お家で七夕飾りを作ったり、保育園や幼稚園で作って帰ってくるお子さんもおられるかと思います。
今回は4歳児のお子さんにも作れる簡単な七夕飾りを集めてみました♪
4歳児になると〇や△など簡単な形であれば、ハサミで切ることもできますし、
お絵かきで顔を描くことも上手なので作れるものが多くなり、可愛い作品がいっぱい作れます。
七夕は日本のお祭り行事で、ご節句の1つになります。
毎年の7月7日に願い事を書いた短冊を笹につるして、星にお祈りします。
実はなにげなく作っている七夕飾りにもひとつひとつ意味があるんです!
ここからは七夕飾りの意味と共に、可愛く簡単に作れる作品やいつまで飾るのかなどの情報も紹介していきます。
Contents
4歳のお子さんでも作れる!13種類の七夕飾り
引用:https://plustrivia.com/events/533/
短冊
七夕飾りの短冊は5色の色を使って作ります。
短冊の色それぞれに意味があり、
- 青(緑):徳を積む・人間力を高める
- 赤:父母や祖先への感謝の気持ち
- 黄:信頼、知人・友人を大切にする
- 白:義務や決まりを守る
- 黒(最近では紫):学業の向上
このような色分けとされています。
意味を知っておくと、願い事にふさわしい色で短冊を書くことができますね♪
4歳のお子さんが短冊を作る場合は、上記の5色の折り紙を折って、折り線をつけたところをハサミで切って作りましょう。
切った折り紙に穴を開け、糸を通せば短冊の完成です。
願い事を書いて笹の葉につけましょう。
ハサミを使う際は、保護者の方や大人の人がそばにいて見守ってあげてくださいね。
紙衣
おり姫が得意な裁縫の腕にあやかりたいと、裁縫や技芸の上達の願いをかけています。
特に女の子がいらっしゃるご家庭におすすめの七夕飾りです。
現在では七夕の笹の葉の一番先端に吊るし、子どもが健康に育つようにという願いを込めてつるすそうです。
お子さんが作られる場合は、紙衣の模様がダウンロードできるサイトもあるので、印刷して切り出し折り方どおりに折ると簡単に可愛いものが作れるので一緒に作ってみてはいかがでしょうか?
輪飾り
みんなの夢が繋がりますようにという意味があります。
折り紙を細長く切って、両端をのりでくっつけて重ねていくだけで作れますので工作な苦手な子も難しくなく作ることができるかとおもいます♪
色々な色を交互につけていくとカラフルで可愛くなりますよ♪
菱飾り
天の川の星をイメージした飾りです。菱飾りの代わりに輪飾りで天の川をイメージすることもできますよ。
織姫、彦星
引用:https://hoiclue.jp/500128582.html
七夕といえば織姫と彦星ですよね!
この2つの七夕飾りの意味は二人のように永遠の愛が続きますようにという願いが込められています。
吹き流し
おり姫の織糸を表した飾りで、裁縫、機織りが上達するようにとの願いをかけています。
屑籠(くずかご)
飾り作りで出た紙くずをいれることで、倹約と清潔にする心、整理整頓の心を養うという願いが込められています。
折り鶴
長寿の象徴として、家族の健康と長寿、家内安全の願いをかけています。家族の中で最年長者の年齢の数だけ折り鶴を飾ると良いとされているようです。
折り鶴の作り方はだいたいの人が知っていると思うので、お子さんに教えてあげながら作ってみましょう。
投網(とあみ)、網飾り
引用:https://hoiku-navi.net/tanabata-amanogawa/
漁で使う網を模した飾りで、大漁を願う飾りです。
また幸せを絡めとるという意味合いもあります。
投網にはそれぞれ四角タイプと三角タイプがあり、折り方によって出来上がりの形が変わってくるので好きなほうで作ってくださいね。
巾着(きんちゃく)
昔のお財布なので、節約や貯蓄、商売繁盛の願いをかけています。
お金がたくさん入るようにとの願いを込めて飾りたいですね(笑)
提灯(ちょうちん)
心を明るく照らしてくれますようにという意味があります。
星飾り
星にみんなの願いが届きますようにという可愛い願いが込められています。
星飾りはハサミで折り紙を切るだけでも簡単に作れます。
立体的なものを作りたい場合は、折り方を工夫すると立体的な星が作れますよ♪
ここで簡単に作れる立体的な星の作り方を1つご紹介します!
