幼稚園や小学校では、いろいろなママ友とつき合わなくてはなりません。ママ友が嫉妬して他のママ友の悪口を言ったり、仲間外れにしたりすることは、ママ友が嫉妬をしているからかもしれません。ママ友の嫉妬には5つの原因があります。その原因に思い当たったら、嫉妬されないように気をつける点を心にとめて実行してみましょう。
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ママ友の嫉妬は、すべて人と比較することから始まる
あのママは、持ち家を持っていることに嫉妬する、美人できれいだから嫉妬するという気持ちが、人への悪口などの攻撃に変わったり、自分へのコンプレックスを満たすことになったりします。そのような自分と他の人を比較することが嫉妬につながります。嫉妬心が強いと、自分より下に見える人に対して悦び、上に見える人に対しては反感を抱く感情のことです。
ママ友の嫉妬~自分と他人の比較
ママ友同士でいると、自分と相手を比較してしまいがちです。ママ友が若いきれいなママさんだったら、そのことが嫉妬の原因になることもあります。嫉妬心の強い人はママ友の化粧の仕方、持っているブランド品のバッグや靴など、自分よりいいものを持っていると嫉妬心を覚えます。
嫉妬心が強いママ友は、すらっとして美人なママや若くておしゃれなママ、いかにも幸せオーラを出しているママ、自分よりいい学校に通っていたママなどに妬みを覚えます。すべて自分と比較して、自分の方が下だと嫉妬心をおぼえるのです。実は、そういう人は自分の容姿やおしゃれなどにかなりのコンプレックスを持っている場合が多いです。
ママ友の嫉妬~子供同士の比較
子供の体の成長具合や発達は、その子それぞれ違います。それなのに、人の子供と比較して、自分の子供より人の子供の方がいろいろなことができると、自分の子供はだめだと落ち込んだり、逆だと子供を自慢したりと周りに左右されやすいです。嫉妬心やコンプレックスが強いママ友は、自分の子供と他のママの子供を比べて、精神的にも不安定になることがあります。
そんなときに、できる子供の悪口を言ったり、自分の子供につらく当たったりすることがあります。子供は十人十色で、すべての子供が違います。そんなママ友だと、子供同士を遊ばせるときに注意が必要です。
ママ友の嫉妬~夫との比較
嫉妬心が強いママ友は自分の夫と他のママ友の夫を比較します。他のママ友の夫がイケメンだったり、社会的地位が高い医者や会社の社長、重役などだとママ友は相手のママ友に嫉妬することがあります。そして、ママ友の夫がとても優しい人だったり、夫にないものを持っているママ友につい、嫌味を言ってしまうことやつらい態度をとってしまうことがあります。
そんなママ友は、本当は寂しくて自分の夫に愛情や社会的地位を求めてしまうかもしれません。人との比較は、自分をさらに追い込むことになりかねません。
ママ友の嫉妬~環境的な面で比較
他のママ友が、持ち家のいい家に住んでいる、近くに実家があり、いつも子供の世話をみてくれる、海外旅行や国内旅行へいつも行っている、英会話や茶道などの趣味に打ち込んでいるなどを見ると、うらやましいと思い、妬みの心が出てきます。だれでも、うらやましいと思うことはありますが、心の中でとどめておくことがほとんどですが、嫉妬心が強いママ友は、「あの人は自分がお金があることを自慢している」と悪口を他のママ友と言って仲間外れにすることがあります。
嫉妬を避けるための5か条
ママ友が比較して嫉妬する人ならほめ上手になり、自分の家の自慢話はしないことや人のうわさ話はしないことなどを気をつけることで、嫉妬心を避けることができます。
ほめ上手になろう
ほめ上手だと、相手はまんざらでもありません。ほめるときは心からほめましょう。あるケースワーカーの人は、「人づきあいをうまくするために、1日に1回人をほめよう」と話しています。まず、しゃれた服装を着ていたら、その服をさりげなく褒めることや髪形を褒めること、そして、相手の良さをほめることです。
