子供部屋のインテリアは、一般に女の子はかわいい部屋を好み、男の子は機能的な部屋を好む傾向にあります。子供部屋のインテリアは色や配置によって雰囲気やスタイルが随分変わります。男の子と女の子のタイプ別の子供部屋のインテリアをみてみましょう。
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壁を好きなスペースとして利用した男の子女の子の部屋の実例
小学生になると学習するスペースや自分のスペースが必要です。子供と話し合って、一緒にインテリアを考えてみましょう。どんな子供部屋にしているのか、世界の子供部屋を参考にしてピックアップした子供部屋のインテリアをみてみましょう。
男の子の子供部屋
引用元:https://www.816chubu.jp/
壁がクリームイエローなので、気が散りやすい時期の男の子にはピッタリです。集中して学習できる空間づくりをしています。壁面に大きなウッドをあしらえてあるので、学校の行事や忘れてはいけないことなどを貼っておくことができます。自分の作品の展示場所としても有効活用できますね。
女の子の子供部屋
引用元:https://life-design-lab.com/
壁は子どもの作品を貼る展示場所に最適です。学校で描いた絵や家で描いた絵、一緒に写生に行って描いた絵などを貼っておきましょう。子供の作品は、個性があってその子供しか描けないオリジナルの作品です。自分の作品が貼ってあると、小学生の子供は喜びます。
ガーランド風に飾り付けてもいいですし、額に入れて飾っても素敵なインテリアです。どんな高価な物よりも一番のインテリアかもしれません。
階段下をベッドとして有効活用。壁には自分の手作りの飾りつけをするとかわいいですね。ぬいぐるみや大きなリース、写真を飾って、おしゃれなかわいい女の子の部屋です。
ロフトベッドで空間を活用した男の子女の子の部屋の実例
人気のロフトベッドは狭い部屋が多い日本では空間を有効活用できる子供部屋のインテリアです。空間利用することで部屋が広く見えます。ロフトベッドには下に机を置ける高さがある場合や下が収納になっている場合があるので、自分のライフスタイルに応じて選べます。
男の子の子供部屋
引用元:Transitional Kids by Ft. Lauderdale Interior Designers & Decorators Frances Herrera Interior Design
ロフトベッドの下に収納とデスクを置いた勉強に集中しやすい空間を作ったインテリアです。白を基調にしているのでシンプルですっきりしています。外を見渡せるようにテーブルと椅子を置いて、大きい窓から光がよく入る部屋なので健康的です。ブルー系の基調は涼しく感じますが、そこに黄色の椅子などの暖色系を置くことで温もりを与えています。海や湖が見える部屋にマッチしたコーディネートです。
ベッド下に机と本棚、収納の引き出しをたっぷりとある機能性あるロフトベッド。部屋が狭くても遊び空間やタンスも十分に置ける思春期の子供のためのインテリアです。ベッド下にあるラップデスクにはパソコンを置いて勉強もできる広さを備えています。ブルー系と白の基調で、ティ―ンエイジャーの男の子向けにピッタリです。
女の子の子供部屋
引用元:https://www.816chubu.jp/
オレンジ色と木のぬくもりを基調としたナチュラルモダンな部屋のインテリアです。女の子が成長する過程でほっとする空間のあたたかい子供部屋で、ロフトベッドの下にデスクを組み合わせた空間を利用しています。天井の形をそのまま使って空間を広く使っているので、ロフトベッドでも圧迫感が感じられません。
引用元:http://4.bp.blogspot.com/
収納ボックス兼階段を上がると、ロフトベッドがあります。その下は、収納にもできますが、2段ベッドとしても利用できます。かわいいお家には夢があり、夢の中にもメルヘンの世界が出てきそうです。階段収納の中には好きなおもちゃが入っているかもしれません。楽しい夢を見られそうな子ども部屋の手作りハウスです。
コンテンポラリースタイルの男の子女の子の部屋の実例
机とベッドがコンテンポラリーな思春期の男の子向けのシンプルな部屋です。白い壁にベッドのヘッドボードがモノクロでマッチ。備え付けのパソコン台が壁の有効活用で場所をとりません。部屋にいろいろなものを置きたくない人は、こんなコンテンポラリースタイルの子ども部屋はいかがですか。
兄弟で使う子供部屋インテリア例
中央に仕切りがあるので、兄弟でもプライバシーが守られます。一つの部屋を収納家具やパーテーション、カーテンで仕切るだけでもそれぞれの空間ができるので、自分の部屋として確保できます。気が散らされにくい部屋として機能しています。それでいて、すぐに隣へ行って一緒に兄弟で遊べます。
引用元:https://www.houzz.jp/
子ども部屋をボックスで分けて、中央にピアノ、両側にデスクを置いて勉強をしている際にお互いの気が散らないように配置を工夫しています。同じ部屋でも収納を仕切りとして利用することで、お互いの空間ができます。
引用元:http://simplemodern-interior.jp/
カーテンで仕切って、男の子の空間と女の子の空間を分けました。一部屋にロフトベッドを二つ置くことで、空間をうまく利用して、二人の部屋ができました。
引用元:http://simplemodern-interior.jp
クローゼットをあける戸、デスクと収納棚が出てきます。使わないときはドアを閉めて、中が見えないようにしておけます。まだ、小学生の子供は、片付下手なので、ドアを閉めてしまえば少々中が片付いていなくてもOK。学校の準備や習い事のカバンを下に置けるような場所を作ってもいいですね。
最後に
世界の子供達の部屋の実例を紹介しましたが、いかがでしたか。子供の年齢や性別に応じた部屋のインテリアは、きっとやる気を起こさせ、自立心をはぐくんでいくことでしょう。一部屋しか子供部屋をとれなくても、そこを収納やカーテンなどで仕切ることで、2人のスペースがうまれて、個々の空間として利用できます。