韓国ドラマ「サイコだけど大丈夫」は、感動的なストーリーだけでなく、印象的なロケ地の美しさでも多くのファンを魅了しました。
コムニョンの住む“呪われた城”や海が一望できるOK病院をはじめ、吊り橋や図書館、食事シーンの舞台など、物語を彩る撮影スポットが各地に点在しています。
この記事では、実際に訪れることができるロケ地情報と、撮影の裏側に隠された秘話をまとめ、ファンなら見逃せない魅力を徹底解説します。
この記事を読むとわかること
- ドラマ「サイコだけど大丈夫」の主要ロケ地情報
- 城・病院・絶景スポットの詳細と見どころ
- 撮影現場の秘話や裏エピソード
Contents
サイコだけど大丈夫ロケ地の結論:城と病院は江原道のカフェ
「サイコだけど大丈夫」を観ていて、あのコムニョンの住むお城や、海が見えるOK病院って本当にあるの?って思った人、きっと多いですよね。
結論から言うと、この二つの建物はどちらも韓国・江原道(カンウォンド)に実在するおしゃれなカフェなんです。
しかも一般客が自由に訪れられる場所なので、ファンにとっては“聖地巡礼”の定番コースになっています。
コムニョンの城=原州のSANIDAカフェ
まず、「呪われた城」として登場したのが江原道・原州(ウォンジュ)にあるSANIDAカフェ。
外観はガラスと石材を組み合わせたモダンな建築で、ドラマのような中世ヨーロッパ風の城壁はCGによって追加されています。
実際に訪れると、建物の周りに広がる自然やテラス席がとても開放的で、「あ、この角度であのシーン撮ったんだ!」と感動します。
内部は高い天井と大きな窓が特徴で、撮影中の雰囲気をそのまま感じられるのも魅力の一つです。
OK病院=高城のシークレットブルー
もう一つの重要な舞台、OK病院のロケ地は江原道・高城(コソン)にあるシークレットブルー。
ここは海沿いに建つカフェで、店内の大きな窓からはアヤジンビーチの透き通った海が一望できます。
ドラマの温かく落ち着いた空気感は、この絶景があってこそ生まれたものなんだと実感できます。
インテリアは白と木目を基調にしていて、ゆったりとしたソファ席に座って海を眺めながらカフェラテを飲む時間はまさに至福。
アクセスは、どちらもソウルから車で約2〜3時間ほど。
公共交通機関でも行けますが、地方バスやタクシーを乗り継ぐ必要があるため、レンタカーでの周遊が一番おすすめです。
この2つのスポットを一日で巡ることも可能なので、旅行プランに組み込めば、ドラマの世界観を存分に味わえます。
呪われた城の真実とCGの秘密
ドラマを観ていて印象的だったのが、コムニョンの住む「呪われた城」の存在感ですよね。
でも実際に現地を訪れた人は、あれ?ドラマのあの城と違う…と驚くかもしれません。
その理由は、このロケ地に使われた建物が実際にはカフェであり、外観の大部分がCGで加工されているからなんです。
実在するのは入り口のみ
コムニョンの城として映っている重厚な門や塔は、ほとんどが後からCGで追加されたもの。
現地で実際に見られるのは、モダンな外観のカフェ建物と入り口部分です。
ドラマではこの入り口をベースにして、上部に城壁や尖塔を加えることで、中世の古城のような雰囲気を作り出していました。
つまり、ロケ地はリアルな“城”ではなく、CGと実在建物の融合作品なんです。
広大な敷地と自然が魅力
外観はCGでも、敷地自体はかなり広く、周囲には緑豊かな山々が広がっています。
これがまたドラマの中での孤高で静かな雰囲気を支えていて、訪れると不思議と時間がゆっくり流れる感覚を味わえます。
庭やテラスは実際に歩くことができ、撮影時と同じ角度で写真を撮ることも可能。
特に日没時は光が建物を柔らかく包み込んで、ドラマさながらの幻想的な景色になります。
この「呪われた城」の演出は、韓国ドラマが得意とする実景+CGの技術の見本のようなものです。
