今年も暑い夏がやってきます。もちろん楽しい時間を過ごすことは大切ですが、それ以上に気を遣いたいのが紫外線対策です。この紫外線対策をするうえで最も身近で効果を発揮してくれるのがラッシュガードなんですね。最近ではデザインも可愛いものやスタイリッシュなものがたくさん販売されています。
しかし、海やプールには毎日行くわけではないし「毎年買い替えなくても良いんじゃないかな…」と思いながら悩んでいるママも多いようです。そこで今日はラッシュガードの効果がどのくらい持つのか、買い替えはどうすればいいのか等を具体的に調べてみました。自分たちのラッシュガードの買い替え時を決める時の参考にしてみてくださいね。
Contents
ラッシュガードの効果は何年ぐらい?
サーファーたちが使っていたラッシュガードが一般的に浸透してきました。しかし、ラッシュガードの効果っていつまであるのか分からないまま購入しているママも多いようです。ラッシュガードの効果がいつまでなのかは、確かに表示されていないので迷ってしまいますよね。
そうした効果に期待をして購入をする人がほとんどだとしても、残念ながらラッシュガードの効果は永遠に続くものではないため、やはり買い替える必要がありそうです。みなさんは、ラッシュガードの効果には、どうしたものを意識しているでしょうか。そのあたりにも「ラッシュガードの効果」がいつまでなのか影響してきそうですので見ていきますね。
ラッシュガードは大きく分けて2つの種類がある
ラッシュガードの効果は、大きく分けて2種類あります。それは、ラッシュガードの効果、つまりメリットを見ても分かると思います。ラッシュガードには傷を防ぐなどといった物質的に保護してくれる「目に見える効果」、そして紫外線対策としての「目に見えない効果」というように、大きく分けて2種類に分けることが出来そうだからです。
どちらの効果も大切ですが、役割によっては効果の継続する期間は異なるようです。それぞれについて具体的に見ていくと、その理由が見えてきますね。
- ラッシュガードの目に見える効果
ラッシュガードには、目に見える効果として「皮膚に対してケガを防いでくれる」効果があります。例えば、岩でのひっかき傷やサーフボードと体の擦れによる傷などが挙げられます。ラッシュガードのおかげで、これらの小さな傷なら受けずに済むようになりました。それはラッシュガードが強い皮膚の代わりとなって保護してくれるからなのですよね。
しかし守ってくれるということは、皮膚の代わりにラッシュガードが衝撃を受けているということになります。クローゼットの中で太陽を浴びずに、衝撃を受けずにおとなしくしているラッシュガードと、太陽を浴びながら衝撃を受けているラッシュガードでは、どちらが寿命が短くなるのかは分かりますよね。いくら丈夫なものでも、何度も同じ衝撃を受け続けると必ず傷んでくるので、ラッシュガードにも効果が薄れてくることがあるのは避けられないようです。
- ラッシュガードの目に見えない効果
次にラッシュガードの目に見えない効果についてです。紫外線をどれくいカットしているのか、その様子を実際に目で見ることはないですよね。太陽の光は眩しいので見えているような気はしますけど、光や空気などは通常では見えないものになります。姿が見えないにしても、たくさんの紫外線を素肌の代わりに受けていているためラッシュガードには大きな負担が掛かっていることになります。そうなると、やはり紫外線を受けるラッシュガードの表面は寿命が短くなりそうですね。
今日は、この目に見えない効果の方について色々と見ていきましょう。紫外線対策をしてくれるラッシュガードの効果はどのくらいで寿命がくるのか、効果が続く原因についても見ていくと、これからの夏を安心して過ごせるようになります。
紫外線対策となる生地には2つのタイプがあった
同じ紫外線対策と言っても効果はそれぞれ異なり、継続する期間もそれぞれ異なるようです。実は、ラッシュガードの製作の方法や紫外線対策には、大きく分けて2つの種類があるのです。
表面をコーティングしているタイプ
- メリット ➡ 作業が簡単なため安価で購入できる
- デメリット ➡ 使い方によって1シーズンでUV効果が薄くなることがある
1つの製品の表面をコーティングするという作業が比較的簡単に済むため、費用も安価で済むことは消費者にとって嬉しいですよね。ただ、コーティングの場合には、表面の一部分だけに直射日光を受けることもあり、どうしてもUV対策では弱い部分もあるようです。もしもラッシュガードを毎年新しいデザインにしようと思っているのならば、すごくお得なお買い物になるでしょう。
