【ミッシング2】 あらすじ|全14話!最終回までネタバレ

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韓国ドラマ「ミッシング2」のあらすじを、全14話の展開から最終回の結末までわかりやすく紹介します。

「ミッシング2」は、死者が暮らす新たな村「3工団」を舞台に、ウクとパンソクが行方不明者にまつわる事件の真相を追う物語です。

この記事では「ミッシング2」のあらすじとネタバレをはじめ、最終回で明らかになる真相やキャスト、実際に視聴した人が気になるポイントを踏まえた感想までまとめています。

この記事を読むとわかること

  • 「ミッシング2」全14話のあらすじと最終回の結末!
  • 主要キャストと3工団を巡る人物の相関関係
  • 最終回に残された謎とシーズン3につながる伏線!

Contents

ミッシング2のあらすじを全14話ネタバレ!最終回までの展開

「ミッシング2」のあらすじは、再び死者が見えるようになったキム・ウクとチャン・パンソクが、新たな死者の村「3工団」にたどり着くところから本格的に動き始めます。

全14話では一話ごとの失踪事件を解決するだけでなく、オ・イルヨンの正体や巨大麻薬組織、ウクたちが死者を見る理由につながる謎が少しずつ明らかになります。

ここからは1話から最終回まで、事件の真相と登場人物の関係がどのようにつながっていくのか、重要なネタバレを含めて順番に見ていきます。

1話~2話|ウクとパンソクが死者の暮らす「3工団」へ

ドゥオン村が見えなくなってから時が経ち、ウクとパンソクはジョンアと一緒に暮らしながら、相変わらず困っている人を放っておけない日々を送っていました。

生活には余裕がないのに人助けを優先してしまう二人らしさは健在で、振り込め詐欺に遭いそうになった女性をウクが助けたことをきっかけに、新たな物語が動き始めます。

その現場でウクが出会ったのが、周囲の人には見えていない青年オ・イルヨンでした。

イルヨンが死者だと気付いたウクは、自分が再び死者を見られるようになったことを知り、パンソクとともに彼の案内で「第3工業団地」、通称「3工団」へ向かいます。

3工団には、遺体が見つからず現世を離れられない死者たちが暮らしていました。

そこでパンソクは、亡くなった娘ヒョンジと親しくしていた子どもたちに出会い、ヒョンジがこの場所で過ごしていたことを知ります。

また、村を長年支えてきたカン・ウンシルや、20年前から行方不明になっているヤン・ウニとも出会い、ウクたちは再び死者の遺体を見つけ、事件を解決して送り出す役目を担うことになります。

最初に大きく動くのがウニの失踪事件で、ウクたちは当時の人間関係や携帯電話に残された手掛かりから真相へ近づきます。

犯人をおびき出す作戦によって遺体の場所が判明し、長年娘を待ち続けてきた母親のもとへウニの遺骨が戻ることになります。

遺体が発見されるとウニは3工団から姿を消しますが、私はこの別れによって「遺体を見つけること」が単なる事件解決ではなく、死者と残された家族の時間を再び動かす行為なのだと強く感じました。

