七五三の内祝いのマナーや予算の相場や注意点まで詳しくご紹介させて頂きます

七五三
七五三の内祝いのマナーと注意点とギフトの選び方はご紹介させて頂きます。

お子さまの健やかな成長を祝う七五三ですが、お祝いしてくれた方々への感謝の気持ちをどう表現すれば良いのか、内祝いに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、内祝いの基本マナーから贈り物の選び方、金額の相場、贈るタイミング、注意点まで詳しくご紹介します。

感謝の気持ちをしっかり伝えるために、ぜひ参考にしてくださいね。

Contents

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七五三の内祝いってどんな意味が込められている?

七五三にとっての内祝いとは?

七五三って、子供のためのお祝いですよね。

でも、そのお祝いに対してお返しをするっていうのは、少し難しいと感じることが多いんです。

例えば、「子供のためにお祝いをもらったのに、そのお返しをどうすればいいのか?」って悩む方も多いんです。

そのため、七五三での内祝いは必ずしも必要ではないという考え方もあります。

なので、七五三のお祝いをもらった場合、形のある「物」をお返しするのではなく、感謝の気持ちを込めて食事会に招待するという方法も一つの定番になっています。

これなら、お祝いしてくれた方々と一緒に楽しい時間を過ごせるし、直接感謝の気持ちを伝えることができますよね。

でも、内祝いの考え方は人それぞれですが、「お祝いをもらったら何かお返しするのが当たり前」と考える人も多いです。

そんな時は、感謝の気持ちを込めて「内祝いの品」を贈るのがおすすめです。

贈る相手に喜んでもらえるような素敵なギフトを選んでみてください。

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七五三の内祝いの大事なマナーは?

内祝いを贈る時期は?

内祝いを贈る時期って、実はとても重要なんです。

基本的には、お祝いをいただいてから1~2週間以内にお返しをするのが理想的とされています。

お祝いをいただいた後は、なるべく早めに感謝の気持ちを伝えることが大切なんです。

もし、どうしてもお返しが遅れてしまう場合は、電話で先にお礼を伝えておくことが大切です。

「お祝い、ありがとうございました。少し遅れてしまいますが、内祝いをお送りする準備をしています」という一言があるだけで、相手も安心して待っていてくれると思います。

丁寧な対応を心がけることで、感謝の気持ちがしっかりと伝わりますよ。

内祝いの贈り物の金額と相場はどれくらい?

内祝いの贈り物の金額についても気になるところですよね。

一般的には、お祝いをいただいた金額の半額から1/3程度が目安とされています。

例えば、1万円のお祝いをいただいた場合は、3000円から5000円程度の品物を選ぶと良いでしょう。

ただし、地域や家庭によって多少の違いがあることもあるので、周囲の人に相談してみるのもいいかもしれません。

お祝いをいただいた相手がどのような期待を持っているのかを確認することで、より相手に喜ばれる内祝いを選ぶことができます。

兄弟それぞれにお祝いを頂いた場合は?

