幼稚園児の春休みの過ごし方

幼稚園

3月といえば新しい何かが始まるようなワクワクするイメージを持つ人も多いですよね。また、幼稚園児にとっては嬉しい春休みが始まります。普段は忙しいママと一緒に過ごせると思うと子供は嬉しい反面、ママにとっては「忙しくなるなー」って負担に感じている場合もありそうですね。きょうだいの性別や性格等よっても異なるとは思いますが、幼稚園の春休みの期間や「どうやって過ごすと良いのか」というテーマやヒントが分かると計画も立てやすくなるのではないでしょうか。

そこで今日は、幼稚園児が喜んでくれるような過ごし方を見ていきます。出来るだけ楽しく過ごすことによって、新学期を元気に迎えられるようにしてあげましょう。また、先輩ママの知恵もあわせてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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幼稚園の春休みはいつからいつまで?

幼稚園の春休みは、小学校に準じた形を取ることが多いので平均すると3月20日~4月7日前後となっています。ただ2019年の春休みは、カレンダーを見てみると次のように予想されています。

  • 3月21日㈬~4月7日㈰ 18日間
  • 3月23日㈯~4月7日㈰ 16日間

このように2パターンが考えられます。これは、幼稚園の卒園式や入園式の行事と重なることを配慮して調整するために、個々の幼稚園や地域によって異なる場合があります。今年の場合は、3月21日の祝日や、4月7日が日曜日となるために、このような春休みが予想されています。また、日曜日や祝日などが重なってしまう場合にも調節が必要となるため必ずしも同じ日に春休みになるとは限らないのですね。

特別な大型連休

今年は、天皇陛下の譲位の影響でGWは、大型の連休になることが決定しました。元号が変わる2019年5月1日を今年だけは祝日としたので、最大でなんと10日間がGWの連休となるようです。

  • 4月27日㈯~5月6日㈪の10日間 ※5月5日が日曜日となるので、5月6日の月曜日は振り替え休日となるため

天皇陛下は思いやりを持って、国民のために頑張ってこられたり、ご苦労をされたことも多かったように思います。それらを考えると、これからはごゆっくりと静養されて残りの人生を有意義に過ごして欲しいと思いますね。そんなわけで、平成31年3月は、平成最後の春となります。そして、今年は誰にとっても特別な春となりそうですね。

異例の大型連休で戸惑いも?

子育てをしている人や教育関係のお仕事をしている人にとっては、この異例ともいえる大型連休を手放しでは喜べないようです。まず、学校の先生の声では、「夏休みの1/4にあたる最長の連休が子どもの心身に影響を与えるようで不安」というのも聞こえています。確かに新学年になり学校にもクラスにも慣れてきた頃に、大型連休で学校を休むのは連休明けに体調不良を訴える子供も出て来そうですね。大人でも大型連休があると「次の勤務が嫌になってしまう」ことがあるのですから、幼稚園児でも同じことが言えます。今年の大型連休では、学校と同じ教育機関としては悩むところですが、同時に親にとっても頭が痛い問題になりそうです。

幼稚園の春休みとママたちの大きな変化

春休みは、他の連休と違い特別感があります。今年は、3月31日をもって、2018年度が終わり、4月1日から2019年度になるため、大人も大きく環境が変わることがあります。また、新入社員が入ってくるなどで職場のストレスにさらされる心配もありますね。また、歓送迎会も活発に行われる時期で、お花見の時期でもあることから体調を崩してしまう大人も増える時期なのですね。

春は楽しい行事が続く季節ですが、このように社会全体がなんだか落ち着かない雰囲気に包まれてしまうことも多い中で「子どもの春休み」と重なるわけなのです。大人も大変ですが、例えば大人の場合は「お酒の力を借りたり、自分の意見を言うことが出来る」のに対して、子供の場合はそう簡単にいかない場合も多くあります。そういった意味でも、春休みは子供の環境にも配慮してあげることを忘れないであげてくださいね。

お引越しが決まっている場合

大人では転勤などがあり、子どもにとっては引っ越しによって「お友達とお別れ」をすることになることもありますよね。仲良しだったお友達とお別れして、新しいお友達に会うことが決まっている場合には、不安でもあり、とても緊張している状態です。また、引っ越しがなくても、進級や進学など、環境が大きく変わるときです。