3話~4話|ボラの母セヨン失踪事件とウクとの関係

3話以降では3工団の死者たちに関する事件と並行して、中学生のムン・ボラが探している母セヨンの失踪事件が大きな軸になります。

一人で母親を探そうとするボラを見過ごせないウクたちですが、物語は意外な方向へ進み、ボラがウクを「お父さん」と呼んだことでウク自身も驚くことになります。

セヨンはウクの初恋の女性であり、ボラがウクの娘である可能性まで浮上するため、単なる失踪事件とは違う意味を持ち始めます。

一方、3工団では新たな死者の事情が次々と明らかになり、ウクたちは死者から聞いた情報をそのまま警察へ伝えられない難しさに直面します。

死者にしか分からない証言を現実の証拠へ変えなければならないため、ジュノ刑事やジョンアの力を借りながら、一つずつ事実を積み重ねていくことになります。

幽霊が答えを知っているから簡単に事件が解決するわけではないという設定が、この作品のサスペンスを面白くしている部分だと思います。

ボラは母親がいなくなっても気丈に振る舞いますが、その姿を見ているウクも次第に彼女を放っておけなくなります。

ウクたちの家で一緒に過ごすようになったことで、事件を追う関係から家族のような関係へ少しずつ変化していくのも見逃せません。

このボラとの出会いは最終回にもつながっており、シーズン2におけるウク自身の家族の物語として最後まで描かれていきます。

5話~6話|イルヨンの過去と麻薬組織の謎が動き出す

物語の中盤へ入ると、謎の青年だったイルヨンの過去が徐々に明らかになります。

イルヨンはほかの死者と違って3工団の外へ出ることができ、最初からウクに意図的に近づいたようにも見えるため、「なぜ彼だけ特別なのか」という疑問が続きます。

そしてイルヨンは、自分がキム・ピルジュンに襲われたことや、巨大な麻薬組織と関係していた過去をウクに明かします。

ジュノ刑事の捜査でも麻薬組織の存在が浮上し、3工団の事件と現実世界で進む捜査が少しずつ一本につながっていきます。

イルヨンは決して完全な善人として描かれているわけではなく、自分の過去に責任を感じながらも、ウクたちを助けようと行動します。

そのため私は、イルヨンが何を隠しているのかという疑いと同時に、彼自身も誰かに救ってほしい人物なのではないかと感じるようになりました。

さらにウクが見る不可解な夢など、これまで説明できなかった現象も増えていきます。

3工団が見える理由、イルヨンだけが外へ出られる理由、そしてウクとイルヨンが出会った理由には何か大きな秘密があるのではないかと思わせる展開です。

一話完結型に見えた失踪事件の裏で麻薬組織を巡る長編の謎が進んでおり、ここから後半へ向けて緊張感が一段と高まっていきます。

7話~8話|ロハやハユンたちに隠された悲しい事件

7話から8話では、3工団で暮らす子どもたちの過去が物語の中心になります。

中でも印象的なのがイ・ロハで、彼が描いた絵が遺体を探すための重要な手掛かりとなり、ウクたちは現実世界でその場所を捜索します。

村で開かれる運動会では、ロハが「一位になれば母親に会える」と信じて懸命に走る姿が描かれ、事件捜査とは違った形で子どもが抱え続けてきた寂しさが伝わってきます。

さらにハユンが姿を消したことで3工団は騒然となり、カン・ウンシルは過去に村から追放したヨンベが関係していると気付きます。

死者だけが暮らす場所だから安全というわけではなく、彼らにも生前から続く恐怖や心の傷があります。

特にパンソクにとって村の子どもたちは、亡き娘ヒョンジと時間をともにした存在であるため、彼らを守りたいという気持ちは自分の娘を守ることにも重なっているように見えます。

