自由研究で簡単にできる実験の紹介!

夏休み
今回は、家庭で簡単にできる自由研究の実験をいくつかご紹介します。

お子さんと一緒に楽しみながら学べる、手軽にできる実験ばかりです。

家にあるものでできるので、準備も楽ちんですよ。

親子で一緒に、科学の不思議を体験してみましょう。

楽しい時間を過ごしながら、お子さんの好奇心も刺激されること間違いなしです。

それでは、さっそく始めましょう。

Contents

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自由研究で簡単にできる実験の紹介

ペットボトルロケットと太陽光温水器など、少し工夫すれば簡単に実験できるものを紹介します。

ペットボトルロケット

まずはペットボトルロケットです。親子でワクワクしながら楽しめますよ。

必要な材料

  • 2リットルのペットボトル
  • 自転車のポンプ
  • コルク

手順

まず、2リットルのペットボトルを用意し、約1/3ほどの水を入れます。

次に、ペットボトルの口にぴったり合うコルクを用意し、そのコルクに自転車のポンプの針を差し込みます。

コルクをしっかりとペットボトルの口に栓をします。

自転車のポンプを使ってペットボトルに空気を入れ始めると、内部の圧力が徐々に高まります。

やがて、空気圧が高まるとコルクが勢いよく外れ、その反動でペットボトルがロケットのように飛び上がります。

太陽光温水器

次は太陽光温水器です。エコで暖かいお湯が作れます。

必要な材料

黒いペットボトル

アルミホイル

手順

まず、黒いペットボトルを用意し、中に水を入れます。

黒いペットボトルを使う理由は、黒色が太陽の光を効率よく吸収し、内部の水を温めやすくするためです。

次に、ペットボトルをアルミホイルで包みます。

アルミホイルは太陽の光を反射して、ペットボトル全体に光が当たるようにするために使います。

その後、ペットボトルを太陽の光がよく当たる場所に置きます。

このとき、ペットボトルができるだけ直射日光を受けるように配置するのがポイントです。

数時間、太陽の光を当てておくと、ペットボトルの中の水が温まります。

数時間後には、ペットボトルの中に温かいお湯ができているので、実験後にそのお湯を使ってみても楽しいです。

例えば、手を洗ったり、植物に水をやったりするのに使えます。

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家庭でできる簡単な自由研究の実験

ペットボトルロケットや太陽光温水器など、少し工夫すれば簡単に実験できるものから、表面張力や色の分析など、家庭の中で気軽に取り組める実験まで幅広く紹介しています。

表面張力の実験

表面張力の実験で変化が見えるので、非常に面白いです。

お子さんが科学の不思議に驚くこと間違いなし

必要な材料


コップ
洗剤
綿棒

手順

まず、コップに水を入れます。コップは透明なものを使うと観察しやすいです。

次に、綿棒を用意し、その先端に少量の洗剤をつけます。

液体の食器用洗剤を少しだけ綿棒の先に乗せるようにしてください。

その綿棒を、水を入れたコップの水面に軽く触れさせます。

このとき、水面に洗剤が広がるのを観察してください。

洗剤が水に触れると、表面張力が変化し、水面が動き始めます。

具体的には、水面がパッと広がったり、引っ張られたりする様子が見られます。

色の分析

次は色の分析です。色が分解される様子がとってもカラフルで楽しい。

お子さんと一緒にカラフルな実験を楽しんでください。

必要な材料

コーヒーフィルター
水性ペン

手順

まず、コーヒーフィルターを用意します。

次に、水性ペンを使ってコーヒーフィルターに色をつけます。

フィルターの中央付近に、いくつかのカラフルな点や線を描いてください。

次に、コップや浅い容器に少量の水を入れます。

水の量は、コーヒーフィルターの端が水に浸かる程度で十分です。

フィルターの下端を水に浸け、フィルター全体を立てかけるように配置します。

このとき、描いた色の部分が水に直接触れないように注意してください。

水がフィルターをじわじわと上がっていくと、ペンで描いた色が水に溶け出して広がります。

この過程で、元の色が分解されて、異なる色の成分が観察できます。

例えば、黒いペンで描いた線が青や緑に分かれていく様子が見られます。

この実験では、色がどのように分解されるか、そしてそれぞれの色がどのような成分からできているかを観察できます。

10円玉をピカピカに

次に紹介するのは10円玉をピカピカにする実験です。

おうちのお金が新品同様に。お子さんと一緒に掃除の楽しさを学べます。

必要な材料

10円玉
お酢

手順

まず、必要な材料を準備します。お酢(酢酸)と塩です。

これらはどの家庭にもある身近なものです。

次に、小さな容器にお酢を入れます。お酢の量は、10円玉が完全に浸かる程度で十分です。

その後、お酢に塩を加えます。

目安としては、大さじ1杯ほどの塩を使いますが、塩の量はあまり厳密でなくても大丈夫です。

塩をお酢に入れたら、よくかき混ぜて溶かします。

準備ができたら、10円玉をこのお酢と塩の混合液に浸けます。

10円玉を数分間そのままにしておきます。時間が経つと、お酢と塩の働きで10円玉の表面の酸化物や汚れが取れていきます。

時々、10円玉を取り出して、様子を見ながら必要に応じてもう少し浸けておきます。

最後に、10円玉を混合液から取り出し、水でよくすすぎます。

乾いた布で拭くと、汚れがすっかり取れて、10円玉がピカピカに輝きます。

ゆで卵の固さ実験

