201もうすぐ子供たちが楽しみにしている冬休みがやってきますね!
クリスマスにお正月、楽しいイベント目白押しな時期ですが、忘れてはいけないのが「宿題」という存在…
計算や漢字のプリントなどの他に、「新聞作り」という宿題を出されている子も多いようですね。
「新聞作り」と言われても、いったいどんな内容にすればいいのか、子供と一緒に悩んでしまうご両親はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、冬休みの宿題の参考に!子供にもわかりやすい「新聞作り」の方法をご紹介させていただきたいと思います!
Contents
冬休みの宿題!子供に分かやすい「新聞の作り方」①
冬休みの宿題として出された「新聞作り」をどんな内容にするか・どんな書き方をすればいいのか、考えてみるとなかなか難しいものですよね。
子供が決められずに悩んでいる時は、やっぱり少し力を貸してあげなければいけません。
とはいっても、あまりにも難しい内容では子供も理解できませんし、何より親が手を出し過ぎてしまっては宿題の意味が無くなってしまいます。
そこで大切になってくるのは、子供でも簡単にできる新聞の作り方を教えてあげるということ!
ここでは、楽しみながら新聞作りができるような方法をご紹介していきたいと思います♪
新聞作りに必要な準備をしよう
- 四つ切画用紙
- 筆記用具(鉛筆・色鉛筆・カラーペン・消しゴム)
- カラー写真(雑誌の切り抜きやプリンタの印刷で調べたい項目の画像をコピー)
- ハサミ
- カッター
- 糊
- 定規
「新聞作り」なんていうと、かなり大変そうな感じがしてしまいますが、しっかり準備をしておけば簡単に作ることができちゃいます♪
ということで、新聞作りに必要なものを、順番にご紹介していきますね!
冬休みの宿題!子供に分かやすい「新聞の作り方」②
新聞のタイトルと何を書くについてテーマを決める
「新聞作り」ということなので、まずは内容をどんな感じのものにするか…というところを決めなければいけませんよね。
このテーマを決めるというところで、まず一つ躓いてしまう方が多いのですが、ポイントはとにかく子供たちが興味を持てるテーマにするということ!
スムーズに新聞を作っていくには、作る本人が興味を持てる内容じゃないと、色々調べていく時にも苦痛に感じてしまいますよね。
なので、ここはいくつかのテーマを提案して、その中からお子様が興味のあるものを選ばせてあげましょう。
例えばこんなテーマはいかがですか?
- 歴史
- 伝記
- 科学(化学)のフシギ
- 人
- 好きな歌手
- アニメ
- ゲーム
- 漫画
など自分の好きなものや好きなことなど、興味があることならお子さんもやる気が出ると思いますよ♪
上記の中の〇〇のフシギとか、〇〇の素敵なところ、〇〇について~なことって知っている?などネタを決めましょう。
宿題によくあるのが、歴史や化学などの資料館や博物館に行った記録、好きな歴史上の人物について伝記を読んだり、名所へ家族で出かけたことでの発見や、動物について知りたいことなどが定番ですよね。
しかし…
普段遊んでいるゲームの〇〇はどうやって作っているの?
アニメ〇〇は実在のモデルやお話があった!?
などお子さんが自主性を持って宿題をクリアしていけるように、アニメやゲームについて調べることを「遊んでいる」「甘え」と大人の感覚で決めつけないようにしましょう。
アニメやゲーム、漫画以外でも、なりたいと思っているお仕事についてや、好きな映画や楽器、音楽について調べるのも子どもの好奇心をそそりますよね。
男の子なら、宇宙について、スポーツ選手やスポーツの種目、競技について、恐竜についてっていう話題もありますよね。
趣味がこれといってない子も今どきはいますから、その場合はクリスマス・お正月・家族旅行など分かりやすくてすぐ頭に浮かぶ内容について調べるのも書きやすいですよ。
また、この他にも手作りのお菓子や料理などで食べ物についての発見を紹介してみるのもいいかもしれません。
お子さんが自分で考えられない時は、両親が一緒に考えたり、お子さんが友達と遊ぶ際に、お友達に「冬休みの宿題はどういうふうにした?」というふうに聞いてみることを提案するのもいいかもしれませんね。
本人が興味を持てるものにすることで、サクサクっと作業が進むはずですよ!
興味を持てるもの、そしてなるべく情報収集しやすいものが良いですね♪
冬休みの宿題!子供に分かやすい「新聞の作り方」③
たくさん情報収集してみよう!
書きたいテーマが決まったら、そのテーマについて色々と詳しく調べていかなければいけません。
地域についてのことなら、昔から近所に住んでいる方にお話を聞くと良いかもしれませんね!
昔話をするのが大好きだという年配の方は結構多いので、可愛い子供たちに聞かれたら喜んでお話してくれるかもしれませんよ♪
その他には、図書館でたくさん本を読んで調べてみるのも良いでしょう。
地元のことについての本や、昔の新聞が置いてあるところもありますので、チェックしてみて下さいね!
生き物やスポーツについても、本を読むことでたくさんの情報を得ることができると思いますよ!
どんな小さなことでもいいのでしっかりメモを取っておけば、あとで必要なことがあればそこから抜き出してまとめることができます。
新聞作りに苦戦しないようにするには、「しっかり情報を収集しておくこと」、これがポイントになってくるでしょう。
冬休みの宿題!子供に分かやすい「新聞の作り方」④
https://fukusuke.tokyo/archives/14517.html
新聞のレイアウトを下書き!