「ミッシング2」は殺人や失踪という重い題材を扱いますが、子どもたちが食事をしたり遊んだりする穏やかな場面を丁寧に挟んでいます。

だからこそ、彼らがなぜこの村にいるのかという現実が判明したときの悲しさがより強く感じられます。

私はこのあたりから、犯人を捕まえること以上に、死者が忘れられずにいること、そして誰かが探し続けてくれることが本作の大切なテーマなのだと感じました。

9話~10話|子どもたちを襲った事件の真相が明らかに

9話から10話では、ハユンとヨンリムに関係する過去の事件が大きく動きます。

パンソクたちは手掛かりを追い続け、やがて二人を死に追いやった人物へたどり着きますが、真相を知ったパンソクは冷静ではいられません。

娘ヒョンジと親しかった子どもたちが被害者だっただけに、パンソクにとっては他人の事件では済まされないからです。

犯人に迫ろうとしたパンソク自身が危険な状況へ陥りますが、ウクが駆け付けたことで最悪の事態を免れます。

正義感だけで突っ走るパンソクをウクが止め、逆にウクが危険なときにはパンソクが支えるという二人の関係は、シーズン1から変わらない本作の魅力です。

幽霊を見るという特殊能力よりも、目の前の誰かを助けたいという二人の人間臭さが事件解決の原動力になっています。

同時に麻薬組織を巡る捜査も進み、イルヨンの過去と組織の中心人物との関係がより重要になっていきます。

個別に描かれていた失踪事件とイルヨンの秘密が次第に交差するため、後半は「3工団の死者を送り出す物語」と「巨大組織の正体を追う物語」の二本柱になります。

ここまで来ると、イルヨンが本当に死者なのかという序盤からの違和感も、最終回へ向けた重要な伏線として見えてきます。

11話~12話|イルヨンとカン・ウンシルを巡る謎が判明

終盤ではイルヨンを巡る最大の秘密が明らかになり始め、ウクが夢で何度も目にしていた女性とイルヨンの関係も浮上します。

ところがイルヨンはウクと話している最中に突然3工団へ戻り、それまで自由に出入りできていた外の世界へ行けなくなります。

さらに体が消え始めたことで別れを予感させますが、現実世界でウクが発見したのはベッドに横たわりながら生きていたイルヨンでした。

つまりイルヨンは完全に死亡していたのではなく、長期間意識を失った状態で生き続けていたことになります。

ほかの3工団の住人とは明らかに条件が違っていたからこそ、彼だけが村の外へ出られたと考えると、序盤から感じていた違和感にも納得できます。

蘇生によって一命を取り留めたイルヨンを見て、私は「死者の村」という設定そのものに新しい可能性を加えた展開だと感じました。

一方、村のまとめ役だったカン・ウンシルについても、生前に起きた事件の真相へウクたちが近づきます。

パンソクとジョンアがウンシルを供養してきた人物を調べ、不自然なお札や事故当時の記録を追った結果、隠されていたウンシルの遺体を発見します。

ところが遺体が発見されたにもかかわらずウンシルは3工団から消えません

これまでの村の法則では説明できない出来事が起こり、物語は大きな謎を残したまま最終回へ突入します。

13話~14話|最終回の結末と新たな死者の村への伏線

最終回では、生還したイルヨンと麻薬組織を巡る事件が決着へ向かいます。

イルヨンを連れ去ったノ・ヨングに対し、ウクは彼こそ麻薬組織を率いる「ゴリアテ」だと見抜き、ジョンアやジュノ刑事と協力しながらイルヨンを救出します。

その後、国外逃亡を図った関係者も追い詰められ、イルヨン自身も自分が麻薬に関わった責任から逃げず、自首する道を選びます。

また3工団では、校長ヨンジンが息子を更生させたいという思いから自分の遺体を探してほしいとパンソクへ頼みます。

遺体が発見されるとヨンジンは村の仲間に見送られながら消えていき、死者を見つけて現世から送り出すという本作らしい別れが描かれます。

一方でウンシルは遺体が見つかっても残ったままであり、なぜ彼女だけ3工団を離れないのかは明確に解決されません

そしてウク自身にも大きな変化があり、ボラに対して「俺たちは家族だ」と伝え、父親として彼女を受け入れる姿を見せます。

シーズン2を通して他人の家族を救い続けたウクが、自分自身の家族とも向き合う結末になっているのが印象的です。

事件解決だけで終わらず、生きている人も死者も、それぞれが帰る場所を探す物語としてまとまっていると感じました。

ただし、物語そのものは完全には終わりません。

逃走したヨングのその後、他人には見えないものを追うジョンア、そしてウクが夢で見ていたメリーゴーランドなど、いくつもの意味深な場面が続きます。

最後にはウクがメリーゴーランドのある場所へたどり着き、3工団とは別の新たな死者の世界が存在する可能性を感じさせて幕を閉じます。

そのため「ミッシング2」の最終回は事件に一定の決着をつけながらも、ウクたちと死者の物語がまだ続くことを期待させる、余韻の強いラストになっています。

ミッシング2のキャストと相関関係・見どころを紹介

「ミッシング2」では、キム・ウクやチャン・パンソクなどシーズン1で活躍した人物に加え、3工団で暮らす新たな死者たちが登場します。

特にカン・ウンシルとオ・イルヨンはシーズン2の物語を動かす重要人物であり、二人の過去が終盤の展開にも大きく関わります。

登場人物が多いため複雑に感じますが、「ウクたち」「3工団の住人」「警察」「麻薬組織」という関係に分けて見ると、相関関係がわかりやすくなります。

キム・ウクとチャン・パンソクなど続投キャスト