糸を1本ずつコーティングしているタイプ
- メリット ➡ UVカット効果の持続力は数年あると言われている
- デメリット ➡ 作業に時間と技術が必要なため効果になりやすい
色柄よりも機能を優先する人に向いているタイプですね。生地の製法からして、面でなく糸を1本1本UVコーティングを施していくため、紫外線などのダメージに強く仕上がっています。しっかりと紫外線対策をしていきたい場合には、生地の製法からこだわる人もいるなんてすごいですね。
ラッシュガードの着用型
引用:https://store.shopping.yahoo.co.jp/marilyn/856450.html?sc_i=shp_pc_catelist_itemlist_shsrg_title#
この画像のように、長袖で手の甲まで隠してくれると女性としては嬉しいですよね。手の甲は意外と日光に当たっていることも多く、年齢を重ねるほど手の甲や指は気になるものですので、こうした機能を利用して保護するのはmama’sとしても、美容家でもあり講師でもある筆者の私も大賛成です。機能が優秀なラッシュガードでは、女性が気にしているところまで気を配ってくれていますね。ちなみに、大切な指輪を失くさないように海で遊ぶ場合には、きちんと外して保管しておきましょう。
パーカー
パーカーは、ラッシュガードとしての機能をしっかりと利用しながら一般的な洋服としても活用できるところが人気の高い理由です。近年は、アスファルトの温度や紫外線の照り返しも問題となって取り沙汰されていますよね。
パーカーを着用することで、簡単に紫外線対策になるため普段あまりお化粧をガッツリしたくないようなママたちにとっては嬉しいアイテムですね。メイクをサッと済ませたら、ボディは羽織るだけで済ませることが出来ます。日焼け止めクリームも意外と高価なので塗るのにためらいがあるママには助かるのではないでしょうか。
Tシャツ
Tシャツタイプも気軽に着用することが出来ますね。水着で遊ぶにしても、例えば帝王切開などをしたママなどでは、Tシャツタイプを着用することで傷を気にせず遊ぶことが出来ます。
Tシャツタイプのラッシュガード自体を楽しめる要素があることも嬉しいものです。どんな組み合わせにしようかと考える楽しみが多いのが、このTシャツタイプでしょう。Tシャツを水着の上から着用していると水遊びの途中でも、小さな子供を連れてちょっとお手洗いや売店などへ行きやすいメリットもありますね。
パンツ
パンツタイプには、ショートとロングがあるようです。一般的なパンツよりは、デザイン的にジャストサイズに近い形ですが、脚のケガを守ってくれる安心感も高く選ばれているアイテムとなっています。
小さな子どもを連れていると抱っこして水辺に行ったり、海なら浅瀬で抱っこして遊ぶこともありますが、意外と漂流物があったりクラゲなどの生物もいたりするので知らない間にケガを負っていることも多いですよね。そんな時にもパンツタイプがあると安心して遊ぶことが出来ます。また、うっかり日焼けで白い足を焼いてしまった…なんて失敗も防いでくれるので気になるママは1度試してみると良いですね。
紫外線対策とお天気の関係
引用:https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/ozonehp/diag_o3uv.html
紫外線の強さに変化があるのは、お天気だけとは限りません。季節によっても大きな変化がありますが、実は夏になる前から強い紫外線は始まっています。早い時には、3月くらいから紫外線の量は増えており、強い紫外線が降り注いでいるのですね。しかもGWがある5月はピークになることから、「まだ夏前だから…」なんて油断をしないで、夏が来る前から紫外線対策はバッチリしておきましょう。
曇っていても油断しない
たまに曇りだから紫外線対策用のメイクはしなくても良いと誤解をしている人がいるようです。紫外線の降り注ぎは、曇りでも関係なく素肌を攻撃しにやってきますので、お出かけの時には日傘をさすなど工夫をするのが大切です。
- 晴れている(太陽が見えているとき) ➡ 快晴の場合とほとんど同じ紫外線の量となる
- 曇りの場合 ➡ 薄い雲だったら約80~90%のUVインデックスとなる
- 雨天の場合 ➡ 約30%まで減少するが紫外線はゼロにはならない
- 曇り(番外編) ➡ 雲の状態によっては雲が多くても日差しが存在している時には「快晴の時より大きいUVインデックスとなる場合がある
