幼稚園にあがると、ママ友といろいろなトラブルがあることを覚悟する必要がありますが、トラブルがあった後、ママ友と上手くいかなくなった人も多く、挨拶もせず、無視されるようになったというケースがあります。そのようなトラブルになったときに、どのような対処をしているか、どうしたらいいかなどをいろいろな声を参考にしながら紹介します。
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ママ友とのトラブル、その後が怖い。経験したママさんの話
ママ友とのトラブルで怖い思いをしたママさんたちの経験話をまとめました。子供を行かせているので、皆がママ友と仲良くしようとします。その結果、トラブルにまで発展したケースは多いのです。
ママ友トラブルで精神疾患になって笑顔も消えたママさん
引っ越し先の幼稚園で、誰にでも笑顔を振りまき、好かれているあるママ友がいました。その人はうわさ好きで人の悪口もよく言う人なので、聞きたくなくて誘いを断るようになると、それに腹をたてたママ友はあることないことをうわさされ、悪者にされていじめのような扱いを受けたため、すっかり参ってしまい、精神科に通って薬を飲まなければいけない状態になりました。
顔からは笑顔も消えました。毎日泣いていて真っ赤な目をしてやせ細ってしまいました。子供や夫のことを考え我慢していますが、引っ越しを希望しています。
子ども同士がけんかがきっかけで嫌がらせ
子ども同士がけんかをしてしまいました。その後、子どものけんか相手のママ友から無視される、噂を立てられるなど、とても嫌がらせを受けています。トラブルの後もこんなことが続いて参ってしまっています。
信頼していたママ友の裏切り
信頼して仲良くしていたママ友がうそのうわさを信じて、私を裏切り、悪いうわさを流すようになりました。言っていないのに、そのママ友の悪口を言っていたいたと誰かがうそをついたのです。そのうわさは嘘だと否定しても信じてもらえません。家族ぐるみで仲良くしていたのに、信じてもらえません。こちらの悪い噂も流されたので、誰からも連絡がなくなりました。
ママ友からのいじめによる自殺
2015年、ある幼稚園で母親2人の自殺がありました。その母親の子供たちが物を隠される等のいじめを受け、不登校になりました。その後、そのママさんがいじめた児童のママ友たちに直接「いじめをしないでほしい」とお願いしているうちに、次第に仲間外れにされるようになっていったのです。子供がいじめられると、母親もいじめられるといった状況におちいりやすくなります。
あるグループから仲間外れで子供も一緒に遊べない
あるママさんは仲間はずれにされて、子供からなぜ、自分が一緒に行けないのかと尋ねられるので、つらい時期があったようです。年長になり、子供は理解しましたが、ママさんはうつになってしまいました。卒園した後もグループからの仲間外れは続いていてつらくなります。他に仲良くしてくれるママ友ができたのですが、グループを見るたびに胸が締めつけられる思いです。
10年間仲良くしてきたママ友と絶縁状態
仲がいいときは、ずっと親友と言っていて、子供のことも随分指摘してくれました。甘えすぎたのか、境界線を越えてしまったのか、数年前から絶縁状態になりました。彼女に甘えすぎて迷惑をかけたことがあって、自分が自立するための訓練だったと思えるようになりました。いつも一番大事なのは自分と家族だと思うようにすることです。
急なキャンセルを入れたら、それ以来絶縁状態
急に幼児ができて外出のキャンセルを入れたら、それ以来、ママ友との関係がギグシャクして悪くなりました。どうしようもなかったのですが、急なキャンセルを入れていらい、ママ友が怒ってしまい、絶縁状態で仲直りできていません。
ママ友のトラブル。その後、解決できるの
ママ友とのトラブルは、あげだしたらキリがありません。トラブルになる前に入り込みすぎず、適度な距離をとることが長続きするコツですが、トラブルになった後は、どのようにしたらいいかわからないですね。トラブルがあった後は、顔を合わせることも気まずいですね。トラブル後に、皆がどのような対処をしたかをみてみましょう。