主人公キム・ウクを演じるのはコ・スで、困っている人を見ると放っておけない強い正義感を持つ人物です。

詐欺師という肩書きを持ちながら、その能力を悪人から被害者を救うために使うという一風変わったキャラクターで、シーズン2でも持ち前の行動力を発揮します。

再び死者を見るようになったウクは、3工団の住人たちから事情を聞き、現実世界で遺体や犯人を探す橋渡し役となります。

ウクの相棒チャン・パンソクを演じるのはホ・ジュノです。

パンソクは長年行方不明だった娘ヒョンジを探し続けた経験を持っており、失踪者やその家族の苦しみを誰よりも理解しています。

シーズン2では3工団の子どもたちから、亡きヒョンジが以前この村にいたと知らされます。

ヒョンジと親しくしていた子どもたちを守ろうとするパンソクの姿は、シーズン2の中でも特に胸を打つ部分でした。

アン・ソヒ演じるイ・ジョンアも引き続きウクたちを支えます。

ジョンアには死者が見えないため3工団で直接情報を集めることはできませんが、高いITスキルと情報収集能力を使い、行方不明者や事件関係者を調査します。

私はウクとパンソクの特殊能力だけでは事件を解決できず、ジョンアの現実的な調査力があって初めて死者の証言が証拠につながるという役割分担が、この3人の魅力だと感じます。

さらにハ・ジュン演じるシン・ジュノも重要な続投キャストです。

現在は行方不明者を担当する刑事として活動しており、ウクやパンソクから届く不思議な情報を捜査へつなげていきます。

死者を見る二人、情報を調べるジョンア、警察として正式に捜査できるジュノが協力することで、通常なら迷宮入りしてしまう失踪事件の真相が明らかになっていきます。

カン・ウンシルとオ・イルヨンなどシーズン2の新キャスト

シーズン2を象徴する新キャラクターの一人が、イ・ジョンウン演じるカン・ウンシルです。

ウンシルは3工団で約30年を過ごしており、「カン船長」と呼ばれながら村の食堂兼商店を切り盛りしています。

新しく村へやって来た死者、特に子どもたちの世話をする存在で、3工団における母親や村長のような人物と考えるとわかりやすいでしょう。

ウンシル自身も生前に夫と息子を失うという悲しい経験をしており、その後は船長として生きていました。

明るく豪快な性格なので重い物語の中でも安心感を与えてくれますが、終盤になると彼女自身の死にまつわる真相も明らかになります。

死者を世話する側だった人物もまた「見つけてもらうべき行方不明者」だったという構成には、この作品らしい切なさがあります。

もう一人の重要人物が、キム・ドンフィ演じるオ・イルヨンです。

イルヨンはウクを3工団へ導く青年ですが、村のほかの住人とは違って外の世界を自由に動き回れるため、登場した時点から大きな謎を抱えています。

さらに過去には中学時代の同級生キム・ピルジュンをきっかけに麻薬組織へ関わっており、イルヨンの過去を追うことが巨大麻薬組織「ゴリアテ」の正体へ近づくことにもつながります

物語後半では、イルヨンが一般的な意味での死者ではなかったことも判明します。

現実世界では長期間意識を失った状態で生きており、その特殊な状態が3工団の外へ出られた理由にも関係していると考えられます。

私は、最初は何かを隠している怪しい青年に見えたイルヨンが、物語が進むほど「救う側」であると同時に「救われる側」でもある人物へ変わっていくところが見どころだと思います。

3工団の住人と行方不明事件を巡る人物の関係

3工団には、遺体が発見されないまま現世に残っている多くの死者が暮らしています。

元大学教授で村の子どもたちに勉強を教えるチョン・ヨンジン、20年前に失踪した医大生ヤン・ウニ、パンソクの娘ヒョンジと親しかったハユンなど、それぞれが異なる事情を抱えています。

さらにヨンリム、ロハ、アリスといった子どもたちも登場し、彼らがなぜ3工団へ来ることになったのかを突き止めることが各事件の中心になります。

特にパンソクと子どもたちの関係は重要です。

ハユンは生前ではなく3工団でヒョンジと親しく過ごしており、ヒョンジからパンソクの写真を見せてもらっていたため、初対面のパンソクが「ヒョンジのパパ」だとわかります。

パンソクにとっては、会えなかった時間の娘を知る人物に出会ったことになり、3工団の子どもたちを助けることがヒョンジへの思いをつなぐ行為にもなっています。

現実世界ではジュノが所属する行方不明専担班が、ウクたちから得た手掛かりをもとに捜査を進めます。

チーム長のペク・イルドゥもパンソクと以前から関係を築いており、彼がどこから情報を得ているのか不思議に感じながらも、その手掛かりを無視しません。

そこへ麻薬班の捜査も絡み、イルヨンの同級生キム・ピルジュンや巨大麻薬組織の存在が浮かび上がることで、3工団の小さな事件と現実世界の大きな犯罪が一本につながっていきます

人物関係を簡単に整理すると、次のようになります。

  • ウク・パンソク・ジョンアは、死者から得た情報をもとに行方不明事件を調査する仲間です。
  • ジュノや行方不明専担班は、ウクたちの手掛かりを現実の捜査や遺体発見へつなげます。
  • ウンシルやヨンジン、子どもたちは3工団で暮らす死者で、それぞれ未解決の事情を抱えています。
  • イルヨンは3工団と現実世界をつなぐ特殊な存在で、麻薬組織の事件にも深く関係しています。

この関係を押さえておけば、登場人物が増えてもストーリーを追いやすくなります。

シーズン1を見ていなくてもミッシング2は楽しめる?