新聞作りに必要な筆記用具や画用紙、ペン、調べたい事柄のカラー写真は、雑誌の切り抜きや画像検索したものをコピーしてください。
記事を切り取ったり、貼り付けるハサミや糊、定規、切りやすいようなカッターを使います。
最初は、新聞らしく見せる下書きを鉛筆で書いてしまいましょう。
四つ切り画用紙を縦にして、鉛筆と定規を使った線や枠を引いていきます。
「新聞」というのは、”その中で1番見て欲しい記事”というものがありますよね。
このトップ記事となるものを決めていきます。
つける見出しは、トップ記事の内容を簡潔にまとめ、尚且つ読んでみたいと興味を引くことができるようなものにすると良いですね。
このトップ記事となるものは読んでくれる人に1番アピールしたい内容なので、右上に大きめに書いていきましょう。
ポイントとなる内容は文字自体にカラーペンを使ったり、線で囲ってみたりして目立つようにすると良いですよ。
写真を貼ったり、切り抜きを貼ってみるのも見やすくておすすめです。
冬休みの宿題!子供に分かやすい「新聞の作り方」⑤
定規で線を引いてどこに文、どこに写真をはるか枠を作ろう
子供が作る新聞なので、ここでもポイントになるのは”いかに見やすくするか”ということになりますね。
ですから、文字ばかりたくさん書き続けるのではなく、絵を描いたり写真を貼ったりして、記事の内容がパッと目に入ってくるようなイメージで作っていきましょう。
定規にどこに写真を貼る、どこに文字を書くかの線や枠を書きましょう。
線は定規を使って真っ直ぐ引くようにすると、記事を読む人や自分で読む時に分かりやすく見れます。
文を書く線は全体の字と字のバランスが整う様に真っ直ぐに引いて書き、写真を入れる枠は、写真が入りやすいようにお母さんと相談して決めて下さい。
好きな写真を選んで糊で貼ろう!
たとえば、ネタをお正月に作った凧にしようかなとか、自分が調べたいことに関する写真をネットで検索したり、雑誌を切って貼り付けたりすると良いと思います。
コラージュは心理学でも子供や大人の心を和ませたりすることもありますので、宿題だけど、子供が楽しみながら取り組めます。
今、こんな気持ち、こんなことが好き・面白いなど、宿題を進めるうえで、自分が関心あることが何なのか発見できるきっかけになります。
料理やお菓子など作っている工程を写真に撮って貼る方法もあります。
写真がない・あるいは写真でどう伝えていいか分からない時は、お子さんに絵を描くことを提案してみてはいかがでしょうか?特に低学年の小さいお子さんにとっては、宿題というのは集中力が長続きせず、途中で飽きてうろうろしてしまったり、些細なことで駄々をこねてお母さんと気まずい雰囲気になってしまう子もいますよね。
それを少しでも緩和させるためにも、絵を描くことでお子さんがやる気になったりするきっかけになります。
冬休みの宿題!子供に分かやすい「新聞の作り方」⑥
新聞に貼り付けた写真と、記事について紹介しよう
新聞の最後には、この新聞を作ってみて自分が思ったこと・感じたことなどを書く”編集後記”というものを入れてみましょう!
これは新聞の内容のまとめというよりも、作っていく過程での出来事などを盛り込んでいくと面白くなります♪
ちょっとした裏話なども入れてあげることで、調べた情報だけをずらりと書く新聞よりもぐっと面白いものに仕上がることでしょう。
そこでこの写真が、誰が何をしているところで、いつその写真を撮ったのかを紹介する、とお母さんは伝えると良いですよ。
また、何についてこれから書いていくのかを書いていくように優しく教えてあげてくださいね。
先に記事の本文を書くことは、記事の終わりである、「まとめ」にあたることも伝えて下さい。
先に本文を書いて、まとめを作ると新聞が作りやすいと思います。
本文とは、「あったこと」を中心に書いていくことです。
そこで、本文には、お子さんの感想や〇〇なんじゃないかな?〇〇だったらいいと思います。というのを書かないことが大切です。
あったこと=本当のことを書くことが新聞作りの始まりだからです。
本当のことは以下の手順で書くことを伝えてくださいね。
- 「いつ」の話なのかな?
- 「どこ」であったことなのかな?
- 「だれ」が出て来るお話なのかな?
- 「なぜ」そんなお話になったんだろう?
- 「どのくらい」の数なのかな?
最後はきっちりまとめてできあがり♪
調べたいことや自分の体験を通してどう感じたか、どう思ったかは別の枠に書きます。
本文では、「僕は・私は」にならないように気持ちを押さえて本当にあったことや、体験した・調べたことを書くようにしましょう。
記事は間違えても消しゴムで消せるように、鉛筆で下書きをしてからサインペンでなぞって上書きします。
この時、ちょっと頭や気持ちを冷静にして、丁寧にゆっくり落ち着いて書いて下さいね。
お母さんはお子さんに素直に思ったことを書くことと、この内容と違うことは書かないようにすることを伝えます。
仕上げに、書いたことを箇条書きにして3つから5つくらいに書いた事は何かまとめて下さい。
まとめ
今回は、冬休みの宿題に出されるかもしれない「新聞作り」の方法について、色々とご紹介させていただきました!
どうしても難しく感じてしまう「新聞作り」という宿題ですが、ポイントをおさえて取り組めばとっても楽しい宿題なんですよ♪
ただなんとなく調べたことを書き続けるよりも、絵や写真、そしてクイズなども入れながら作っていくと、書いている本人も読む子供たちも興味を持ってくれることでしょう。
ネット社会を生かしてパソコンで新聞の作り方を検索したり、画像をパソコンで検索してカラーコピー、調べたい雑誌を切り抜きするのも楽しみながら出来るからアリです。
大切なのは、”楽しみながら学ぶ”ということだと思うので、このような感じで楽しい新聞作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
お子様が分からないところは、ぜひお父さん・お母さんが協力してあげて下さいね!