秋のイベント10月31日は、かぼちゃのオバケが印象的なハロウィンですね!
今年はどんな仮装をして街にくりだそうかな?と考えると、ワクワクしませんか?さて、ハロウィンならどんな仮装をしても違法性はないのでしょうか?
たとえば、警察官や消防士など…
せっかく仮装するのなら、やってみたかった職業になりきってみたい!と思う方もいるのでは?
今回は、ハロウィンでコスプレをする際に【違法性】がある仮装について調べてみました!
この記事を読んで、ぜひ、コスプレの違法性について知ってみてください。
Contents
ハロウィンの仮装で警察に捕まることはある?
では、さっそく気になる本題へ入っていきましょう。
都会の繁華街では、大勢の人が思い思いのコスプレをして、大賑わいをしているハロウィン。
とても楽しいのだけれど、仮装をする際には注意しなければいけないことがあるのですよ!
それは【違法性がないコスプレなのかどうか】ということです。
違法なコスプレをしたまま外出してしまうと、最悪の場合逮捕されてしまう恐れがあるのだとか!
では、どんな仮装やコスプレが法に触れてしまうかもしれないのでしょうか?
以下に紹介しましょう。
警察官や消防士
まず、警察官や消防士になりきる仮装には注意が必要!
しかし、警察官や消防士のコスプレをしている子供はたくさんいますよね?
違法性が疑われるのは【リアルなコスプレをしているかどうか】だということだそうです。
つまり、小さな子供が警察官などの嘘の制服を着ていても、誰もがホンモノだとは思わないですよね?
しかし、大人がリアルに仮装すると、本当の警察官かな?と周囲の人が勘違いしてしまう可能性があります。
そして、ホンモノそっくりにコスプレしてしまうと「軽犯罪法違反」に該当するのだとか…
このような場合には「軽犯罪法第1条15号」が適用されてしまう可能性があるのです!
それは「資格が無いのにもかかわらず、法令で定められた制服又は記章や勲章、その他の標章、もしくはこれらに似せて作った物を用いた者」は「拘留もしくは科料に処する」と定められているのです。
いかがですか?
せっかく憧れの警察官や消防士、自衛官などになりきって楽しんでいたのに、あわや逮捕されるだなんて、絶対にイヤですよね…
このようなコスプレをしたい時には、外国の警察官の仮装だったり、明らかに違うデザインのものを選べば、処罰の対象にはならないということですよ!
確かに!言われてみれば【SWAT】や【FBI】に扮している人たちはハロウィンでよく見かけますよね♪
肌の露出が過激
つぎは【お肌の露出度が高いコスプレ】について解説しましょう。
おへそや乳首、脇腹、尻、腿などが極端に見える格好をした場合、現行犯逮捕されてしまうかもしれません!
この場合【軽犯罪法第1条20号】が該当するということです…
その場合は「公衆の目に触れるような場所で、公衆にけん悪の情を催させるように腿や尻、そのほかの身体の一部(おへそや乳首、脇腹など)をみだりに露出した者」は「拘留もしくは科料を科せられる」と規定されているのだとか!
また、こちらはだいたい想像がつくかと思いますが、下半身を広範囲に露出していると軽犯罪法ではなく【公然わいせつ罪】として検挙される恐れがありますよ。
くれぐれも、露出度の高すぎるコスプレはやめておきましょうね!
キャラクター(著作権がある場合)
キャラクターの仮装をする時も、少し注意する必要があります。
それは、営利目的やイベントへの出演をする、又は作った服を売る、仮装した姿を公衆送信(ネットに掲載)するなどの行為は【著作権法違反】に該当する可能性があるということ。
しかし、個人やファミリーで楽しむ場合は問題ないので、ハロウィンでコスプレをする分には、そこまで気にする必要はないでしょう。
車の装飾・改造
人間の仮装だけではなく、車やバイクなどの装飾や改造でも違法になる危険性があります!
前述したように、人ならリアリティのある警察官や消防士などにコスプレをすることは違法になると解説しましたよね?
バイクや車も同じで、リアルな白バイやパトカーに装飾・改造することは違法になります。
例えば、パトカー風にしたいのであれば、車を黒と白にカラーリングするくらいならOK!
しかし!警察のシンボルとして使われているような「〇〇県警」又は「POLICE」といった、旭日章をペイントすることは禁じられています。
またパトカーや救急車、消防車などが用いている「赤色灯」の装着は違法になるということ。
何故なら、赤色灯は道路運送車両法の保安基準により【緊急車両以外の装着は認めない】と決められているからです。
こちらは、ルーフなどに装着するだけでも違法性があるので、注意が必要ですね!
車両をハロウィン仕様に仮装するのはいいのですが、くれぐれも逮捕されないように気をつけましょう。
ハロウィンでのおすすめの仮装は?
最後に、違法性を気にしなくてもよい、ハロウィンでのおすすめの仮装を少しだけピックアップしてみました。
定番ではありますが、ハロウィンの雰囲気を出すにはピッタリのコスプレでしょう♪
ジャック・オー・ランタン
かぼちゃのオバケでおなじみの、ハロウィンのシンボルキャラクターといっても過言ではない、ジャック・オー・ランタン。
カボチャの表情によって、恐い感じにしたり、可愛らしい風にできたりと、カスタムしやすいのではないでしょうか☆
ドラキュラ
黒いマントに血のついた牙を合わせれば、ドラキュラに仮装することができますね!
ドラキュラのコスプレは、ネットやお店でもたくさんの種類が売っているのを見かけますし、お手軽に仮装できますよ。
魔女・魔法使い
最後は、こちらもハロウィンでは定番の魔女&魔法使い♪
こちらもドラキュラと同様に、黒や赤のハロウィンマントを準備すれば、それっぽくなれますよね!
また、男性なら魔法使い、女性なら魔女と、男女どちらでも扮することができる、ユニセックスな仮装なのでおすすめです!
まとめ
いかがでしたか?
ハロウィンでコスプレをする際には、警察のお世話にならないように「仮装のルール」を頭に入れておく必要がありますね!
ホンモノそっくりなリアル過ぎる警察官や消防士、自衛官などのコスプレをするのは、違法になるのでやめておきましょうね!(車やバイクなども同様!)
本当になにかアクシデントが起きてしまった時に、周りの人を勘違いさせてしまい、警察官などの職種の方にも迷惑をかけることになります。
また、激しく露出をした格好や、著作権のあるアニメキャラのコスプレにも注意しましょう。
せっかくのハロウィンナイト!残念な結果にならないように、ルールを守ってコスプレをすることが大切ですね!