雲によっては、快晴の時よりも紫外線を強く受ける場合があるとなれば、少し怖いですね。そういう意味でも曇りだからと紫外線対策に手を抜くのは素肌に負担を掛けるだけでなく、将来にわたって辛い悩みと過ごさなくてはならなくなります。自分の素肌はしっかりと守っていきましょう。
雲と眼
曇っていても、シミやしわを作ると言われている紫外線が降り注いでいると思うとドキッとしますね。それがもし晴天の場合では、ものすごい紫外線の量になってきます。アスファルトの照り返しだけでも10%あり、ビルなどの建物といった紫外線を反射させる条件が街にはいっぱいなのです。これらが散乱光となって「まぶしい」など目の負担への大きな原因ともなるために紫外線対策は大切ですね。
日焼け止めの選び方
引用:https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/ozonehp/diag_o3uv.html
この画像は、日焼け止めクリームを選ぶときの目安にしやすいですね。気象庁のHPでも、紫外線対策を推奨しています。日光アレルギーがある人や赤ちゃん、高齢者の人は特に紫外線対策をしてあげるように周囲が気を付けてあげるようにしていきましょう。
ちょっとした日常生活なら、肌の負担を避けるためにSPF30+くらいでも十分なので、肌が弱い人、肌に負担を掛けたくない人などは、日焼け止めクリームを用途によって使い分けるのも効果を高める1つの方法です。
スポーツ日焼け防止グッズの素材とUVカット
夏の暑い日差しの中でもスポーツで汗を流している人がいます。子育てで忙しいママもたまには体を動かせた方がストレス発散になるのでお勧めですよ。ここでは、スポーツをする場合の日焼け止めグッズについて考えていきましょう。
- 真っ黒に日焼けした人 ➡ 健康的に見えた人(20年くらい前まで)
- 紫外線対策をしている人 ➡ 健康に気を使っている人(令和元年の夏)
ここ数年は特に猛暑になり紫外線対策も必要ですが、どうして紫外線対策が必要なのか知らない人もいるようです。実は、地球環境の破壊が問題視されており、地球の上空にあるオゾンの量が極端に減少することが起こっています。この減少した様子が穴が開いているように見えるところから「オゾンホール」と呼ばれているのですね。
そのオゾンホールがあると太陽からの紫外線が直接この地表に降り注ぐことになります。すると、しわやシミを作ってしまうUV-Aや、肌を赤くしたりメラニンを生成するUV-Bが私たちの素肌を直撃してしまうのです。もちろん赤ちゃんや高齢者など免疫機能が低下している人がそうした日差しを長時間にわたって浴びたら大変なことになります。それらが原因でひどい場合では皮膚がんになる場合もあるので注意が必要です。
スポーツをするならコレを選ぶ
長い時間にわたって太陽の日差しを浴びることが分かっている場合には、次のような素材のものを着用するように心がけましょう。
- 衣類の繊維 ➡ UVカット・UV加工がしてあるもの
- 紫外線透過率や紫外線吸収の機能が表示されているもの
- スポーツに適している素材 ➡ 良く汗をかくなら吸収してくれるもの、速乾性のあるもの…etc.
これらに合わせて、動きやすいものや軽さ、お洗濯の方法などをチェックすることを覚えておきましょう。紫外線への注意としては、紫外線透過率といって紫外線を通したり、紫外線吸収のように機能が全く逆だと感じるものがあります。これらをコーティングしてあるものを選ぶと安心です。
紫外線対策の素材
紫外線対策の効果が高い素材というのがあります。一般的な素材と分類してみてみますね。もし家庭であるものを選ぶとしたら、これらを参考にしてみてください。
- 紫外線対策効果の高い素材 ➡ 外線遮断繊維(UVカット繊維)
- カーボン・チタン・セラミック・紫外線吸収剤が繊維に練りこまれたもの
- 特徴 ➡ 練りこまれているので洗濯OK
それでは一般的な素材をみてみましょう。
- ビニロン・ポリエステル・羊毛など ➡ 80%以上
- アセテート・ナイロン・絹・綿など ➡ 60%以上
混紡素材のものや紫外線吸収剤をコーティングしてあるものを選ぶのがポイントです。それから細かいアイテムを併用することをお勧めいたします。
- 日焼け止めクリーム ➡ SPF30+より高いもの
- 帽子 ➡ つばが広いものがベスト
- スポーツタオル ➡ 細長いので首を保護したり汗を拭いたりできる
- サングラス ➡ 目の奥にブルーライトや紫外線が入ることを防いでくれる
- グローブ ➡ 日焼けを防ぐことで肌の老化を助けてくれる
- ラッシュガードのパンツ ➡ 動きやすいことや紫外線効果が高い…etc.