春休みが始まったら、ぜひ子どもに「楽しかったこと」や「頑張ったこと」などを聞いてあげてみてください。そして頑張ったことは素直に、たくさん褒めてあげることが大切です。ママはお引越しや近所へのご挨拶など、多忙を極めると思いますが、良い機会なので幼稚園の子どもと一緒にご挨拶に回るなど、社会勉強をさせてあげるのも良いですね。

幼稚園児が春休みで気を付けること

 

子供は夢中になると、他のことに注意をすることが出来なくなることが多いです。特に4~5歳くらいになると行動範囲も広がって、外遊びをしたがることもありますが交通事故に巻き込まれないように、普段から交通ルールを一緒に教えていくことが大切ですね。交通ルールを守れる子供は、親が車の運転をする場合に多いという話もあります。これは、親が車の大切さや運転中にヒヤッとしたことを子供に話しているからではないかと思います。

  • 他人の車には触らない
  • 駐車場では遊ばない
  • 車の後は歩かない
  • お友達と横2列になって歩かない
  • 飛び出しは絶対にしない
  • もし車にぶつかったらケガがなくてもママに話す
  • 横断歩道を必ず使う
  • 信号を守る(黄色で走り出さない)etc.

挙げたらキリがないくらいありますね。しかし、親の体験が子どもにとって「危機感」を持てる機会になるので、小学校へ入学した時のためにも普段から毎日の生活でしっかりと守れるようにしていきたいものです。また、周囲の大人が交通ルールを守る姿を子供に見せるということが、本当は最も大切な命を守る教育になるのでしょう。

乳幼児の体調の管理

環境が変わることで体調を崩してしまう子どもも多いです。また、今年は春休みだけでなくGWも大型連休となるため、生活リズムが狂ってしまったり、日中と夜との寒暖差などで体調を崩してしまうのですね。そこで新学期に備えて、春休みには家庭で健康チェックをしてみるのもお勧めです。

体調が悪くなる時の兆候や症状

子供は体調が悪くなってもうまく説明することが出来ない場合が多いですよね。そのためママの普段からの観察が重要となります。例えば次のような兆候があるときは異変に早く気付けるように意識するようにしていきましょう。

  • なんとなく元気がない
  • 食欲がない(落ちている)
  • ゴロゴロしていることが多くなった
  • 大人にくっついたり甘えることが増えた
  • 泣くことが多くなった

このような様子が見られたら、発熱していないか体温を測ったり、お腹の調子をみるために排泄についても聞いてみます。排便がおかしいなと思う時には、流さずにママに見せるようにお願いして観察することも大切ですね。また、病院へ受診する時には、時系列で記録をメモしておくと正確な診断に役立つことが多いし、ママも慌てて言い忘れたといったことを防ぐことが出来ます。

体が痛そうな場合

体の上から順番に、頭、目、鼻、耳、口、首、腕、胸、お腹、足など、どんな痛みがあるのか、ないのか、そして「いつもと動きは変わりないか」を観察してみましょう。動きがおかしいなと思ったり、幼い子の場合には例えば「片手しか使わない」などいつもと様子が違うときは重大なケガや病気が隠れていることがあるので念のため病院で診てもらうと安心です。また、痛みと発熱は関連していることも多いので、痛みがある場合には必ず熱を測っておくと診断がしやすいです。

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幼稚園児が楽しめる過ごし方

幼稚園児が楽しく春休みを過ごすために、ママも色々と考えているところでしょう。幼稚園に通う年齢の子供は、親が目を離せないため1人で遠くへ連れて行くことは出来ませんよね。そのため今日は、子供に体験をさせてあげることが出来るイベントとは別に家庭でも楽しめる「初めてシリーズ」をご紹介していきますね。

  • 初めてのおつかい
  • 初めてのお稽古ごと
  • 初めての旅行etc.