現地に行くとCGとの違いに驚きつつも、「あの世界観はこうやって作られたのか!」とワクワクします。
OK病院から望む絶景アヤジンビーチ
「サイコだけど大丈夫」でOK病院のシーンが映るたびに、「この窓からの景色…どこなんだろう?」と思った方も多いはず。
その答えが、江原道・高城(コソン)にあるアヤジンビーチです。
ここは韓国でも有数の透明度を誇る海で、病院ロケ地となったカフェ「シークレットブルー」からは、その絶景をまるで絵画のように眺めることができます。
白い砂浜と透明度の高い海
アヤジンビーチの魅力は、まず真っ白な砂浜と透き通った海。
遠浅なので波は穏やかで、晴れた日には海の色がエメラルドグリーンから深いブルーに変化して見えます。
ドラマの中で、窓から差し込む光と青い海が登場人物たちの会話を優しく包んでいたのは、この自然の美しさがあったからこそ。
実際に訪れると、波音や潮風が五感を満たしてくれて、撮影シーンを思い出しながら心がほぐれる感覚を味わえます。
撮影後も人気の観光スポット
放送後、このビーチはドラマファンだけでなく、観光客にも人気のスポットになりました。
夏は海水浴、春や秋は散歩やピクニックに訪れる人が多く、一年を通して楽しめる場所です。
カフェ「シークレットブルー」のテラス席に座ると、まるで自分がドラマの登場人物になったような気分に。
特に夕暮れ時は、水平線に沈む夕日がオレンジ色に海を染め、忘れられない景色を見せてくれます。
アクセスは、高城の市街地から車で約10分ほどと便利。
ソウルから直接行く場合は高速バスを利用し、その後タクシーで向かうのが一般的ですが、レンタカーだと周辺の他のロケ地も一緒に巡れるのでおすすめです。
ファン必見のその他ロケ地巡り
「サイコだけど大丈夫」の魅力は、城や病院だけではありません。
ストーリーの合間に登場する小道や橋、公園など、思わず訪れたくなる場所がたくさんあります。
ここでは、ファンが現地で必ず押さえておきたいその他のロケ地を紹介します。
スリル満点!小金山つり橋
まず紹介したいのが、江原道・原州(ウォンジュ)にある小金山つり橋(ソグムサンつり橋)。
全長200メートルを超える吊り橋で、橋の下には雄大な渓谷が広がっています。
ドラマではキャラクターたちが心情を吐露する重要なシーンに使われ、視聴者の印象にも残ったはず。
実際に渡ってみると、足元から吹き上げる風や橋の揺れがスリル満点で、ちょっとしたアトラクション気分を味わえます。
高所が苦手な人は少し勇気が必要ですが、渡りきった後の達成感は格別です。
知恵の森図書館での感動シーン
もう一つの注目スポットが、京畿道・坡州(パジュ)にある知恵の森図書館。
壁一面が天井まで続く巨大な本棚は圧巻で、本好きにはたまらない空間です。
ドラマでは静かな時間の中で登場人物たちが向き合うシーンが撮影され、観る人の心をじんわり温めました。
現地では自由に本を手に取って読めるので、撮影の雰囲気をそのまま再現しながら過ごすことが可能です。
カフェも併設されているので、ゆっくり読書を楽しむ時間を作るのもおすすめです。
このほかにも、ドラマに登場した街角や小さな食堂など、探せばまだまだロケ地は見つかります。
特に地方都市では観光客が少なく、撮影時と変わらない景色が残っていることも多いので、カメラ片手に歩くのが楽しいですよ。
ロマンチックなデートスポット
「サイコだけど大丈夫」には、恋愛ドラマらしいロマンチックなシーンもたくさんありました。
その中でも特に印象的なのが、吊り橋でのやりとりや、夜景が美しい公園での場面です。
実際に訪れると、ドラマの雰囲気をそのまま感じられるだけでなく、大切な人との旅行にもぴったりなスポットばかりです。
スカイブリッジでの吊り橋デート
江原道・束草(ソクチョ)にあるスカイブリッジは、海と山を一望できる絶景のスポット。
透明な床の部分からは真下に広がる景色が見え、ちょっとドキドキするスリルも味わえます。
