夏が近づくと、毎年気になるのが電気代ですよね。
特にエアコンをガンガンに使いたい気持ちもありますが、節電を心がけたいところ。
そこで、エアコンと一緒に活躍する扇風機の電気代についてお話ししましょう。
扇風機はエアコンに比べて消費電力が低いので、上手に使えば電気代をぐっと抑えることができます。
暑い夏を快適に過ごしつつ、賢く節電するコツを一緒に見ていきましょう。
Contents
扇風機の電気代は24時間でいくら?
扇風機の場合ですが、基本となる電気代は税込27円/kWh(※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価)とします。
「1kWh=1,000Wh」なので、「1W÷1,000×1時間(h)×27円=0.027円」というのが、1Wを1時間使った場合の電気代 となります。
一方でエアコンを24時間使った場合、消費電力は130Wから880Wと幅広く、それに伴い電気代も大きく変わります。
電気の単価を31円/kWhとした場合、130Wのエアコンを1時間使うと約4.0円、880Wを使うと約27.3円の電気代がかかります。
扇風機を強で24時間動かした場合の電気代
これは、一般的なACモーターを使用した扇風機が1時間あたり約1.08円の電気代を消費するという計算に基づいています。
この計算は、1kWhあたりの電気代を27円として、扇風機の消費電力を40Wと仮定した場合のものです。
また、DCモーターを使用した扇風機の場合、電気代はさらに1/10から1/2に抑えることができるため、より経済的です。
ACモーターの扇風機と比較して、DCモーターの扇風機は微風を起こすこともでき、消費電力が少ないため、電気代を節約できるという利点があります。
この情報は、電気代を計算する際の一般的な指標として参考になりますが、実際の電気代はご使用の扇風機のモデルやお住まいの地域の電気料金によって異なる場合がありますので、ご注意ください。
扇風機と冷房をと組み合わせた場合の電気代
先程も書いたように、扇風機の場合、電気の単価を27円/kWhとしたとき、1Wの電力を24時間使用すると0.648円の電気代がかかります。
エアコンを24時間使った場合、消費電力は130Wから880Wと幅広く、それに伴い電気代も大きく変わります。
電気の単価を31円/kWhとした場合、130Wのエアコンを1時間使うと約4.0円、880Wを使うと約27.3円の電気代がかかります。
扇風機の電気代を節約する方法
扇風機の電気代を節約するためには、以下の方法が効果的です。
風量を弱にする
扇風機の風量を最低限に抑えることで、消費する電力を減らすことができます。
風量が強ければ強いほど、それだけ多くのエネルギーを使うため、風量を弱に設定することは非常に効果的な節電方法です。
タイマーを使う
多くの扇風機にはタイマー機能が備わっており、これを活用することで運転時間を適切に管理できます。
特に、就寝時にタイマーをセットしておけば、眠っている間の不要な電力消費を防ぐことができます。
省エネ性能の高い扇風機を選ぶ
省エネ性能に優れた扇風機を選ぶことで、長期的に見て電気代を節約することができます。
最新の省エネモデルは、古いモデルに比べて消費電力が少ないため、購入時には省エネ性能をチェックすることが大切です。
おすすめの省エネ扇風機
省エネ扇風機を選ぶ際におすすめの機能は、以下の2つです。
扇風機は、長時間使用しても電気代が抑えられるため、省エネに非常に効果的です。
タイマー機能付きの扇風機
タイマー機能がある扇風機は、設定した時間が経過すると自動でオフになるため、無駄な電力を消費することなく、必要な時間だけ扇風機を使用できます。
特に夜間や外出時に便利です。
リモコン付きの扇風機
リモコンが付いている扇風機は、立ち上がることなく遠隔操作が可能です。
これにより、無駄な動作を減らし、快適に省エネ運用を行うことができます。
扇風機の電気代は24時間でいくら?のまとめ
もし省エネタイプの扇風機やDCモーターを使っているなら、もっと電気代を抑えることができますよ。
電気代を節約するには、風量を控えめにしたり、タイマーを利用するのがおすすめです。
暑い日が続くと扇風機は大活躍しますが、上手に使って少しでもお財布に優しくしたいですね。