大型連休で不安になる人も多いですが、良いことも多くあります。10連休になるということは、有給を利用して2週間のお休みを取る人も出てくるでしょう。つまり、普段は行けない遠方へ旅行に行くことだって出来るのです。知らなかった文化や言葉に触れたり、初めての乗り物に乗るなど、子供の中では学習と想い出がしっかりと刻まれる日々となるのではないでしょうか。

国内で過ごす人は、イベントに参加したり地元での探検も良いかもしれませんね。色々と調べて普段は出来ないことを親子で楽しんでみると良いでしょう。

海外旅行へ行く

子供たちにとって海外は、視野を広げるために刺激があり素敵な体験となります。大人にとっても、いつもとは違う「非日常」を体験することでリフレッシュ効果が高まり、気持ちを充電するためにも嬉しいイベントになりますね。パスポートを始めて作ったり、出国手続きや入国手続きまで、あえて実際に子供に見せて社会勉強をさせてあげるのも良いと思います。

また、海外のお金を見たり、日本円との比較を楽しんだりすることも出来ます。海外へ行くことで時差を体験したり、食文化の違いを発見したり、日本から離れてみることで改めて日本の良さを知ることも出来ますね。家庭では地球儀を購入したり、行った場所を確認して見たりするのも、社会科の勉強を好きになる土台となる場合があります。

定番でも新鮮味があるテーマパーク

テーマパークは地元の公園とは異なり、季節に合わせてイベントが開催されていることが多いですよね。そのため、春休みになると、例えば「イースターって何?」といった会話から他国の文化を教えたり、日本では何の行事がそれにあたるのか…なんて考えていくのも楽しいものです。そうした楽しい中で覚えたことは子供の記憶に残りやすいため、それが将来への道を歩むきっかけになったりすることも多いのですね。

ふるさとへ帰省する

子供の成長は目覚ましいものがあります。わずか数カ月でも驚くほどの成長があるので楽しみですよね。そんな姿を遠距離の祖父母は見ることが出来ない場合、子供たちの顔を見せに故郷へ帰省する人も多いです。また、ゆっくりと話が出来ない状態が続いているママにとっては、実家へ帰ってゆっくりしたいとパパにお願いしてみるのも良いですね。

スマホが普及して便利にはなりましたが、やはりプロが撮影する写真は味わいがあって良いものです。何気ない日でも、入園のお祝いでも、せっかくなら家族が揃った記念に1枚「家族写真」を撮っておくのも、貴重で良いものですよね。誰か1人でも欠けたら、その写真は出来ないわけですから大切な瞬間をおさめておくと後から「良かった」と思えることがきっとあるでしょう。

体験出来る過ごし方が人気

引用:https://iko-yo.net/

春休みの過ごし方でママたちに大人気なのが「体験型」です。それは、職業体験に近いことだったり、肌で自然を感じるもの、また、実際に何かを作成するイベントなどが人気なのですね。これらの中には、ママたちの「子どもの才能を伸ばしてあげたい」気持ちや「ワクワク感を味わってほしい」などの愛情が伝わってきます。

例えば画像のように、四国で開催されていた「100%国産間伐材で親子で学習机を作る」という企画も魅力的です。この頃はDIY女子という代名詞があるように、女の子でも日曜大工などに興味を持つ子供が増えているようなので、男の子だけでなく女の子がトライしてもGOOD!また、木材に触れることで森林の重要性を知り、自然を守る環境問題への意識を高めたり、自然で生まれたものへの恩恵を感じたりと情操教育にも良いことですよね。

地域には個性的で意外な発見がある

他には、「東京湾アクアラインの海底トンネル」を探検したり、親子でチアダンスで汗をかくなど様々な取り組みが用意されているようです。春休みとは時期が異なりますが、遊びと学びをてんこ盛りにしたイベントをたくさん企画しているところも多いです。これらの様々なワークショップを訪れることで、多種多様な学習をすることが出来るのですね。

最近では、小学生から学び始めるプログラミングにも社会的にとても関心が高まっています。そのため春休みなどを利用したイベントでは、小学生を対象にしたプログラミングの体験や入学前の園児が参加できる「からだあそび」なども用意されています。自分たちの暮らす地域に近いところを探したり、旅行の目的にしてみたりと参考にしてみると意外な発見がありそうです。

お稽古ごとや学習塾を始めてみる

春は、新しい環境に、新しいお友達、など新しいことが多くありますよね。そんなこともあって、新しい挑戦を始める子供も多いようです。ピアノや水泳などの技能系、そしてお習字や英会話といった文系のお稽古ごとに人気が集まっています。珍しいところでは、三味線や陶芸といった集中力を養えるようなお稽古ごとがあるようです。幼稚園では基本的な幼児教育を受けることが出来ますが、小学校に入学すると本格的なお勉強が始まります。机上の学習が増えることで逆に全く異なる習い事などをするとリフレッシュ出来てはかどる場合がありますので負担が掛からないようなら良いことだと思います。

無理はさせないのが基本

お稽古ごとによっては、子供にとって不向きに思える場合があります。そういった時には無理強いしないようにしてあげましょう。

  • Aが苦手な子供に「こんなことも出来ないの?」 ➡ ✖ NG!
  • Aではなく「この子にはBの方が合っているのかも!」 ➡ 〇 GOOD!