結論からいうと、「ミッシング2」はシーズン1を見ていなくても楽しめる内容です

シーズン2では舞台が新しい死者の村「3工団」へ移り、カン・ウンシルやオ・イルヨンをはじめ新キャラクターが多数登場するため、新たな物語として入りやすくなっています。

各エピソードで新しい失踪事件が描かれ、その事件ごとに背景や人間関係が説明される点も、初めて見る人にはわかりやすいでしょう。

ただし、ウクとパンソクがなぜ死者を見ることができるのか、パンソクが娘ヒョンジをどれほど長く探していたのか、ジュノがウクたちの不思議な話を受け入れている理由などはシーズン1から続いています。

また、ドゥオン村やヒョンジなど過去の人物について触れる場面もあるため、人物の感情をより深く理解したい場合はシーズン1から見るのがおすすめです。

特にパンソクと3工団の子どもたちの交流は、娘を探し続けた過去を知っているほど胸に響くと思います。

一方で、死者が暮らす村という設定は作中で理解できるようになっており、ホラー作品のような怖さを前面に出したドラマでもありません。

むしろ失踪事件を追うサスペンスと、死者や残された家族の思いを描くヒューマンドラマの要素が強く、私はシーズン2からでも「一つの事件を解決して誰かを家族のもとへ帰す」という作品の魅力は十分伝わると感じます。

まずシーズン2を見てウクやパンソクの過去が気になったら、あとからシーズン1へ戻って人物関係を補完する楽しみ方もできる作品です。

ミッシング2のあらすじ・ネタバレと最終回の感想まとめ

「ミッシング2」は失踪事件の謎を解くサスペンスでありながら、物語の中心にあるのは、死者と残された人たちが抱える後悔や愛情です。

最終回ではイルヨンや麻薬組織を巡る事件に決着がつく一方、カン・ウンシルが消えない理由や新たな死者の世界など複数の謎が残ります。

全14話を振り返ると、事件を解決する爽快感以上に「行方不明者を忘れず探し続けること」の意味が心に残る作品でした。

死者の未練と残された人の思いを描く物語が見どころ

「ミッシング2」の大きな特徴は、死者を単に幽霊として描くのではなく、生前と変わらない感情を持った一人の人間として描いているところです。

3工団の住人たちは食事をしたり、学校へ通ったり、運動会を楽しんだりしながら一見穏やかな生活を送っています。

しかし、その背景には遺体が発見されず、家族のもとへ帰ることができなかったという悲しい事実があります。

だからこそ、ウクとパンソクが行っているのは犯人探しだけではありません。

死者から生前の話を聞き、ジョンアやジュノと協力して現実世界で証拠を集め、遺体を発見することで、その人が確かに生きていたことを残された人たちへ伝えていきます。

事件の解決と死者との別れが必ずセットになっているところが、このドラマを一般的な犯罪サスペンスとは違う作品にしていると感じました。

特に印象に残るのは子どもたちを巡るエピソードです。

ハユンやヨンリム、ロハ、アリスたちは3工団では元気に暮らしているため、ふとすると彼らが死者であることを忘れてしまいます。

ところが過去が明らかになるたびに、なぜ幼い子どもがこの場所へ来なければならなかったのかという現実を突きつけられます。

私は、悲惨な事件そのものを過度に見せるのではなく、その後も続く思いに焦点を当てているところに本作の優しさを感じました。

パンソクの物語も、このテーマを象徴しています。

長い間娘ヒョンジを探し続けたパンソクは、3工団でヒョンジと一緒に過ごした子どもたちに出会います。

もう娘本人には会えなくても、娘を知っている人たちを守り、その子たちを家族のもとへ帰そうとする姿には、喪失した家族への愛情は形を変えて残り続けるというメッセージが込められているように思います。

