父の日っていつも何となく過ごしていませんか?
毎年カレンダーに赤丸がついているけれど、その日がどうしてあるのか、どんな意味があるのか、ちょっと立ち止まって考えてみるのもいいかもしれませんね。
家族の大黒柱であるお父さんに、日頃の感謝を伝える絶好の機会、父の日。
この機会に、父の日のことをもっと知って、お父さんに心からの「ありがとう」を伝えてみませんか?
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父の日の由来
毎年6月の第3日曜日に祝われ始めました。
この日は、家族が日頃の感謝を込めてお父さんにプレゼントを贈ったり、一緒に過ごす時間を大切にしたりします。
さて、父の日の由来はとっても心温まる話から始まっているんですよ。
1910年、アメリカのワシントン州で、ソノラ・スマート・ドッドという女性が、自分を男手一つで育ててくれた父親を讃える日を作りたいと提案しました。
彼女の父親は、南北戦争から帰還後、妻に先立たれて6人の子どもを一人で育て上げたんです。
ソノラは母の日があるなら、父の日もあるべきだと考え、その思いが実現したのが父の日の始まりです。
最初の父の日は、ソノラの父の誕生月である6月に行われました。
そして、なんとその日が6月の第3日曜日だったため、今でもその日に祝われているんです。
アメリカでは、健在なお父さんには赤いバラを、亡くなったお父さんには白いバラを贈るという伝統があります。
日本における父の日
この日は、プレゼントを贈ったり、一緒に過ごしたりすることで、お父さんへの日頃の感謝の気持ちを表します。
さて、日本で父の日が広まったのは、1980年代からなんです。
それまではあまり知られていなかったんですよ。
でも、「日本ファーザーズ・デイ委員会」が設立されてから、父の日は国民的な行事として認知されるようになりました。
この委員会は、父の日を盛り上げるために、お父さんの似顔絵や作文コンクールを開催したり、ベスト・ファーザー賞を認定するなど、様々な活動をしてきたんです。
また、父の日に黄色いバラを贈る習慣は、「父の日黄色いリボンキャンペーン」の影響が大きいです。
黄色いリボンは、父親への感謝の気持ちを象徴していて、このキャンペーンを通じて、父の日に黄色いバラを贈ることが一般的になりました。
黄色は幸福や信頼、愛や尊敬の象徴の色とされているから、父の日のイメージカラーとしてぴったりなんです。
日本では、父の日には身の回りの品や食べ物を贈ることも多いですが、花を贈るというのも素敵な伝統ですよね。
お父さんが健在ならば赤いバラ、亡くなっている場合は白いバラを贈るというアメリカの習慣にならい、日本でも父の日には花を贈ることで、感謝の気持ちを表現するんです。
というわけで、父の日はただのイベントではなく、お父さんへの感謝の気持ちを形にする大切な日。
毎年、この日が来ると、私たちは忙しい日常の中で忘れがちな「ありがとう」を、改めてお父さんに伝える機会を得るんです。
だから、父の日はとっても大切なんですよね。
父の日は何をする日?
父の日は、お父さんに日頃の感謝を伝える日です。
アメリカでは赤いバラを、日本では黄色いバラや身の回りの品を贈ることが多いですね。でも、何を贈るかよりも、大切なのはその気持ち。
お父さんが喜ぶことを考えて、心からの「ありがとう」を伝える日なんです。
だから、父の日は、お父さんへの感謝を形にする特別な機会で、世界中で様々な形で祝われているんですよ。
お父さんがいつも頑張ってくれていることに、ちょっと立ち止まって感謝を伝える、そんな温かい日なんです。
各国の父の日
各国の父の日は、それぞれの国の文化や歴史に根ざした特別な日です。
日本を含む多くの国では6月の第3日曜日が父の日とされていますが、世界には様々な日にちで父の日を祝う国々があります。
たとえば、アメリカやカナダ、イギリスなどでは、私たちと同じく6月の第3日曜日に父の日を祝います。
この日は、お父さんに感謝の気持ちを伝えるために、バラの花やメッセージカード、お父さんの好きなアイテムを贈るのが一般的です。
特にアメリカでは、健在なお父さんには赤いバラを、亡くなったお父さんには白いバラを贈るという伝統があるんですよ。
一方、オーストラリアでは9月の第1日曜日が父の日で、家族でアウトドアを楽しむ日として定着しています。
ピクニックやバーベキューをして、お父さんとの時間を大切にするんですね。
そして、イタリアやスペインなどカトリック系の国々では、3月19日の聖ヨセフの日が父の日とされています。
宗教的な背景を持つこの日は、家族で特別な食事をしたり、お父さんに感謝の手紙を書いたりするそうです。
また、フィンランドでは11月の第2日曜日が父の日で、子どもたちは手紙や手作りのプレゼントを用意して、お父さんに感謝を伝えます。
父の日と母の日の比較
父の日と母の日は、それぞれ特別な意味を持つ大切な日です。
母の日は5月の第2日曜日、父の日は6月の第3日曜日に祝われ、両日ともに家族の絆を深め、感謝の気持ちを表す日として大切にされています。
母の日は、1905年にアメリカで始まり、母親への感謝と尊敬の気持ちを表す日です。
一方、父の日は、1900年代初頭のアメリカで始まり、父親への感謝を示す日として定着しました。
日本では、母の日は大正時代に導入され、父の日は1950年頃に広まりました。
プレゼントに関しては、母の日には生花やカーネーションが一般的で、父の日には食事やグルメ、酒類が好まれる傾向にあります。
また、母の日には手紙やメール、絵を贈ることも多く、父の日には手紙を贈る割合が母の日よりも多いことが特徴です。
予算については、母の日と父の日でそれぞれ平均5500円程度とされており、贈る側の予算は受け取る側の希望額よりも高くなっています。
これは、贈る側の感謝の気持ちの大きさを表しているのかもしれませんね。
母の日も父の日も、普段はなかなか言えない感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。
どちらの日も、家族の愛と感謝を表現するために、心を込めたプレゼントを選ぶことが大切です。
父の日の由来のまとめ
この日は、お父さんへの感謝を形にする特別な機会で、世界中で様々な形で祝われています。
ソノラ・スマート・ドッドが提案したこの日は、彼女の父親への敬愛の気持ちから生まれ、今では多くの国でお父さんへの感謝を表す日として定着しています。
日本でも1950年代から広まり、父の日は家族が集まり、日頃の感謝をお父さんに伝える大切な日となっています。
プレゼントや共に過ごす時間を通じて、お父さんへの愛と尊敬の気持ちを示すのですね。