例えば、水泳を嫌がるような場合には、水泳が嫌いになるほど強制するのではなく、思い切って何もしないか、別のことをさせてあげる方が効率的です。何か1つがダメだったからと言って、その子がダメなわけではないのですね。たまたま、それが苦手だったという場合があります。

また、もし水泳が苦手だとしても、その子は「他の得意なことがある」という意味で捉えてあげて、「これは嫌だな」と思う気持ちをしっかりと受け止めてあげましょう。もしかしたら別の才能がうんと備わっているかもしれないのですからね。

共働きで子どもを預けたいとき

残念ながら今の日本では、両親が揃って連休を取得できるようなシステムがほとんどないのが現実です。一緒に遊んであげたいけど、お仕事で遊んであげられない場合には、どこに子どもを預けたら良いのか悩んでしまいますね。

  • 幼稚園の預かり保育を利用する
  • 民間の預かり施設を利用する
  • ベビーシッターさんなどの利用
  • 両親のどちらかが休暇の調整をするetc.

このような選択肢が考えられます。しかし、みんなが一斉に預けることが出来るかというと「それは難しい」のが現状です。園によっては、新学期の入園式の準備などでバタバタしていることがあり人手が不足していることがあるからなのですね。そうなると預けることが出来る時間が短縮されたり、預けることが出来ない日数が出来てしまう場合もあります。どうしても預ける必要があるママは、民間の施設に問い合わせて計画をした方が良さそうですね。

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幼稚園を卒園した子どもの春休み

幼稚園を卒園したみなさん、ご卒園おめでとうございます。卒園式では成長した姿にかなり涙を流したママも多かったのではないでしょうか。さて、この春休みは「幼稚園での最後の春休み」でもあり「平成最後となる幼稚園の春休み」でもあります。どちらにしても、「終わる」ということは悲しいことではなく、新しいことが「始まる」ということですよね。

初めてだらけで不安も多いですが、新学期の準備もワクワクしながら過ごしている子供は多いのが頼もしい限りです。では、幼稚園を卒園した子どもの春休みは、どんな風に過ごすと良いのか先輩ママのアイディアや経験を織り交ぜながら見ていきましょう。

公共施設を利用する

図書館や博物館、美術館など、地域には色々な公共施設が存在しています。ほとんどが無料か低料金で利用できるようになっているので、これらを利用して有効な時間の使い方を身に付けるのも卒園児にとっては大切な社会活動に繋がります。

  • みんなで使うものは大切にする
  • トイレなど汚してしまったら係の人に言う
  • 返却する日を覚えておく
  • 館内では静かに過ごす
  • 走り回ったりふざけたりしない…etc.

公共の施設を利用するということは、他人と自分の持ち物や場所を区別する勉強の始まりです。もちろんお約束事もあるでしょうから、ママと確認しながら、たくさんの人が利用する場所での社会的なマナーを守ることを覚えていくのも必要になりますね。

また、時間的には閉館時間が小学校の帰宅時間と似たような時間でもあり、日中にママと一緒に芸術に触れたり、その歴史を図書館で一緒に調べるなど、工夫次第では面白いことが無限に広がっていく場所です。幼い兄弟がいる場合には、絵本や紙芝居、DVDなどを親子で利用してみるのも良いものです。

新しいランドセルと初めての通学路

卒園式からの春休みは、小学校の入学式までの準備が最終段階になると思います。ランドセルを用意したり、初めての学習机を購入したり、少しずつ実感が湧いてくるころですね。小学校へ入学すると、1年生の期間は「学習をする」「身の回りを自分で出来るようになる」ことが主な目標になります。