心に思ってもいないことをほめると、相手は嫌味にとるかもしれません。相手の良い点を見つけ出すようにして、それをほめましょう。子供がいつも一緒に遊んでいるなら、会ったときには「ありがとう」とお礼を言いましょう。
自慢話をしない
自分の自慢話には要注意です。ママ友は、「いいなあ」と言っていても心ではいい気はしていません。例えば、夫の自慢話や家族で一緒に海外旅行に出かけた、自分の出身校の自慢などをすると、ママ友は自分が持っていないもの、できないことを相手ができるとうらやましいとか妬みの心がでてきます。その家によって環境が違うので、相手にうらやましいという気持ちを持たせないように自慢話は避けましょう。
おしゃれもあまりブランド品の高いものではなく、さりげないおしゃれを楽しみましょう。
人のうわさ話をしない
「人の口に戸は立てられない」ということわざがあります。立てるとは、戸や障子を閉めるということで、家の戸を閉めるように人の口に戸をしめることはできないということです。つまり、人のうわさは広がってしまってはどうしようもないという意味です。
もし、うわさ話をしたことが広がり、本人が傷ついて、うつ状態になったらどうでしょう。うわさ話をしたことをママ友本人がわかったら、それっきり口を聞かなくなるかもしれません。子ども同士仲良くしているのに、親が口を利かないことになると子供にも影響します。
個人的なことを聞かない、言わない
あまり、自分の家のことや夫の職業のことをママ友には話すと、それがうわさの種になります。自分のことも言わないだけでなく、ママ友のことも詮索しないようにしましょう。ママ友によっては、夫が酒飲みとかギャンブル好き、リストラや倒産など、大変な暮らしをしている人もいるかもしれません。
そんなことを詮索すると、不快な思いをされますね。お互いにプライベートなことに立ち入らないこともママ友つきあいを上手くするコツです。
SNSの発信の内容に気を付ける
SNSは注意した方が良いときがあります。ラインで1対1の発信だったらいいのですが、インスタグラムやフェイスブックなどは、たくさんの人が入ってくるので、子供の写真に友達の写真が写っていたなどは問題になることが多いです。自分の子供の写真に他の子供がうつっている場合は、ママ友の許可を得てから顔を隠してアップしましょう。
いろいろなところへ旅行へ行った写真をSNSにアップすることも、ママ友がチェックしていることがあります。SNSの取り扱いには注意が必要です。最近では、幼稚園や保育園の運動会などの行事もSNSにのせるということで、写メを取ることは禁止しているところも多くなってきました。
写メだけでなく、ラインでママ友とつながっている場合、ラインは気軽ですが、その反面、電話と違い、話していることと同じようにうつと、自分ではそんなつもりがなくても相手は冷たいとか感じられるかもしれません。SNSは本当に親しいママ友だけにした方がいいかもしれません。
最後に
ママ友のつきあいで嫉妬はだれでも少しはもっています。そのような感情がでてきたときは、自分に自信を持ちましょう。人それぞれ違いがあり、表面ではわからなくても、それぞれの家庭には多かれ少なかれいろいろな問題を抱えています。また、ママ友に嫉妬心をいだかせないために、自分の自慢話や個人的なことの詮索はやめましょう。グループに入ると、とかく人のうわさ話で花が咲きます。ママ友のうわさ話には入らないようにして、適度な距離を置いてつきあうことで、浅く長いつきあいができます。
今回の記事で悩むママさんの気持ちが少しでもラクになってくれたら光栄です。
私自身も結構深く悩んでしまった事がありますが、いつのまにか本当に気の合うママ友だけとお付き合いするようになりました。
だから悩む時間も長い人生のうちに必要で貴重な経験となるはずです。
あまり暗く考えないようにしませんか?