トラブル後は距離を置くようになった
多くの人がトラブルがあった後は、距離を置いて挨拶程度で気まずくなった人が多いようです。中には、挨拶もしなくなり、絶縁状態になった人もいます。子ども同士が仲良くすることがいちばんで、ママさんたちもそれを願っているようです。一度、トラブルがあって壊れた関係を修復することは難しいようです。
雨降って地固まる
雨が降ると地面がしっかりと固まるということで、お互いに心の中にあるものを吐き出すと、かえってすっきりし、前より人間関係が改善されることをさします。すっかり吐き出したことで、ママ友としてでなく、お互いに信頼できる友達となれて、その後もずっとつきあいが続いているという人もいます。
今すぐにダメでも時が解決することを期待できる
関係が壊れた時は、相手も話をしたくないと思っていて、関係修復よりもむしろ関係を断ちたいと願っているかもしれません。それでも、時が過ぎすと、複雑な気持ちも消えて元通りの中になれる可能性があります。
まずは謝る
子供のことを考えると、やはり関係を修復してお母さん同士が仲良くしたいですね。そのためにも自分が悪くなくても、まず謝ることが大切です。謝ることで、相手の気持ちをやわらげます。誤りは手紙やメールではなく、直接、相手の顔をみて謝ることが大切です。関係が修復できるまで笑顔できちっと挨拶をしましょう。それでも無視するなら、それだけの人とあきらめるか、時を待ちましょう。
以前の関係に戻ることは時間がかかる
以前の関係に戻ることは、すぐには難しいのでしばらく冷却期間を置いて、相手の気持ちがおさまった頃合いをみて、もう一度、話しかけてみましょう。以前のことは溶けて、話すきっかけを待っているかもしれません。それでもギグシャクするなら、まだもう少し時を置くことが必要かもしれません。
ただ、小学生の6年間が過ぎたら、中学校ではあまり合うことがなくなり、そのままになることも多いです。仲直りするなら、小学校のうちに機会が訪れるといいですね。
自分がママ友との人間関係で学んだことを教訓にする
ママ友との人間関係のトラブルで、多くのママさんは苦しみ、哀しみ、時にはうつになり引っ越していく人もいますが、それは長い目で見ると、人間関係の一つの学習だと思うと気が楽になります。まだ、幼稚園や小学校で相手のママ友と会う機会が多いとつらいですが、長い人生の中で、先ではこんなことがあったと笑い話にできる時がきます。
そして、ママ友とトラブルにあった多くのママさんが言っていることは、浅く広くつき合うことです。深く仲良く付き合うと、時につきあいが嫌になることがあります。グループの中に入ってしまったり、個人的なことにまで口をだしたりなど中に入りこみすぎないことがママ友との関係を長続きするコツです。
ママ友とのトラブルにならないようにするには
ママ友とトラブルにならないためには、次の点に気をつけましょう。
- ママ友と適度な距離を保ち、特定のグループに入らない
- 人の悪口や自分の自慢話をしない
- プライベートなことはママ友に聞かない、自分のプライベートも話さない
- 子ども同士がけんかになったときは、すぐに子供と一緒に謝りに行く(自分の子供へのフォローも忘れずに)
- 子供が相手の家にお邪魔するなら、会ったときにきちっとお礼をいい、自分の家でも遊んでもらえるように促す
最後に
ママ友トラブルがあった後も尾を引いて、後の関係がひびが入ます。いじめられたり、無視されたり、疎遠になったりして気まずい関係のままの人がほとんどです。トラブルでつらい経験をした人が多いので、ママ友とはあまり深く付き合いたくないと思う人も多いようです。しかし、トラブルによっては、すぐに謝って前より仲良くなった人もいます。疎遠になったことでつらい経験をしたことで、自分が学ぶことができたと前向きにとらえ、今後の人生にプラスにいかせるでしょう。