これまではママが送り迎えをしてくれていた幼稚園とは異なり、これからは自分の足で通学することになります。通学路が分かっている場合は、お散歩しながら一緒に「実際に歩いてみる」ことをお勧めします。そうするとママも安心しますが、子供自身も「ママと歩いた道」だということで安心して歩きやすくなるのですね。その時には、足に合った運動靴の点検も忘れずにしてください。

入学式から夏休みまで

まだ早いと思う人がいますが、小学校では初めのうち幼稚園の頃よりは早く帰宅することが続きます。そのためお仕事を持っているママは、1学期中のお仕事を調整したり、誰かに留守をお願いしたりする準備をしておくと安心です。もし学童に入れる子供は早めに説明を聞いておきましょう。

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下の子が幼稚園に入園する場合の春休み

下の子が幼稚園に入園する予定がある人にとっては、入園式までに必要な準備があるために忙しくて、なかなか遊んであげられないことも多いですよね。保育園と異なることは「手作り」とか「親の子育て方針」など気を付けなければいけないことが多いことです。

最近は、便利な手作りキットも販売されているので、それらを利用すると時間がなくて忙しいママでも手作り用品を準備することが出来そうですね。また、ちょっとしたアップリケを付けるだけでもオリジナリティが出て、子供も嬉しくなると思います。だって世界中探してもママが作ってくれた作品は、自分だけが持っている「たった1つだけの宝もの」なのですからね。

幼稚園の入園式までの準備

3月には新しく幼稚園に入園する子供の保護者に対して「説明会」が行われます。また、お受験がある幼稚園では、面接などがあり保護者が幼稚園に行く機会が何度かあります。そうした説明会の時に、準備物についても連絡があるので聞いておきましょう。分からないことがあるときは、予め電話で問い合わせるか、説明会の時に質問しておくことをお勧めします。

入園式の説明会

入園式の説明会は、ママが出席することが多いようです。もちろん私立などのお受験をしている幼稚園では、両親揃っての出席を推奨していることも多いので夫婦で出席をすることがあります。一般的な幼稚園では、パパが仕事のためママが時間を作って出席することが多いのですね。

説明会では出来るだけメモを取るように意識した方が良いようです。最近はスマホでメモや写真などで情報を取り込んだりすることも多いのですが、幼稚園では説明会の時にスマホを禁止していることも多いです。また、パシャパシャ撮ったりするよりも、しっかりとペンで書いているママの方が好感度が高くなります。幼稚園では、人格形成となる教育をするのですから親の人格も重要視する場合があるためですね。もちろん人間の価値はそれだけで決まるものではなく、1つの目安として幼稚園では見ているだけなので安心してください。

幼稚園と保育園の違い

幼稚園は、文部科学省の管轄となるために「教育を受ける場所」という意味で教育施設となります。また、保育園の場合は厚生労働省が管轄をしており「児童福祉施設」となるのですね。

  • 幼稚園(3歳~) ➡ 教育施設(幼児教育を受ける場所)で幼稚園教諭と過ごす
  • 保育園(0歳~) ➡ 児童福祉施設(親の代わりに養育する場所)で保育士と過ごす

大きく分けると「教育」と「養育」の違いなんですね。そのため同じ年齢でも保育園に通園している子供と幼稚園に通園している子供では、小学校に入学した時に学力に差が出るという問題が起こったりしました。正しくは、学力に差があるのではなく、小学校での予備知識があるかないかの差だけなのです。保育園の出身だからといって決して劣るわけではなく、学力自体に差があるわけではないので勘違いしないように気を付けたいものですね。

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保育園の春休みはいつ?

保育園の場合には、春休みはありません。元々、保育園は「働く親が養育出来ない部分を補う」という意味の施設であるために、大型連休にしてしまうと親が仕事に行くことが出来なくなってしまいますからね。ただし、卒園した子どもは小学校の準備もあるため、少しだけ春休みを迎えることになります。保育園も新学期に新しい乳幼児を受け入れる準備で忙しくなるのですね。

新しく保育園に入園する場合には、幼稚園と違う大きな点として「お昼寝ふとん」を用意する必要があることです。幼稚園はお昼過ぎたら帰りますが、保育園ではママやパパのお仕事が終わるまで過ごすためお昼寝タイムがあるのですね。もちろんお昼寝の後には、捕食のため「おやつタイム」も用意されています。