もし兄弟で一緒に七五三をする際、それぞれのお子さまにお祝いをいただいた場合は、それぞれの人数分のお返しを用意するのが基本です。

ひとつの箱にまとめて贈る場合でも、中で個包装されている状態を作るのが望ましいとされています。

こうすることで、受け取る方にも配慮が伝わり、更に喜ばれますよ。

例えば、お祝いをいただいた方がそれぞれのお子さまのためにお祝いを準備してくれたのなら、内祝いもそれぞれのお子さまの名前で用意するのがいいでしょう。

個別に包装することで、お祝いをくださった方々に対しての感謝の気持ちがしっかりと伝わりますし、細やかな心遣いが喜ばれるはずです。

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七五三のお返しの定番とギフトを選ぶ際の注意点

内祝いのお返しのアイテムを選ぶ際の注意点

まず、内祝いを選ぶ際に大切なポイントをいくつかお伝えします。

内祝いは感謝の気持ちを伝えるものなので、まずは相手の好みを考えることが大切です。

例えば、甘いものが好きな方には高級なお菓子、コーヒー好きな方には特別なコーヒー豆など、相手に喜んでもらえるものを選びましょう。

そして、手書きのメッセージを添えると、より特別なお返しになりますよ。

感謝の気持ちをしっかりと伝えるためにも、相手に合った質の良い品物を選び、心のこもったメッセージを添えて内祝いを贈ることが何よりも大切です。

定番の「消え物」

内祝いの定番といえば「消え物」です。

消え物とは、食べたり飲んだりしてなくなるもののことです。

食べ物や飲み物は、相手の好みがわからなくても選びやすく、形として残らないため負担になりません。

焼き菓子、お米、ジュース、お酒などが代表的な消え物です。

名入りの品を選んで、メッセージカードを添えるとさらに喜ばれますよ。

食の好みが分からない場合は「日用品」

相手の食の好みがわからない場合やアレルギーが心配な場合は、日用品を選ぶのがおすすめです。

日用品は実用的で使いやすいので、多少ストックになっても困りません。

洗剤、石けん、タオルなど、日用品の種類は豊富です。

もし好みに合うか不安な場合は、カタログギフトを贈るのも良い方法です。

受け取った方が好きな品を選べるので、失敗がありません。

目上の人へのお返しは「高級感」を重視

上司や年上の方など、目上の人に内祝いを贈る場合は、高級感のある品物を選ぶと良いでしょう。

良質な素材や製法にこだわった品物は高級感を感じさせます。

例えば、品のあるデザインや丁寧なラッピングが施された物などです。

ただし、頂いた、お祝いの相場以上の金額でお返しをするのは失礼にあたるため、素材やパッケージにこだわった品を選ぶことがポイントです。

★具体的にアイテム毎にもっと詳しくご紹介します★

1. お菓子

お菓子って本当にバリエーション豊富で楽しいですよね。

焼き菓子に高級ケーキ、カラフルで目を引くゼリー、そして伝統的な和菓子など、選ぶ楽しさがいっぱいです。

普段自分では買わないようなちょっと贅沢なお菓子や、今話題のスイーツを贈ると、きっと喜ばれるはずです。

2. タオル

毎日使うタオルは、実用的で何枚あっても嬉しいですよね。

シンプルなデザインのタオルなら、どんな方にも贈りやすいですし、素材にこだわった上質なタオルや、人気ブランドのものは特別感があって素敵です。

木箱やおしゃれなギフトボックスに入ったものを選ぶと、一層喜んでもらえますよ。

3. 千歳飴

七五三のお祝いに欠かせない千歳飴。実はこれ、お子さまだけじゃなくて、内祝いとしても素晴らしい贈り物なんです。

昔は親戚やご近所に千歳飴を配る習慣がありましたが、今では色々なフレーバーやおしゃれなパッケージの千歳飴がネットで手軽に手に入ります。

他の贈り物と組み合わせて贈るのもいいですね。

4. 石けん

石けんって実用性が高くて、毎日使ってもらえるアイテムだから贈り物としてぴったりです。

一口に石けんといっても、香りが良いものや肌にやさしいもの、おしゃれな見た目のものなど、バリエーションは豊富です。

相手を思いながら、特別な石けんを選んでみてくださいね。

洗剤セットやバスグッズも一緒に贈ると喜ばれますよ。

5. カタログギフト

相手の好みがわからない場合は、カタログギフトが最適だと思います。

自分で好きなものを選べる楽しさがあるので、本当に欲しいものを選んでもらえます。

価格帯も種類も豊富で、食品や生活雑貨、グルメや体験型の商品など、多彩な選択肢があるんです。