また、イルヨンの展開も非常に印象的でした。

死者だと思われていたイルヨンが実際には生きており、長期間意識を失った状態だったことが判明します。

生前には麻薬に関わった過去を持っていますが、3工団で多くの人を助けた経験を経て、最終的には自分の責任から逃げずに自首します。

過去に過ちを犯した人にも、その後の選択によってやり直す道があるというイルヨンの結末も、死者を救う物語と並ぶ重要なテーマでしょう。

そして最終回では、ウク自身もボラとの関係に答えを出します。

他人の家族を探すことに奔走してきたウクがボラを家族として受け入れ、父親として寄り添おうとする姿には大きな変化を感じます。

死者を「帰るべき場所」へ送り届けてきたウク自身もまた、ボラとの関係を通して自分の帰る場所を見つけたように見え、この着地はとても温かく感じられました。

最終回のラストはシーズン3につながる?伏線を考察

最終回は物語を完全に閉じるのではなく、明らかにその先を想像させる謎を残した終わり方になっています。

中でも気になるのが、遺体が発見されたにもかかわらず3工団から消えなかったカン・ウンシルです。

これまで多くの住人は遺体が発見されることで村を去っていたため、ウンシルだけが残っていることには別の条件や役割があるのではないかと考えたくなります。

ウンシルは約30年にわたって3工団で暮らし、新しくやって来る死者を迎え、子どもたちに食事を与え続けてきました。

そのため単なる村の住人ではなく、3工団そのものを守る役割を担っている可能性も考えられます。

ただし劇中では明確な理由まで説明されていないため、ウンシルが消えない理由は最終回に残された大きな謎の一つとして受け取るのが自然でしょう。

もう一つ見逃せないのがジョンアの変化です。

これまで死者を見ることができなかったジョンアが、ラストではほかの人には見えない失踪した子どもに関係するものを追うような描写があります。

ウクやパンソクだけに限られているように見えた「死者との接点」がジョンアにも生まれたのであれば、次の物語では3人の役割そのものが変化する可能性があります。

そして最も続編を意識させるのが、ウクが何度も夢で見ていたメリーゴーランドです。

イルヨン本人には遊園地へ行った記憶がなく、なぜウクがその場所を夢で見るのかは最後まで説明されません。

ところがラストでウクは実際にメリーゴーランドのある場所へたどり着き、3工団とは異なる新たな死者たちの世界を思わせる光景に出会います。

シーズン1ではドゥオン村、シーズン2では3工団が舞台となったことを考えると、死者が集まる場所は一つではないと考えることができます。

もし別の村が存在するなら、なぜウクやパンソクにはそれらの場所が見えるのか、誰がどの村へ行くのかという根本的な謎にも踏み込めそうです。

私はこのラストを、単に次の事件を予告する場面というより、「死者の村にはまだ知られていない法則がある」と示した場面として見ると面白いと思います。

また、麻薬組織を巡る事件も一度は決着へ向かいますが、終盤まで緊迫した展開が続き、すべてがきれいに整理されたわけではありません。

イルヨンとウクがなぜ不思議な形でつながったのかという疑問も残っているため、続きが描かれるなら重要な鍵になるでしょう。

一方で、続編への伏線だけに頼らず、各話で描かれた行方不明者の物語にはそれぞれ区切りがついているので、シーズン2単体でも十分な満足感があります。

全14話を通して私が最も心に残ったのは、「死者を見る能力」そのものではなく、見つからない人を探し続けるウクたちの姿でした。

遺体が見つかる場面は決して単純なハッピーエンドではありませんが、残された家族が真実を知り、死者もようやく次へ進めるという意味では大切な救いになっています。

「ミッシング2」は失踪者を探すサスペンスであると同時に、忘れられた人をもう一度誰かの記憶へ連れ戻す物語であり、その温かさと切なさこそ最後まで見届けたくなる最大の魅力だと感じました。

この記事のまとめ

  • 「ミッシング2」は死者が暮らす3工団を舞台にした全14話の物語
  • ウクとパンソクが失踪事件を追い、死者と家族をつないでいく!
  • イルヨンの正体と巨大麻薬組織の謎が物語後半の重要ポイント
  • 最終回ではイルヨンが自首し、ウクもボラを家族として受け入れる
  • ウンシルが消えない理由など、最終回後も残る大きな謎
  • メリーゴーランドと新たな死者の世界が続編を予感させる!