産後クライシスかも?二人目出産後のイライラの原因と改善方法は?!

二人目

一人目の時は感じなかったのに、二人目出産後「産後クライシス」になる人がいます。

その原因とは何でしょう。

改善方法にせまっていきましょう。

Contents

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二人目出産後の「産後クライシス」になる原因

一人目の時は「産後クライシス」にならかったのに、なぜ二人目になると「産後クライシス」になってしまうのでしょうか。

原因を探っていきましょう。

一人目の時は気づかなかっただけ

一人目の育児は、赤ちゃんをちゃんと育てないといけないという気持ちが多く、正直夫のことは見えてなかっただけという人がいます。

また里帰りをして、完全に夫とは別居になっていたので、関わり合いがなかったという人もいます。

それが二人目になると、赤ちゃんの世話にも余裕が出来たり、里帰りが難しく自宅で過ごすようになると、夫の無能さにイライラが募るケースがあるのです。

夫としてみれば、一人目と同じことをしているだけなのに、なぜ妻がそこまで腹を立てるか分からず、妻のイライラに油を注ぐ結果になってしまいます。

上の子と下の子の年が近い場合

この場合は、単純に1人で育児・家事をこなすことは不可能です。
しかし、理解のない夫はなんとかなると、それまでの生活を変えようとしません。

これでは「産後クライシス」になることは、しょうがないことでしょう。
最悪「産後鬱(うつ)」になることも考えられる、恐ろしい状態です。

仕事を休まないといけないストレス

一人目の時は、祝福ムードが強い職場の場合でも、続けてまた産休に入るとなると、厳しいことをいう人もいます。
陰口を聞こえるようにいう人が、いるかもしれません。
職場復帰のことを考えると、ストレスは大きくなっていきます。

自分は子どもを産むことで大変な思いをしたうえに理不尽な扱いを受けるのに、夫は何も変わらないことに腹が立つことは十分にあります。

上の子より手がかかる場合

上の子が女の子、下が男の子の場合、育児の大変さが全然違うということもよくある話です。
個人差はあるもの、男の子のほうが病気にかかりやすく病院に行く回数も多いと言われたりします。
「女の子は精神的に、男の子は肉体的に大変」とう言葉もよく耳にします。

もちろん、それぞれに個人差はあります。

しかし、幼少期は男の子の体力に悲鳴を上げるママが多いのは事実でしょう。
そんな大変な思いをしているのに「男ならそんなもんさ」と他人事のように夫に言われるストレスは、計り知れません。

思い通りにいかない

一人目の時は、思い通りにいかない時でも、子どもが昼寝をしたわずかの隙に自分のすべきことをすることができました。

ところが二人目になると、二人が同時に昼寝をすることはほとんどありません。
むしろ上が大きい声を出し、下の子を起こしてしまうことなんて日常茶飯です。
上の子の送り迎えの時間に、下の子を寝かしたままにしておくこともできません。
しょうがなく寝かした子を連れていかなければならないストレスは、大変なものです。

思い通りにいかない子供二人の育児に、肉体的にも精神的にも疲れはてています。
そのことを理解しない夫とは、話もしたくなくなります。

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二人目出産後の「産後クライシス」改善方法

これは、妻一人がいくら頑張っていも無理です。
妻一人が我慢すればいい問題でも、ありません。

時が流れ妻に余裕ができれば、今の関係が少しよくなるかもしれませんが、一生夫を信頼できない関係になることが多いのです。
夫婦で取り組む「産後クライシス」の解決方法をみていきましょう。

コミュニケーションをとる

何といっても話し合わないと、問題解決にはなりません。

きっと「産後クライシス」状態では、話し合うことでさえ苦痛でしょう。

しかし、改善するためには、自分が何を考えているか夫に理解してもらわないといけないのです。

具体的な案を考える

話し合いで妻の実態を知った夫が、では何をすればいいかと考えた時、きっと妻が望むことはすぐにはできません。

もし、すぐできる夫ならすでに何かをやっているでしょう。

ですので、妻が夫ができる範囲の育児や家事を具体的に決めてしまいましょう。

ここで大切なことは、誰も初めてのことは上手にすることはできません。

褒めることは難しくても、夫のやったことを否定することはやめましょう。

せっかくやろうとした気持ちが、しぼんでしまいます。

妻1人の時間を作る

四六時中子どもといる生活は、ストレスでいっぱいです。

愛情がないわけでは、ありません。

愛情があるからこそ、ほっとけないのです。

ですので、最初は短時間でもいいので、全てを夫にまかせ妻1人の時間を作りましょう。

最初はびっくりするほど何もできない夫だと思いますが、ここで「やっぱりダメだわ」と諦めると努力が水の泡になります。

人と比べない

他の家族の夫のイクメンぶりを聞くと、落ち込んでしまうことってありますよね。
確かに、素晴らしい夫もいるでしょう。

しかし、比べてはいけません。

私だって、知り合いの奥さんと比べられると、ムッとしてしまいます。

家庭によって状況は違います。
そして、外から見ただけでは、全てが分かるわけではありません。
正直に、全てを話しているとも限りません。

比べることはやめ、自分の家族の幸せは何なのか考えましょう。

頑張りすぎない

「産後クライシス」になる原因は、夫の無理解が大きな理由です。

しかし、妻の性格により「産後クライシス」になる可能性が高くなります。
その性格とは、「努力家で真面目」なんです。

大変な時は、家事をさぼりましょう。
ごはんもたまには、インスタントでもいいじゃないですか。

育児もさぼれるところは、さぼりましょう。
今日は特別、いくらテレビを見てもいい日とか作ってもいいですよ。

とにかく、積極的にサボる日を作りましょう。

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夫とコミュニケーションがとれない時

夫が妻の状態を分からず、コミュニケーションを取ろうとしない時があります。

「また愚痴かあ。面倒だな。」「仕事して疲れているんだから、ゆっくりさせろよ。」

その時は、どうしたらいいのでしょうか。

紙に書く

男性は「話を聞く」ことが苦手です。

特に、疲れている時は「話を聞こう」と意識しないと話の内容は、頭に入ってきません。

できるだけ感情を入れず、困っていること、協力してほしいことを具体的に書きましょう。

離婚も考えてみる

「話を聞いてもらう努力をした」「紙に書いて状況を分かってもらえるよう努力をした」
それでも夫が何も変わろとしない場合、離婚を具体的に考えてもいいでしょう。

妻が本気で困っていることが理解できない、頑張ろうとしないでは、夫婦の意味がありません。

ただし、いきなり「離婚したい」と言ったり、いきなり「別居」はやめましょう。
それでは、妻が不利になります。

まずは、家族の資産をしっかり把握します。
また、浮気など夫の不貞行為はないか、調べることも忘れてはいけません。
子どもの年齢を考え、どれほどお金がいるのか、自分が稼ぐにはどうしたらいいのか、具体的に考えましょう。

そして、離婚後頼れる人は誰なのか考えましょう。
その後は、その頼れる人に相談したり、離婚で損をしない情報を仕入れましょう。

もちろんその間に、夫が何かに気付き離婚を回避できるのが一番です。

しかし、妻のあなただけが我慢して頼ることのできない夫は、本当にあなたに必要ですか。
自分の人生です。
悔いのないように行動をしましょう。

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最後に

二人目が産まれると、大変なことが急激に増えます。
肉体的にも精神的にも、厳しい状況になるでしょう。

そんな厳しい状況を、夫が協力して乗り切ることができれば、夫婦の絆がより深まります。
自分だけで頑張らず、しっかり協力してもらいましょう。