甘酸っぱくて美味しくて、見た目もかわいいさくらんぼ。
お店で買って食べるのもいいですが、友人や家族とさくらんぼ狩りに行きたい!という方もいらっしゃると思います。
しかし、「服装とかどうしたらいいんだろう?」と悩むかもしれません。
今回は、そんなさくらんぼ狩りに行くときの服装や持ち物などについてご紹介します!
Contents
さくらんぼの基礎知識
さくらんぼ狩りの服装の前に、さくらんぼの基礎知識を知っておきましょう!
さくらんぼの品種
さくらんぼの品種は全世界で1000種類以上。
その中で、日本で栽培されているさくらんぼは100種類ほどはあります。
さらにその中でも、生産量がダントツなのが「佐藤錦」という品種です。
佐藤錦は、山形県で佐藤栄助氏が「ナポレオン」と「黄玉」という品種を交配させてできた品種で名前を付けたもので、甘みと酸味のバランスが良いです。
また、他のさくらんぼの品種の例には以下のようなものがあります。
- 紅秀峰(べにしゅうほう)
- 紅さやか
- 紅ゆたか
- 紅きらり
- 紅夢鷹(べにむたか)
- 紅てまり
- 高砂(たかさご)
- 南陽(なんよう)
- マドンナの瞳(ひとみ)
- ナポレオン
- 夕紅錦(ゆうこうにしき)
- 月山錦(がっさんにしき)
- 大将錦(たいしょうにしき)
- 八興錦(はっこうにしき)
- 静御前(しずかごぜん)
栽培の種類
さくらんぼの栽培方法には、温室栽培と露地栽培の2種類があります。
温室栽培は、休眠の原理を利用して、春が来たかのように勘違いさせる形で栽培を行います。
秋から冬の間、低い気温をさくらんぼに経験させたあとに、12月ごろ~1月ごろにビニールで覆って室内を温めることで春を作り出し、さくらんぼを開花・受粉させてさくらんぼを収穫するという栽培法です。
この方法は無理やりの栽培方法と言えるため、収穫が終わったあとにはさくらんぼを労わるように、温室のビニールを外して自然の形に戻すようにします。
露地栽培は、「自然のまま」といった感じの通常の栽培方法です。
ただし、自然のままとは言っても、さくらんぼの栽培の場合には、雨からさくらんぼを守るための雨除けハウスが用いられます。
さくらんぼはとっても繊細なんです。
この雨除けハウスをさくらんぼの露地栽培に使わなかった場合、必死に育ててきたさくらんぼが雨によってダメになってしまうことがあります。
さくらんぼの旬
さくらんぼの旬は大体が5月ごろ~7月ごろです。
温室栽培のさくらんぼは4月上旬から6月上旬、露地栽培のさくらんぼは6月中旬から7月下旬に収穫します。
また、品種によっても旬の時期が異なってきます。
おいしいさくらんぼ
- 実の粒が大きい
- ハリとツヤがある
- 色が鮮やか
- 傷がない
このようなさくらんぼが美味しいさくらんぼです。
なので、上記のようなものを選ぶようにしましょう。
また、枝の部分が太く、青々としているものは鮮度が良いということも知っておくとよいですね。
さくらんぼの栄養素
さくらんぼは小さい果物ですが、栄養バランスのよい食べ物です。
さくらんぼに含まれる栄養素は、ブドウ糖などの糖質、カリウム、鉄分、リン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、葉酸などです。
カリウムは、さくらんぼ1粒あたりに4パーセントほど含まれていて、体内の塩分を排出する働きがあり、
- 体のむくみ
- 慢性腎臓炎
- 利尿
といった効能があります。
また、さくらんぼの他の栄養素の効能として、疲労回復・美肌・貧血予防・疲れ目といったものが挙げられます。
さくらんぼ狩りの直前にやっておくべきこと
トイレに行っておく
さくらんぼ狩りには時間制限があると思います。
そんな中で、トイレに行列ができて並んでたら狩る時間がなくなった・・・なんてことになったらとても悲しいですよね。
なので、行く直前に別の場所でトイレを済ませておくと安心できると思います。
日焼け止めをばっちり塗っておく
ビニールハウスの中でも油断してはいけません。
日差しはものすごく降り注ぐので、効果の高い日焼け止めを塗っておきましょう。
汗をかくことを予想してウォータープルーフタイプのものがいいかもしれませんね。
さくらんぼ狩りに行く時の服装
服装
さくらんぼ狩りに行くことになったとして、「いつもの服装とは変えたほうがいいのかな?」と、ちょっと迷いますよね。
さくらんぼ狩りに行く時の服装ですが、とにかくまずは「動きやすい」が基本です!!