ドラマでは、二人の距離が少しずつ縮まっていく瞬間の舞台として登場しました。
カップルで訪れると、自然と手を握りたくなるような特別な空気が流れています。
玉井中央公園のライトアップ
京畿道・抱川(ポチョン)にある玉井中央公園は、夜になると幻想的なライトアップが楽しめます。
色とりどりのイルミネーションが公園全体を包み込み、まるで童話の世界に迷い込んだかのよう。
ドラマでは温かい雰囲気の中で会話するシーンが撮られ、視聴者の心を和ませました。
実際に訪れると、静かな夜の空気と光の演出に癒され、大切な人との時間がより特別なものになります。
この2つのスポットは、昼間の観光だけでなく夜のデートコースにも組み込みやすい場所です。
ドラマファンはもちろん、韓国旅行でロマンチックな時間を過ごしたい方にもおすすめです。
グルメシーンで登場した実在の店
「サイコだけど大丈夫」には、登場人物たちが一緒に食事をする温かいシーンがいくつもあります。
そんな場面で登場したお店は、実際に訪れることができるローカルグルメの名店ばかり。
食事を通して、ドラマの空気感や韓国の食文化を体験できるのも、聖地巡礼の楽しみの一つです。
ハリムガッの辛いチャンポン
江原道・高城(コソン)にあるハリムガッは、地元で人気の中華料理店。
ドラマの中では、登場人物がテーブルを囲んで辛いチャンポンを食べるシーンが印象的でした。
スープは真っ赤で見た目からして刺激的ですが、辛さの中にもしっかり旨味があり、一度食べるとクセになる味です。
お店は地元客でいつも賑わっていて、観光客も気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気があります。
ソレカルメギのボリューム満点焼肉
京畿道・抱川(ポチョン)にあるソレカルメギは、炭火で焼く豚肉が自慢の焼肉店。
ドラマでは、登場人物たちが豪快に肉を焼きながら笑い合うシーンで登場しました。
カルメギサル(豚ハラミ)は脂がほどよくのっていてジューシー、しかも量がたっぷりでお腹も心も満たされます。
地元感あふれる店内は飾らない雰囲気で、スタッフもとてもフレンドリー。
一人旅でも気兼ねなく入れるので、ロケ地巡りの途中の食事にもぴったりです。
どちらのお店も、ドラマの空気を味わいながら地元グルメを楽しめる絶好の場所です。
サイコだけど大丈夫ロケ地巡りまとめ
ここまで「サイコだけど大丈夫」の代表的なロケ地をたっぷり紹介してきました。
実際に巡ってみると、ドラマで感じた感動やワクワクが何倍にも膨らみます。
しかも多くのスポットはカフェや観光地として営業しているので、撮影地を巡るだけでなく、現地の魅力も丸ごと楽しめるのがポイントです。
アクセス・モデルコース提案
効率よく回るなら、レンタカーを使って1泊2日で巡るプランがおすすめ。
1日目はソウルを出発して原州のSANIDAカフェ(呪われた城)→小金山つり橋→知恵の森図書館を訪問。
2日目は高城のシークレットブルー(OK病院)→アヤジンビーチ→ハリムガッでランチ→抱川の玉井中央公園、という流れなら、主要ロケ地をほぼ網羅できます。
公共交通でも行けますが、地方バスの本数が少ないため、計画的に動くのが大切です。
ロケ地訪問時の注意点
訪問する際は、撮影地が現役の店舗や公共施設であることを忘れないようにしましょう。
写真撮影は他のお客さんや利用者の迷惑にならないよう配慮し、静かな環境を保つことがマナーです。
また、山間部や海沿いのスポットは天候によって景色が大きく変わるため、晴れの日を狙うとよりドラマの雰囲気を味わえます。
冬場は路面凍結や強風もあるので、服装や靴の準備も忘れずに。
この記事のまとめ
- 韓国ドラマ「サイコだけど大丈夫」のロケ地完全ガイド
- 物語を彩る城・病院・絶景スポットの紹介
- 撮影秘話や裏話で知る制作の舞台裏
- ロケ地へのアクセスや観光のヒント
- ドラマの世界観をリアルに感じられる情報