。
一方、初詣でお参りするのは「氏神様」っていう、その地域を守ってくれている神様なんです。
それぞれに役割が違うんですね!
初詣の今の形はどうやってできた?
今では「有名な神社やお寺に初詣に行く」っていうのが当たり前になっていますが、この形が定着するまでにはいろんな歴史的な流れがあったんですよ。
場所によって初詣のやり方や行くところは少し違うかもしれませんが、基本的には新年に神様に感謝して、今年の幸せをお願いする、という点では共通しているんです。
初詣に行くことで、新しい年を良いスタートにしたい気持ちが表れているんですね!
だから、ちょっとした準備や心構えも大事。ぜひ今年も初詣で素敵な一年をスタートさせましょう!
年籠りって?初詣の昔の姿を知ろう!
初詣のルーツのひとつに「年籠り」って行事があるんです。
これは、村のリーダーや家の長が、大晦日の夜から元日の朝まで、地域の神社にこもってお祈りするというもの。
なんと、寝ずに祈り続けなきゃいけない決まりがあって、うっかり寝ちゃうと「白髪やシワが増えるよ!」なんて言い伝えまであったとか。
今の日本では年籠りの風習はほぼ消えてますが、ちょっと似た風習が中国の旧正月にあって、それを「守歳」って呼ぶそうです。
こちらも大晦日に寝ないで過ごすんだとか!
年籠りが分かれて初詣の形ができた!
年籠りはだんだんと「除夜詣」と「元日詣」に分かれて、大晦日と元旦の2つのタイミングで参拝するようになりました。
大晦日夜に行くのが「除夜詣」、そして元旦朝の参拝が「元日詣」。
実はこの「元日詣」が、今の初詣のスタートだったんです!
でも、昔は参拝する場所も決まっていて、地域の神様が祀られてる神社や、今年のラッキーな方角(これが恵方ですね)にある神社に行くのがルールだったんです。
その恵方に行く参拝のことを「恵方詣り」って言って、関西で始まったらしいですよ。
今だと「恵方巻」を思い浮かべる人も多いかもですね。
ちなみに、今でも大晦日と元旦に2回神社に行く「二年参り」って風習がある地域もあるんです。
2回お参りできるって、なんかお得感がありますよね。
初詣が今のスタイルになった理由
「除夜詣」と「元日詣」が分かれて行われてた時代もあったけど、やがて元日詣だけがメインになり、それが今の初詣スタイルに。
しかも、昔は恵方にこだわってた参拝も、だんだん有名な神社やお寺に自由に参拝する形に変わってきたんです。
「初詣」っていう言葉が使われだしたのは大正時代からなんですが、この頃から恵方詣りも徐々に忘れられていったみたい。
この変化には、鉄道の発達が大きく影響してるんですよ!
交通が便利になって、近場の神社だけじゃなくて、遠くの有名な神社にも簡単に行けるようになったからです。
さらに、鉄道会社が「今年の恵方はこちら!」って沿線の神社を宣伝するようになって、みんなが自由に好きな神社に参拝するようになったんです。
その結果、今みたいに「どこでもいいからとにかく有名なところに初詣に行こう!」っていうスタイルが定着したわけですね。
初詣は「三が日」を過ぎたらアウトなの?
全然OKです!1月3日を過ぎても問題なし!
初詣っていうのは、その年初めて神社やお寺にお参りすることだから、日にちが厳しく決まってるわけじゃないんです。
ただ、年が明けたら早めに行くのが良いとされてるから、みんな元日か三が日に行くことが多いんですよね。
初詣には、新年の挨拶を神様や仏様にするって意味があります。
そもそも、お正月の行事自体が「年神様」っていう新年の神様を家に迎えて、その年の幸せや豊作をお願いするためのもの。
だから、元旦に年神様を迎えてから、初詣に出かけて挨拶するのが一般的なんです。
お正月過ぎたらもう初詣ダメ?