2歳児クラスまでの子ども

0歳~2歳児クラスまでは、トイレトレーニングをしたり、1人でご飯を食べる練習が毎日の生活の中で行われます。紙パンツを自分で履く練習をする子どもやおはしの使い方を頑張る子供などがみられて、最も成長が大きいクラスとなります。お昼寝をするときも泣いてしまう子どもがいたりするのも、この年齢です。何もかもが初めてのことだらけなので、個性が保育園に入ってから輝いてくる子供も多いです。

3歳~4歳クラスまでの子ども

今までは自分が1番年下だったのに、新しいお友達によって少しだけお姉ちゃん、お兄ちゃんになった気分を味わう年齢です。赤ちゃんの頃と違って、保育園に慣れたら毎日お友達と遊んだり走り回ったりするのが嬉しい時期ですよね。保育士さんのお手伝いも喜んでしたがる可愛い頃です。下の子どもがママのお腹にいる場合には、ちょっと寂しくなり赤ちゃん返りをしてしまう子どもがいます。そういった時には、しっかりと抱きしめてあげてくださいね。

5歳~6歳クラスまでの子ども

進んで乳児のお世話をしようとしたり、お友達のきょうだいになる赤ちゃんを見て羨ましがったりすることもあります。また、年長クラスの子供たちでお花を育てたり、卒園するお姉さんやお兄さんに手作りのプレゼントをすることもあります。一人ひとりが成長していることが分かりますね。小学校に入学前になると少し不安も出てくるので、ゆっくりと話を聞いてあげましょう。

保育園の連休はいつ?

保育園は基本的に、カレンダー通りとなっていますので春休みや夏休みといった連休はありません。しかしカレンダー通りということで、保育園ではゴールデンウィークが初めての連休となります。また、せっかく保育園に慣れてきた頃に、ママと毎日過ごすことになるため、その時は嬉しくなるのですが、GW明けには「保育園を嫌がって泣く」ことがあります。そういうわけで、毎年GW明けの保育園では子供が泣いている光景が多くなります。ちなみに我が家の長男もお泣きをして保育士さんに助けてもらったことがあります。

まだ「乳幼児」の年齢ですので不安になって泣いたとしても厳しく叱るのはやめましょう。初めて子どもを預ける場合は、恥ずかしながらmama’sのように泣きじゃくる我が子を預けたあと、帰りの車内で自分が泣いてしまうママもいるかもしれませんね。子供が大きくなって後から思うのですが、自分を追って泣きじゃくってくれるのは、わずかな期間ですので本当に大切にしてほしい時期です。

保育園のメリット

保育園では、どちらかというと子供だけでなく「親子で育ててもらう」感覚があります。ちょうど年齢的にも保育士さんと同世代になったり、お姉さんとしてアドバイスしてくれることもあるので、客観的に子どもを見ることが出来るようになります。また、シングルママにとっては「お兄ちゃん先生」と呼ばれる男性の保育士さんがいる場合、父親代わりの遊びをしてもらえることが助かりますよね。働くママがほとんどなので、同じ立場としてママ友が出来るのも保育園の嬉しいことでしょう。

最後にmama’sからママへのメッセージ

今日は幼稚園児の春休みの過ごし方を見ていきました。小学生のように1人で遊びに出掛けるのは危ないし、ずっと付いていることが出来ない場合もある微妙な年齢です。親が見ていないと思わぬ事故に巻き込まれてしまうかもしれませんよね。また、川などの水害に遭う可能性だってあります。理想的なのは、親が付いているところで自然に遊べることでしょう。

しかし、現代のママやパパは忙しさでパンクしそうな時間を過ごしている人が多いので、簡単なイベントに出掛けたりすることが多くなるのではないかと思います。それでも大丈夫なので、家庭で楽しい発見をしたり、近隣を冒険してみるのも良いですね。

大切なのは「何をして遊ぶのか」というより、「何を心に刻んであげるのか」という探し方をしてあげた方が子どもにとって嬉しい体験になることが多いのではないでしょうか。幼稚園では、4月から新しいお友達が「不安」を抱えながら入園してくることも多く、幼稚園に慣れているはずの子どもでも「なんとなく不安になる」ことが出てきます。ママの笑顔と愛情で子どもはグングンと成長していくので、不安になっても笑顔で接してあげてください。今年は同じ学年の間に「元号が2つまたがる」という不思議な年になりますが、ママにとっても嬉しく新しい挑戦の春になりますように…。