次はゆで卵の固さの実験です。自分好みのゆで卵が作れるようになること。

お子さんも一緒に実験して、お好みの固さを見つけてみてください。

必要な材料




タイマー

手順

まず、必要な材料を準備します。卵と鍋、そしてタイマーです。

鍋には、卵が完全に浸る程度の水を入れます。

次に、鍋に水を入れて火にかけ、沸騰させます。水が沸騰したら、火を少し弱めて、卵を静かに鍋に入れます。

このとき、卵が割れないように注意してください。

ここからが実験のスタートです。

卵を入れたら、タイマーを使って茹でる時間を計ります。

例えば、次のように段階的に時間を設定して、複数の卵を茹でてみましょう。

  • 5分:半熟の状態で、黄身がとろりとしています。
  • 7分:もう少し固くなり、黄身の中心がやや柔らかい状態です。
  • 10分:黄身がしっかりと固まり、完全にゆで卵の状態になります。

それぞれの時間で卵を取り出し、冷水に浸けて冷まします。

冷めたら殻をむき、中の黄身の状態を確認します。

この実験を通じて、茹でる時間によって卵の黄身の固さがどのように変わるかを観察できます。

ペットボトルで雲作り

最後に、ペットボトルで雲を作る実験です。

家の中で雲を観察できること。

科学の神秘を感じられる素敵な実験です。

必要な材料

1リットルのペットボトル
お湯

マッチ

手順

ペットボトルで雲作りは、ペットボトルにお湯を入れて、口に氷を置きます。

中にマッチをすって煙を入れると、ペットボトル内に雲ができます。

まず、1リットルの透明なペットボトルを用意します。

次に、お湯を沸かし、ペットボトルに少量(約1/4程度)のお湯を入れます。

ペットボトルの外側が熱くなるので、やけどしないように注意してください。

次に、ペットボトルの口に氷を置きます。

この氷が雲を作るための冷たい空気を。

次に、マッチを用意して火をつけます。

マッチが燃えたらすぐに火を消し、煙を出します。

その煙をペットボトルの中に入れます。

このとき、煙を少しだけ入れるようにします。

最後に、ペットボトルの口に氷を再び置き、ペットボトル全体を少し押して軽く圧力をかけます。

その後、圧力を緩めると、ペットボトルの中に雲が現れます。

この雲は、水蒸気が冷やされて小さな水滴となり、煙の粒子に付着してできるものです。

この実験を通して、雲がどのように形成されるかを理解することができます。

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実験結果のまとめ方

実験を終えたら、その結果をきちんとまとめることが大切です。

実験のまとめ方が上手にできると、自由研究の評価もぐっと上がりますよ。

ここでは、実験結果のまとめ方のポイントをいくつかご紹介します。

まず、実験の目的を明確にしましょう。

なぜこの実験をしたのか、何を知りたかったのかを簡潔に書きます。

次に、実験の手順を詳しく書き出します。

使った材料や道具、実験の進め方を順を追って説明します。

結果の部分では、観察したことや測定したデータを具体的に書きましょう。

写真や図を入れると、より分かりやすくなります。

また、結果だけでなく、予想と異なる点や気づいたことも記録しておきます。

最後に、考察として、実験結果からわかったことや感じたことを書きます。

結果が予想とどう違ったか、何が原因でそうなったかを考えてみましょう。

実験の改善点や次に試してみたいことも書いておくと良いですね。

これらのポイントを押さえて、実験結果をしっかりとまとめると、自由研究の完成度が上がります。

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自由研究で失敗しない実験のコツ

自由研究で成功するためには、いくつかのコツがあります。

これを知っておけば、実験がスムーズに進み、失敗も少なくなりますよ。

まず、事前準備が大切です。

必要な材料や道具をしっかりと揃え、手順をよく読んでおきましょう。

事前にリストを作成して、漏れがないか確認すると安心です。

次に、実験場所の確保です。

広いスペースを確保し、必要に応じて新聞紙やビニールシートを敷いて、汚れても良いように準備します。

特に屋内で行う場合は、周囲に壊れやすいものがないかも確認しておきましょう。

実験中は安全第一です。

お子さんが扱う場合、大人がしっかりと見守りましょう。

特に火を使う実験や、化学薬品を扱う実験では、細心の注意が必要です。手袋やゴーグルなどの安全装備も忘れずに。

また、途中で何かうまくいかなくても、焦らずに落ち着いて対処しましょう。

失敗も学びの一部ですので、なぜ失敗したのかを一緒に考えてみると良い経験になります。

実験を複数回繰り返すことで、理解が深まることもあります。

最後に、楽しむことが一番大切です。

お子さんと一緒にワクワクしながら実験を進めていくことで、より良い思い出になりますし、科学への興味も深まります。

以上のコツを押さえて、自由研究を成功させましょう。

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自由研究で簡単にできる実験の紹介のまとめ

今回ご紹介した自由研究の実験は、どれも手軽にできて楽しいものばかりです。

ペットボトルロケットや太陽光温水器、表面張力の実験、色の分析、10円玉をピカピカにする実験、ゆで卵の固さ実験、そしてペットボトルで雲作りなど、家庭で簡単に取り組める実験がたくさんあります。

これらの実験を通じて、親子で一緒に楽しく学びながら、科学の魅力を感じてくださいね。

お子さんの好奇心を刺激し、楽しい時間を過ごしましょう。