産後クライシスっていつまで続くの?

産後クライシス

「産後クライシス」という言葉がよく使われるようになりました。
クライシスとは「危機・重大な局面」という意味です。
日本語に訳すと「産後の危機」という意味になります。

では、「産後クライシス」とは、具体的にどういう状態なのでしょうか。
それはいつまで続くのか、みていきましょう。

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産後クライシスとは何か

産後クライシスとは出産を機に「夫婦仲が急激に悪くなること」を言います。

ホルモンバランスが崩れ、子どもを守るために気性が激しくなる時期から始まることが多いです。

そのため、「産後鬱(うつ)」や「マタニティブルー」と混合されやすいですが、違うものです。
「産後鬱」や「マタニティブルー」は、生活全般に対し無気力になったり、イライラしてしまうのに対し、「産後クライシス」は「夫婦間」と限定されています。
ただし「産後クライシス」から「鬱(うつ)」になってしまう人もいますので、全く無関係とは言えません。

では、具体的にどんな状態が「産後クライシス」かみていきましょう。

  • 夫に対して常にイライラする。
  • 出産後、セックスレスになる。
  • 夫に対し、父親の自覚がないと感じる。
  • 夫を友達や近所の夫と比べ、落胆する。
  • 夫が非協力的に感じる。
  • 夫と話したくない。 など

このように、夫に対しての不満が溢れ「このままでいいのか?離婚したほうがいいのか?」と考えることです。

では、なぜ「出産」をすると、急激に夫に対し考え方が変わってしまうのか、みていきましょう。

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産後クライシスになる原因

「産後クライシス」になる原因は家庭により、千差万別でしょう。
代表的な原因のみ紹介していきます。

出産は過酷だということを理解しない夫

出産を経験した人は理解できることですが、出産は過酷です。
出産は命がけです。

にも関わらず、いざ産まれると妻が普通の体に戻ったと思う夫が大変多いです。
そのため、病院から退院するとそれほどの気遣いもなく、育児を任せっきりにしてしまいます。

ホルモンバランスが崩れ、体はボロボロ、睡眠時間も満足に取れない新米ママは夫に対し大きな不満を感じるようになります。

育児の大変さを理解しない夫

初めての育児は、分からないことばかりです。
赤ちゃんの世話も、初めてのことが多く戸惑うことも多いです。
初めての赤ちゃんは特に心配で、手を抜くこともできません。
思い通りにいかない育児に、家事の時間も集中してすることは不可能です。
そのうえ、睡眠時間は細切れにしか取れません。

しかし、その間夫は赤ちゃんが産まれる前と同じ仕事をするので、その大変さが理解できないのです。
そして、妻は、変わらない様子の夫に激しい苛立ちを感じます。

「どうして自分だけがこんなにしんどい思いをするのか。同じ親なのに。」と不公平感を強く感じます。

手伝うという発言

「何か手伝うことはない?」という配慮のない言葉も苛立ちの原因です。
夫は良かれと思って言っているので、よけいに腹が立ちます。

手伝うのではないのです。
夫も育児をするのが、当たり前なのです。
手伝うという言葉に、育児・家事は妻がやって当然という気持ちがにじみ出ています。

また、単純に、1つ1つのことに指示を出し、夫にやってもらうことも煩わしいのです。
「指示しなくても、自分で考えて動け。赤ちゃんじゃないのだから。」と感じます。

浮気

妻の出産により、浮気をしてしまう夫がいます。

浮気をしない人は、どんな状態になっても浮気をしないでしょう。
しかし、妻が里帰り出産、出産した後も数カ月帰ってこない状況だと、バレないと思い浮気心が出てしまう夫がいます。

妻が命がけの出産に挑む時に、浮気するような夫を許せる妻はいません。
もしその時は離婚まで至らなかったとしても、一生本当の意味で「許す」ことは難しいでしょう。

この時期に浮気を考えている夫がいたとしたら、その時点で「一生許されない」と覚悟するべきです。

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産後クライシスはいつ終わるか?