引用:https://kurashi-no.jp/I0017569
(必要な物)
- 折り紙(好きな色)5枚
(作り方)
- まず、折り紙を半分に折り、二等辺三角形を作ります。
- 折り線をしっかり付けたら、開き、再び正方形の状態に戻します。
- 45°回転させて置き、左右の頂点と辺が、折り線にぴったり合うように、折り合わせます。
- 両方折り合わせたら、上側に新しくできた頂点を、再び折り線に合わせて折ります。
左右ともに折り、細長いひし形を作ります。 - ひし形の中央から、後ろに折り曲げ、二等辺三角形を作ります。
- 表(重なりがある側)を、上から6:4くらいの位置で折ります。大体、底辺から4cmくらいが目安です。
裏から見たら、裏の二等辺三角形の頂点が、折り曲げた表側の折り合わせの境界と重なるようにするのがポイントです。 - 裏側の二等辺三角形を、縦半分に折り合わせます。
- 表側の三角形が、自然と開くので、折り線に合わせてたたみ、L字になるようにします。
- 表側(下側)の三角形の内側を開き、中に折りたたまれていた部分を引き出します。
- これで、1つのユニットが完成しました。
1つのユニット当たり、1~2分で作ることができます。
(組み立て方)
- いよいよ、5枚のユニットを組み立てていきましょう。
まずは、「ユニットの作り方10」で内側から引き出した部分に、のりを塗ります。
この時、すみずみまでしっかりとのりを塗ると、仕上がりが美しくなりますよ。 - のりを塗った部分に、他のユニットを被せ、しっかりと貼り付けます。
貼り付ける際は、立体感が出るように、内側に空気を入れながら、丁寧に貼り付けましょう。
同様に、残りのユニットも貼り合わせ、5枚分繰り返します。 - 2の作業を繰り返し、すべてのユニットを貼り付ければ、折り紙で作る立体星の完成です。
笹の葉
七夕飾りを飾るための笹の葉にもちゃんとした意味があります。
笹の葉には邪気から守ってくれますようにという願いが込められています。
意味を知っておくとなぜ笹の葉に飾るのか聞かれた時に教えてあげられるので、覚えておくといいと思います♪
七夕飾りを飾る期間は?
本来七夕は、日本古来の棚機女(たなばたつめ)の風習が由来になっていると言われています。
棚機女(たなばたつめ)は、選ばれた乙女が7月6日に機屋で神に捧げる着物を織り、7月7日の夕方に禊ぎをする儀式のことをいいます。
7月7日の夕方に行われるため、七日の夕で「七夕」になったと言われているようです。
このような由来から七夕の飾り付けは、7月6日の夜に行い7月7日の夜までに七夕飾りを片付けてしまうのが一般的とされています。
ですがご自身で作られた七夕飾りを1日だけでしまってしまうのはもったいないと思いますよね?
実際学校や幼稚園、保育園ではだいたい七夕の1週間前ぐらいから飾るところが多いようです。
ですのでだいたい七夕が始まる1週間前ぐらいから飾りだし、七夕が終わった後片づけてしまっても問題はないかと思います。
せっかくのお子さんが作った作品なので少しぐらい長い期間飾っても可愛くて良いと思いますよ♪
七夕の後始末について
昔は七夕の翌日に海や川にへ流したり、七夕飾りを燃やしたりして処分することも多かったですが、今では環境問題やお住いの環境などでどちらも難しい状況になってきています。
ですので最近は可燃ごみとして処分する方法が一般的です。
お住いの地域のごみのルールに従って処分するようにしてくださいね。
可燃ごみとして処分するのはなんだか嫌という方は神社などのお焚き上げで処分しましょう。
神社によっては、正月飾りのように七夕飾りをお焚き上げしてくれるところもあるようなので、お近くの神社などに問い合わせてみてください。
まとめ
今回は七夕の可愛い飾りについて紹介しました♪
いろいろな作り方があるのでお子さんと一緒に楽しく作ってみてくださいね!