スカートよりもパンツ
脚立や斜面を登ることもあるので、スカートはやめておいたほうがよいです。
登りにくいのもありますし、下着が見えたりする可能性もあります。
動きやすいパンツスタイルが無難です。
汚れが目立たない&汚れてもいい服
さくらんぼ狩りは、土の環境です。
いつ土がついて汚れてもおかしくありません。
なので、土はつくものだと思って汚れが目立たなかったり汚れてもいい服装を選ぶようにしましょう。
靴はスニーカーが好ましい
靴はなるべくスニーカーを履いて行きましょう。
スニーカー以外のかわいい靴を履きたい場合は、フラットシューズにしましょう。
ヒールで来ると危ないし、土の上なので非常に歩きにくいです。
体温調節ができる格好
上着を着て行ってあとから脱げるようにするなど、体温調節ができるような格好をしていきましょう。
さくらんぼ狩りをしているうちに汗をかいてくると思います。
持ち物
さくらんぼ狩りのとき、以下のような持ち物があると便利です。
飲み物
さくらんぼ狩りをしているうちに暑くなってきて汗をかきます。
熱中症も心配されるので、水分補給を行えるようにしておきましょう。
タオル
汗をかいたときにさっと拭けるようにタオルも準備しておきましょう。
汗が流れっぱなしだと不快になると思います。
ウェットティッシュ
盲点かもしれませんが、さくらんぼ狩りのとき意外に重要なのがウェットティッシュ。
さくらんぼ狩りに夢中で、取って食べていると、果汁が手について気付いたらベトベトに。
ウェットティッシュがあれば、その場で手を拭くことができるのでいちいち手を洗いに行かなくて済みます。
帽子
日焼け対策として、日焼け止めをあらかじめ塗っておく上に帽子もかぶったほうがいいです!
さくらんぼ狩りをしているうちに帽子が落ちてこないように、しっかりかぶれるタイプの帽子がいいと思います。
クーラーボックス
自分で取ったさくらんぼを持ち帰れるプランであったり、そういったプランでなくても、別途お土産のさくらんぼを買って帰る場合があると思います。
そんなときのために、さくらんぼが持ち帰り中に傷んでしまわないようクーラーボックスを持って行くことを推奨します。
クーラーボックスに入れて持ち帰れば、おうちに帰ってもまたおいしいさくらんぼが食べられますよ!
さくらんぼ狩りのマナー
さくらんぼ狩りのときにはマナーをきちんと守りましょう。
さくらんぼ持ち帰り料金が別途のところが多いので、絶対に無断でさくらんぼを持ち帰ったりしないでください。
悪質なさくらんぼ狩りの客がいるため、カバンは持ち込めないようにしているところも多いです。
1粒2粒ぐらい・・・とポケットにつっこむのもNGです。
また、枝や木を折ったり傷つけないように気を付けましょう。
みんなでマナーを守ってさくらんぼ狩りを楽しい時間にしましょう。
さくらんぼ狩りに行く時の服装・まとめ
さくらんぼ狩りの時の服装のお悩みは解決できたでしょうか?
服装は、とにかく動きやすいものを選ぶ。
これに尽きます。
そして持ち物も考えて行きましょう。
初夏には友人や家族と一緒にあなたもさくらんぼ狩りを楽しみましょう!