寒い冬が明けて陽気な温かさが多くなり、寒桜が咲きはじめると春の訪れを感じますね!
冬山はリスクが高いため、ハイキングを中止していた方達も、グリーンシーズンに向けて気分が高まってくるのでは?
雪や氷で覆われていた山々も、段々とその姿をあらわして表情が緩んできたところですね♪
そんな春の山を、季節を感じながらハイキングで快適に過ごせればうれしいのでは?
今回の記事では、春に山へ出かける時の服装についてお伝えしていきますよ。
Contents
春のハイキングの服装は?
では、少し暖かくなってきた春にハイキングへ行く時のベーシックな服装について、お伝えしていきますね!
一般的に山歩きをする時には、レイヤリング(重ね着)をするのが基本となります。
なお、春はまだまだ肌寒い日が続くことが多いので、防寒対策はしっかりと行いましょう!
薄手の半袖Tシャツ(ベースレイヤー)
まず、1番下に着るアンダーウェア(ベースレイヤー)は春や夏なら速乾性のある半袖Tシャツを着用するとよいでしょう。
登山用のアイテムなら、すばやく汗を吸収・速乾させて肌をドライに保ってくれる機能がついているので、身体の冷えなどを防いでくれますよ♪
長袖のベースレイヤー
前述したように、春の入山はまだまだ肌寒い日が多いため、ベースレイヤーは長袖を着用しましょう。
しかし、どんどんと歩いていると、体温の上昇と気温の上昇が相まって、思った以上に汗をかいてしまいます…
そして、この汗によって身体が冷えてしまうため、ベースレイヤーは【吸湿発散性】機能を備えているものを選びましょう。
素材は「メリノウール」や「ポリエステル」などが良いですよ。
メリノウールは少し割高ですが、着心地がよいので予算に余裕があるのならおすすめです。
もちろん、ポリエステルでも問題ありません。
なお、コットン素材は着心地がやさしく、吸湿性には優れていますが、吸った水分をそのまま保持してしまいます。
そのため、その水分によって身体の熱を奪ってしまいやすいので、避けたほうが無難でしょう。
防風性が高いアウター
春の山は風が強いことが多いので、その風によって体温が奪われやすくなります。
そのため、アウターは防風性にすぐれたものを着用してくださいね!
また、急な雨に見舞われることも考慮して、簡易的でかまわないので防水機能がついたものをチョイスするとよいですよ。
また、アウターは暑くなると脱いだり、寒くなると着用したりと脱着の頻度が高めです。
なので、脱着が容易なデザインにすることも重要ですよ。
なるべく購入前に試着をして、ストレスなく脱いだりできるものを選ぶようにしましょう。
ボトムス
春のハイキングに着用していくボトムスは、中厚の長ズボンor保温性のあるショートパンツ+冬用のサポートタイツですね。
しっかりと歩けるように、ボトムスは動きやすくストレッチの効いた素材のものを選びましょう。
ハイキングの持ち物
では、ハイキングに必要な持ち物にはどんなものがあるのでしょうか?
基本的な持ち物から、あったら便利なアイテムまでを続けて紹介していきますね♪
必須の持ち物は?
まずは、ハイキングや登山など、入山をする時には必ず持って行きたいアイテムをチェックしてみましょう!
- ウェア
- シューズ
- 帽子
- ライト(ヘッドライトがおすすめ)
- レインコート
- リュック(30リットル以上が◯)
- 水筒
- おやつ
- 栄養補助食品
- ゴミ袋(ゴミは必ず持ち帰ろう)
- 地図
- コンパス
- 健康保険証(怪我をして病院に行った時のため)
上記の持ち物は、必ずリュックに入れて持っていきましょう!
あれば便利なアイテム
次に、持っていけば便利なアイテムを紹介していきますね!
できれば準備して持参することをおすすめします♪
- トレッキングポール(長時間歩いても疲れにくいため)
- モバイルバッテリー(充電切れになった時に便利)
- アプリをスマホへダウンロード(地図アプリや登山用のアプリ)
- 予備の着替え(突然の雨で濡れてしまった時など)
- 軍手
最近では高山植物などが調べられる面白いものやSNSで行った先をシェアできたりと、便利なアプリが色々と出ていますよ♪
ぜひ、ハイキングへ行く前にダウンロードしていくことをおすすめします。
ハイキングと登山の違いって何?
Hiking(ハイキング)とは、森林や山などの自然や知らない景観を歩いて楽しむアウトドアスポーツの総称をいいます。
では、似たような種類で登山やトレッキングがありますが、ハイキングとは何が違うのでしょうか?
結論からいうと、じつはこの3者に厳密的な定義の違いはないということなのです!
しかし、一般的には以下のような感じで捉えられていることがほとんどでしょう。
歩行レベルが軽いものや低山=ハイキング
歩行レベルがハイキングよりも上=トレッキング
歩行レベルが高く、標高も高い山を登る=登山
または、山歩きのルートや感覚的な主観によるものでも違ってくるようです。
ですが、前述したように「ハイキング」というと、軽装で気軽に低山を散策するという考え方が一般的でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
暖かくなってきた春のハイキングでも、やはり山の中ではまだまだ寒い日が多いため、防寒対策は必要ということでしたね。
また、春先は山風が強いことも珍しくないので、防風機能のついたアウターを着用するなど!服装には注意することをおすすめします。
必要な持ち物をしっかりとチェックをしたら、万全に安全に!春の山のハイキングを楽しんできてくださいね!