産後クライシスの終わりは、人によって違います。
拍子抜けさせてしまい申し訳ないのですが、早く終わる人もいれば、子どもが成人しても状況が変わらない人もいます。

それはなぜか、2つのことが考えられます。

個人差

「産後クライシス」になってしまう人が、努力家で真面目の人に多いです。

学校の勉強のように完全な正解があればいいのですが、育児に完全な正解はありません。
そのため、努力家で真面目な人ほど悩んでしまいます。

しかし、夫はそれを理解することなく、育児にもあまり参加せず、妻は孤独に悩んでしまうのです。
そして、「果たして夫は父親の自覚はあるのか?」と疑い、夫との関係性がこじれてしまいます。

そのような人は、「産後クライシス」がずっと続いてしまいます。

しかし、このような個人差の原因より、もっと大きな原因があります。

夫がどれほど育児に参加したか

子どもが2歳になるまでの育児に夫が参加した時間が多いほど、「産後クライシス」が終わるのが早くなる調査結果があります。

特に「生後3か月」に積極的に育児に参加した夫ほど、「産後クライシス」に陥る可能性も低く、もし「産後クライシス」になったとしても終わりは早いとされています。

これは肉体的に妻が少し楽になったことではなく、妻が大変な状況を理解してくれているという精神的な支えが大きいでしょう。

仕事が忙しくても、「生後3か月」は家族のために時間をとるべきだということが、日本全国に広まることを強く願っています。

そして、この「生後3か月」に積極的に育児に参加した夫ほど、それからも育児に積極的に参加するようになります。

ぜひ、これから出産を控えている人は、夫に「生後3か月」頑張るか頑張らないかが人生の分かれ目だということを理解させ、「産後クライシス」にならないようにしてください。

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育児に参加できなかった夫がすべきこと

過去を取り戻すことはできません。
しかし、生きている間は遅すぎることはありません。

妻が頑張っていたことをしっかり理解し、妻が不満に思っていることを全て受け止めてください。
自分だって頑張っていたという思いはあるでしょう。

しかし、「2歳までの育児」に妻が体験することより大変なことはありません。
夫が妻の大変さを理解しないかぎり、「産後クライシス」から「離婚」の流れは消えることはありません。

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夫を前と同じように愛したいと思う妻がすべきこと

夫に不満はあるけれど、浮気しているわけでもないし、夫が頑張っていることは分かっているという人や、そうじゃないけれど「産後クライシス」を早く終わらせたいと思っている人がやるべきことを紹介していきます。

周りと比べない

人の話や、テレビやネットの情報から、自分の夫があまりにも家事・育児をやらないことにイライラする気持ちがあります。
しかし、外からではその家庭の事情は分かりません。
その家庭のいいところ一部分だけを見て比べると、本当に羨ましいばかりです。

しかし、その羨ましい家庭にも色々な面があるのです。
見えていないだけで、本当に辛い状況があるかもしれません。
ですので、人の話を鵜呑みにして、その人と比べて悲観的になるのはやめましょう。

また、1人目の子どもの場合、子どもの成長も大きな不安になります。
しかし、子どもの成長は大人以上に個性によって大きく違います。
「みんな違ってみんないい」という気持ちで、大らかかに育児を楽しみましょう。

周りと比べないことが、自分の幸せの第一歩です。

いいとこ探しをしましょう

一旦嫌いになると、いいところは見えてきません。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということです。

でも、人間いいところが1つもない人はいないでしょう。
頑張っていいところを探しましょう。

リフレッシュする

妻が休むことが大切です。
ただ体を休めるだけでなく、精神的にも楽しいことをしましょう。

子どもを親に預け、リフレッシュすることに罪悪感を持たないようにしましょう。
できれば、夫に全てをまかせて外出することができれば、一番いいです。

あなたの大切さを、つくづく実感できることでしょう。

最後に

「産後クライシス」は、夫婦どちらかが頑張ればいいのではありません。

夫は妻の大変さを理解し、妻は自分だけで抱え込まないでください。

互いに支え合い、互いに甘えられる家族になっていければいいですね。