▲贈らない方が良いアイテムはあるの?▲

【避けたほうがよい品】

割れ物

まず、「縁が壊れる」を連想させるガラスや陶器などの割れ物は、避けたほうが良いとされています。

贈り物に割れ物を選ぶと、関係が壊れることを暗示してしまうためです。

内祝いとして感謝の気持ちを伝える際には、相手に不快な思いをさせないよう、注意が必要です。

刃物

次に、「縁が切れる」とされる刃物も避けるべき品物です。

刃物を贈ることは、関係を断つことを意味する場合があるため、内祝いには適していません。

特に、日本の文化ではこのような忌み言葉や連想が重視されるため、注意が必要です。

ハンカチ

また、ハンカチも内祝いには適していないと考えられています。

これは、ハンカチが漢字で「手巾(てぎれ)」と書くことから、「手切れ」という別れや縁切りを連想させるためです。

特に年配の方などはこのような縁起を気にする場合が多いので、避けるのが無難です。

日本茶

さらに、日本茶は「弔事用の贈り物」というイメージが強いため、内祝いには避けられる傾向があります。

お茶はお葬式や法事などで贈られることが多いため、お祝いの場面には適さないとされています。

現金・商品券

そして、現金や商品券も内祝いとしては避けられることが多いです。

金額が直接分かってしまうため、贈る側も受け取る側も気を使うことが多く、またお祝いの気持ちが形として伝わりにくいという理由もあります。

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七五三のお返しギフトの「のし紙」の巻き方

七五三のお祝いをいただいた後、お返しのギフトには「のし紙」を巻くのが一般的です。

水引は「紅白蝶結び」

まず、七五三の内祝いに使うのし紙の「水引」についてです。

七五三の内祝いには、基本的に「紅白で蝶結びの水引」を選びましょう。

蝶結びの水引は、何度でも結び直せることから、七五三以外にも出産や進学、出世など、何度あっても嬉しいお祝いに使われます。

水引の本数は奇数が基本で、一般的には5本の水引が印刷されたのし紙が使われます。

これは、奇数が縁起が良いとされるためです。

表書きは「内祝」や「御礼」

次に、のし紙の表書きについてです。

水引の上側には「内祝」または「七五三内祝」「御礼」と書きます。

そして、水引の下側には、お祝いをいただいたお子さまの名前を記入しましょう。

この時、名字は書かずに名前だけを書きます。

また、名前の左側にお子さまの年齢を小さく記すと丁寧です。

受け取った方にお子さまの成長を感じてもらえるからです。

お子さまが双子の場合や兄弟姉妹で連名にする場合は、先に生まれたお子さまを右側(兄・姉)、あとに生まれたお子さまを左側(弟・妹)の順に記入します。

連名にする際はバランスよく書くと、見た目が整って美しいですよ。

「外のし」より「内のし」がおすすめ

のし紙のかけ方には「内のし」と「外のし」の2種類があります。

  • 内のし:

商品に直接のし紙をかけ、その上から包装する方法です。

七五三の内祝いには、この「内のし」を選ぶのが一般的です。

内のしは、相手に表書きが見えず、控えめで奥ゆかしい印象を与えます。

自分たちのお祝いごとに対して贈る内祝いの品には、この内のしが適しています。

  • 外のし:

商品を包装した上からのし紙をかける方法です。

外のしは、どんな目的で贈ったかを明確に伝えたいときに使います。

結婚や出産祝いなどの場面では、外のしがよく使われます。

内のしを選ぶことで、受け取った相手に対して控えめな礼儀を示すことができるのです。

特に七五三のお祝いのお返しでは、この控えめな礼儀が大切です。

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七五三の内祝いを贈って家族と子供成長を皆で喜ぼう!:「記事のまとめ」

七五三の内祝いのマナーと注意点とギフトの選び方を紹介させて頂きました。

七五三の内祝いについての基本マナーや贈り物の選び方、金額の相場、贈るタイミング、そして選ぶ際の注意点など、すべてを詳しくお伝えしました。

七五三のお祝いをしてくれた皆さんに感謝の気持ちを伝えることは、本当に大切なことですよね。

きっと、お祝いをしてくれた方々も、あなたの心のこもったお返しに喜んでくれると思います。

これからも、家族の幸せと子供の成長を周りと喜び合って、素敵な関係を築いてくださいね。