2024年度のゴールデンウィークが近づいてきました!
そして、今年は最大で10連休という大型連休でもありますよね。
それなら、連休でなければなかなか行くことができない「日本アルプスの山」を紹介したいと思います。
しかし、ゴールデンウィークはどこに行っても混雑しますよね…
そこで!この記事では、あまり混雑しないと予想される「穴場の山」を激選してみました。
また、この時期にはどんな服装での登山がベストなのかも紹介していきますよ。
ぜひ、ゴールデンウィークの登山計画の参考にしてみてくださいね。
Contents
ゴールデンウィークの登山でおすすめの山は?
せっかくの連休なので、思い切って高所登山にチャレンジしたい方も多いのではないでしょうか?
また、登山が趣味の方にとって、5月は登山シーズンの始まりの季節ですよね!
ぜひとも、連休中に山登りに出かけたいと思っているのでは?
しかし、ゴールデンウィーク中は混雑が付きもの…
山の道中だけではなく、公共交通機関で行けないアクセスの悪い山では、登山口付近の駐車場も大混雑していたり…
少しでも混雑を避けられるように、下記に穴場の山々をピックアップしていきますよ♪
焼岳(やけだけ)
焼岳は、北アルプスではただ一つの活火山です。
日本百名山にも数えられるほどの噴煙が上がる溶岩ドームの迫力には驚かされることでしょう!
普段は人気がある山なのですが、ゴールデンウィーク中は、上高地側からのアクセスができないので、混雑をさけられる傾向が強い穴場の山です。
この時期は、中ノ湯側の登山口から、山道に入っていきます。
なお、標高1800メートルからは雪道になるのでアイゼンは必ず装備しましょう。
また、焼岳は日帰りでも行けるので、上級の山はむつかしい…と感じる方にはおすすめ!
針ノ木岳
針ノ木岳は、後立山連峰に属する「日本三大雪渓」のある人気の山です。
7月から9月のベストシーズンには、たくさんの登山者が「大雪渓」を目当てにやってきます。
しかし、ゴールデンウィークは、シーズン手前なので、それほど混雑はしないと予想されますよ☆
また、魅力的な針ノ木峠ですが「雪庇」がよく張り出ているため、注意してくださいね!
※「雪庇」せっぴとは、雪がつもって庇(ひさし)のように突き出ている積雪
甲斐駒ヶ岳
上級者におすすめしたいのが、南アルプスにある「甲斐駒ヶ岳」。
南アルプスでは最北にそびえ立つ山でもあり、駒ヶ岳と付く名前の山は全国にたくさんあるのですが、その中でも人気が高く「日本百名山」に選ばれている山ですよ。
山麓から登頂まで標高差が2200メートルもある【黒戸尾根コース】は「日本三大急登」として数えられているということです。
ゴールデンウィークの時期なら、七丈小屋までは夏道なのですが、山頂付近では「梯子」や「鎖場」が出てくるので、上級者におすすめの山ですよ。
塩見岳
塩見岳といえば、南アルプス国立公園に属しており「日本百名山」にも入っています。
また、南アルプスの真ん中あたりに位置しているので、山頂からの景色は圧巻!
中央アルプスから北アルプス、さらには富士山まで!絶景を展望することができますよ。
スタート地点は島倉登山口を利用して、三状峠で宿泊します。
そして、翌日はアタックして下山する短めのコースとなっていますよ。
こちらも三状峠までたどり着くまでに残雪があるので、アイゼンは必須アイテム。
なお、塩見岳は水場が限られていますので、幕営の技術がないとむつかしいということです。
摩利支天山
摩利支天山は、御嶽山でNo.2の高さを誇る山ですよ。
現在、御嶽山は2014年に起きた噴火の影響で、現在も規制がかかっている場所がありますが、摩利支天山は登山可能だということです。
御嶽山の標高にはおよびませんが、尖った山頂が独特の魅力を放つ摩利支天山の迫力はとても魅力的ですよ♪
また「小阪口コース」での登山なら日帰りでも可能なので、気楽にトライできるのではないでしょうか。
八ヶ岳連峰;北横岳
日本アルプスではないのですが【八ヶ岳連峰】もおすすめ!
こちらにも人気のエリアがあるので紹介しますね☆
それは「北横岳」。(正式名は横岳)
この山の特徴は、ロープウェイを利用することで、高山の絶景を楽しめること!
冬期には樹氷ができるため、スノーシュートレッキングをする人たちに人気があるということです。
ゴールデンウィークには雪は少なくなっていますので「軽アイゼン」で登ることができますよ。
標高差もあまりないので、登山初級者でも比較的チャレンジしやすい穴場の山です♪
ゴールデンウィークの登山の服装は?
ゴールデンウィーク頃ともなると、地上では20度を超える日もありますよね。
しかし、山の気温はまだ高くないことが多いです!
そのため、基本的には長袖、長ズボンに加えて羽織ものも持参しましょう。
また、風が強い時のために、防風性能に優れたジャケットやレインコートがあれば安心ですよ!
また、残雪がある山道が多いため、ある程度標高の高い山を登るのなら、軽アイゼンやアイゼンは必須!
特に登山初心者の方は、春の山を甘くみず、しっかりと道具を装備してから行きましょう。
まとめ
いかがでしたか?
どこでも混み合うことが予想されるゴールデンウィークですが、場所によっては混雑を避けることができるかもしれません。
また、登山なら、自然を肌で感じることができる上に、よい運動にもなり、人混みも避けることができそうですよね!
今年のゴールデンウィークには、魅力あふれる日本アルプスなどの穴場の山を訪れることをおすすめします。