ママ友がめんどくさいと思っている人は67%と、半分以上の人が思っているようです。なぜ、それほどの人がめんどくさいと思っているのか、めんどくさいと思いながらどのように付き合っているのかなど、ママ友のつきあいに疲れている人に向けて情報を発信します。
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ママ友のつき合いは公園デビューから
子供が外で遊ぶようになると公園デビューから始まります。公園デビューでは、子供たち同士を遊ばせながらママさんたちが子供の話や世間話をします。子供たちは、ほかの子どもと遊ぶことで人間関係を自然に学び、遊びを覚えます。でも、子ども同士を遊ばせることで、ママ友さんたちとのつき合いも始まります。
ママ友さんとのつき合いは、楽しい面もあればめんどくさいと感じることもあります。さらに2015年にあったような幼稚園のママ友関係の疲れから自殺に追い込まれたママ友さんもいます。階級ができてママカーストも存在する場合もあります。公園デビューから中学まで、ずっとママ友さん達のつき合いが続いて、子供が違う高校に入ってやっと離れられたと言っているママ友さんもいました。
幼稚園や小学校では役員もやり学校行事にも参加します。ママ友さんたちとの交流も色々あります。ママさんには、長男長女の子どもの20代のママさんも入れば、遅く生まれて40過ぎのママさんもいます。そのため、年齢が違う人とも仲良くならなくてはならず、気を使い疲れます。
個人間のラインなどのツールもありますが、ママ友間では個人の情報が筒抜けになることもあります。なんでも話すと、ほかの人が全て知っていたということにもなります。色々なことをいちいち気にしていたら身が持たず、幼稚園に行くことが苦痛になります。
ママ友がめんどくさい~ママさんたちの声
2016年4月のアットホームは小学生の母親620人に「ママ友との理想の距離」の調査をアンケート方式で行いました。「ママ友をめんどくさいと思ったことはありますか」という質問に対して「はい」と答えた人は67.5%と過半数以上にもなりました。一方、めんどくさいと考えながらも「ママ友は必要な存在ですか」という質問に対して「はい」と答えた人は74.7%です。
ママ友は必要だけれどめんどくさいのです。また、マイナビニュースでは会員300名に「ママ友疲れを感じる瞬間」という調査に対して、「はい」と答えた人は54.3%、「いいえ」と答えた人は45.7%で半数以上の人が付き合いに疲れを感じていました。
公園デビューや幼稚園の繰り迎えでは、挨拶だけではすみません。その後の長話が続くのでそれが面倒と感じる人や、気が合わないと思うママさんとも仲良くしなければいけないから早く帰りたくても抜け出せないなど、つきあいに疲れているママさんが多いようです。
実際のママの声をきいてみましょう。
私はとにかく、いつも学校の先生の悪口を言う人が多くて、本当に閉口しました。そういうこと言ってる人のお子さんって、あまりお勉強できないんですよ。できないのを先生の教え方のせいだと、いつもつばを飛ばしながら悪口言って、聞いていてうんざりでした。 引用元:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2013/1102/626648.htm
ほんっとメンドクサイよね!!園ママに限らず 職場、学校、いろんなところで女同士のつるみ合いってほんっっっと面倒!! 引用元:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1024/358233.htm
皆でつるんで噂と悪口。ボスのご機嫌伺いと一匹狼ママへの執拗な攻撃、子供は野放し、自分に利益のない人は無視。美人で気の強いママには媚びへつらい、大人しい可愛い系のママには居丈高。子供のクラスのママさんたちとの出会いには恵まれませんでした。 引用元:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1024/358233.htm
ママ友がめんどくさいと思っている理由
色々なママさんの声をまとめると、めんどくさいと持っている理由にあげられる点に次ような声が多くありました。
- ママ友のグループができると、いつも一緒に行動し、人の悪口を言う場所となっている
- リーダー格のママが1人で行動しているママさんへ攻撃する
- ママさんたちが集まると、先生の悪いと悪口を言う場所になっている
- 幼稚園に送り迎えで、ママさんと話をしだしたら断れない
- 苦手な人とも付き合わなくてはいけない
- 個人の家のことを色々詮索してくる
- 色々なママさんと付き合いたいけれど、グループができたら、グループ以外のママさんと仲良くしにくい
- ママ友にも順位があり、ママ友の順位が中学まで続く
- 子供の話ばかりでつまらなく、時間を無駄にしている気がする
このような理由から、ママ友との付き合いは、仲良くしているけれどもめんどくさいと思っている人が多いようです。とはいえ、幼稚園や近所に住んでいる人同士は、つき合いをしていかなくてはなりません。どのようなつき合いをしたらいいか難しいですね。
ママ友と私はこんな風につきあっている
あるママさんは、めんどくさいと思うことも嫌になったので自分もめんどくさい奴だと思うことにしているそうです。相手が面倒な人だと思う人には、それなりのつき合いをして、ステキな人だったら仲良くするという付き合い方をして、上手くいっているそうです。
人との出会いは色々です。どこにでも合う人と合わない人がいる。「ママ友」というイメージや言葉に惑わされてせっかくの出会いのチャンスを潰すのは勿体ないと思います。引用元:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2013/1102/626648.htm
ママ友さん同士でライン交換をしている人達は、休日にラインで絶えず連絡をしてくる人がいるようです。毎日のように公園や誰かの家で集まっての付き合いもしているグループもあるようで、疲れがたまっている人もいますが、仕事をしている人は仕事を理由に断ったり、親が来ることを理由に断ったり、角が立たない断り方をして上手く付き合っている人もいるようです。
ママ友は仕事がどうしても休めない時にお互いに困ったときに預かったり、預けられたりなど、助け合うことができます。また、知らない子育ての情報や子ども同士で遊ぶことで社会性が生まれます。さらに、困ったことの相談をお互いにすることもできるので、ストレスがたまらないこともママ友がいるメリットです。
人によって価値観はさまざまです。あるママさんにとって、いいと思うことが他のママさんにとっては良くないと思うこともあるのです。そのような価値観の違いがママ友同士の付き合いをめんどくさいと思う原因になるようです。「親しい中にも礼儀あり」とことわざにあるように、付き合いには一線を引いて、お互いに個人のことには踏み込まないようにすることがうまくママ友同士が付き合っていけるコツのようです。
あまり、深く付き合いたくない場合は、出来るだけ小さいグループの中に入り込むのではなく、一人一人と浅く広くつき合い、深く中に入り込まないようにすることで、トラブルを避けることができます。幼稚園や学校だけのママ友と付き合うだけでなく、習い事、近所のママ友など、広く知り合いを作っておくといいでしょう。
最後に
ママ友はめんどくさいと半数以上の人が思っているようです。ただ、ママ友は幼稚園や学校などのつきあいで必要です。親同士が仲いいと、子供同士も仲いいことが多いです。そのため、ある程度、ママ友と仲良くしておくことが子供のために大切です。子供のためと割り切って、浅く広い付き合い方がバランスがいいつき合い方のようです。ママ友のつき合いの中で、ステキな友となる人との出会いもあるかもしれません。