いやいや、全然大丈夫!初詣ってその年初めての参拝だから、正直いつ行ってもOK。
厳密に「何日までに行かないといけない!」なんてルールはないんです。
ただ、みんな早めに新年の挨拶したいから、できれば早く行くほうが良いって感じなんですね。
でも、もし少し遅れて行っても、その年最初のお参りならそれが初詣になるんです。
ただし、あまりにも遅くなっちゃうと、破魔矢とか熊手が手に入らなくなる可能性もあるので、その点だけは注意しましょう!
だから、初詣は焦らなくてもOKだけど、気持ちよく新年のスタートを切るために、早めに行けたら最高ですね!
【オンライン参拝で初詣!?新時代の参拝スタイル&喪中・忌中の初詣はどうする?】
■オンラインで初詣もできる時代に!自宅で楽々参拝スタイル
最近では、コロナの影響もあってオンラインで初詣ができる神社やお寺が増えてきました。
外出が心配だったり、混雑を避けたい人にはぴったりの方法ですよね。
神社の公式サイトにアクセスすれば、まるで現地で参拝しているような体験ができるんです。
お守りや御朱印もネットで注文できる神社もあって、自宅にいながらも新年のご挨拶ができるんです!
この新しいスタイルは、忙しい人や遠方に住んでいる人にも嬉しいポイント。
オンラインなら、早朝や夜遅くでも気にせず参拝できますし、寒い中で並ぶ必要もないのが魅力的。
密を避けたい人にとっては、オンライン初詣は新しい選択肢として検討してみてはいかがでしょうか?
■忌中や喪中は初詣を控えるべき?その理由を知ろう
一方で、「喪中や忌中に初詣ってどうすればいいの?」って疑問もありますよね。
まず、忌中(きちゅう)とは、近しい親族が亡くなったときに弔う期間のことです。
仏式では四十九日、神式では五十日祭までがこの期間にあたり、忌中は「死の穢れ」があるとされていて、お祝いごとは避けるべきとされています。
だから、初詣も避けるのが一般的です。
さらに喪中(もちゅう)は、一周忌までの期間を指し、この間も派手な行事やお祝いごとは慎むのが良いとされています。
特に2親等までの近い親族が亡くなった場合は、忌中や喪中の間は初詣に行くのは控えた方が良いという考えが根強いんですね。
■新しい参拝スタイルと伝統を守るマナー、両方大事にしよう
今やオンラインでも初詣ができる時代になりましたが、家族や故人を大切にする気持ちも大事です。
喪中や忌中のときは、新年の挨拶よりも故人を偲ぶ時間にするのが良いかもしれません。
とはいえ、時期を見て、喪が明けてから改めて参拝することもできます。
新しい年を迎えるときに、自分に合ったスタイルで無理なく初詣を楽しみながら、家族や伝統への思いやりも忘れずに過ごすのが大事ですよね。
気持ちよく新年をスタートするために、どんな形であれ、自分なりの初詣を見つけてみましょう!
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初詣の由来を知って、新年をもっと満喫!混雑回避のコツ:記事のまとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を読んで、初詣について少しでも新しい発見があったり、興味を持ってもらえたら嬉しいです。
初詣って、ただの年始のイベントじゃなくて、神様に感謝したり、1年の幸せを願ったりする大事な行事なんですよね。
お正月の伝統や風習を大切にしながらも、自分らしいスタイルで参拝できる時代になったのは、とても素敵なことだと思います!
これから初詣に行こうかなって思っている人は、ぜひ気持ちを整えて、すがすがしい気持ちで新しい年を迎えてくださいね。
オンラインで参拝するのも良し、早起きして静かな時間に参拝するのも良し、混雑を避けてゆっくり参拝できるタイミングを狙うのも良しです。
無理せず、自分のペースで初詣を楽しんでください!
また、喪中や忌中で初詣を迷っている方も、伝統やマナーを大切にしつつ、心の準備が整ったタイミングで参拝してもいいと思います。
家族や故人への思いやりも忘れず、良い一年のスタートを切れるといいですね。
それでは、みなさんが幸せで素敵な1年になりますように!