スポーツの競技によっては身に付けられない場合もあるかもしれませんが、可能な限り身を紫外線から守れるように努めていきましょう。もちろん水分をこまめに摂ることは忘れないでくださいね。もし水分を摂るのを忘れたり少なかった場合には、どうなるのか体力のない赤ちゃんので考えてみましょう。
紫外線と子どもの体力
子供と紫外線の関係は、命に関わることがあるのでしっかりと知っておく必要があります。夏の暑さで問題になる熱中症や日焼けなども紫外線の特徴を知っておくことで防げることはたくさんあるからです。紫外線のことを知って、子供たちを安全に守れるようにしていくために少し解説していきますね。
紫外線について
紫外線を浴びるといっても、どうやって気を付ける目安にするのか分からない場合も多いですよね。紫外線は次の3つを総合的に考えて、浴びる危険性を見ていくようにします。
- 紫外線の強さ
時間や季節、天気やオゾン量によっても大きく変化しますが同じ条件の場合では、太陽が頭の上の高さに来るほど強い紫外線が届きます。
- 紫外線の量
紫外線の量はお天気や季節によって変わるのでしたよね。その時の状況や環境に合わせた紫外線対策をすることが大切です。
- 紫外線を浴びる時間
いくら紫外線対策の効果が低めで大丈夫そうな場合でも、長時間にわたって日差しを浴びていると日焼けをしてしまいます。時には、曇りであっても火傷と同じ状況になったりするんですね。この3つの紫外線の状況を考えて対策をしたら、どれにも注意して紫外線から自分や大切な家族の素肌を守るように普段から意識して過ごしていきましょう。
UVインデックス
紫外線対策の情報を見ていると度々「UVインデックス」という言葉が出てくるのを見かけます。これは、紫外線対策をどのくらいした方が良いのかという状況を数値がして教えてくれるものです。
- UVインデックス(UV指数) ➡ 紫外線の強さを指標化したもの(数値化して分かりやすくなっている)
- UVインデックス(UV指数) ➡ 紫外線が人体に及ぼす影響の度合いが分かる
- UVインデックス(UV指数)➡ 世界保健機構(WHO)がこれを活用した紫外線対策の実施を推奨
例えば、インデックスが「1~2」程度なら安心して外で過ごせるので赤ちゃんを連れてのお散歩が楽しめそうです。ところが「8~9」くらいになると外は紫外線が非常に強くて「外出を控えた方が良い。UVカットグッズが必要」といったように、生活や行動への目安とすることが出来ますね
赤ちゃんや高齢者の脱水
夏と言えば毎年悲しい事故が起こっています。例えば、海で溺れてしまう、川で名がされてしまった、そして熱中症で亡くなった…等たくさんの事故がこれまでも起こっていました。特に熱中症の予防は深刻です。家にいて普通の生活をしていて倒れてしまう訳ですから、とても慎重に生活に気を配る必要があります。
熱中症は、体の中に熱がこもってしまい、高熱を出してしまいます。その結果、脳にも大きなダメージを与えてしまうのですね。脱水はもちろんですが、最も怖いのは意識を失くしたり、幻覚を見るようなこともあります。特に赤ちゃんや高齢者は、体力や免疫力が低いことで熱中症になると短い時間で重症化してしまうことが心配です。
高齢者の体感温度
夏になると普段は仲の良い家族であっても、エアコンの設定温度でケンカになることがありますよね。体力のある学生や働き盛りの人たちは、暑がりになり設定温度を低くしようとします。女性の場合には冷え性の人も多いため設定温度は低くしないことも多いですね。
しかし、高齢者は年齢を重ねるにつれ「体感温度」が変わってきます。段々と暑さに慣れてくるというか、暑さをあまり感じなくなることがあるんですね。そのためエアコンを付けなかったりした日に悲劇が起こっていることが多いのです。意識をして周囲が「30度を越えたら必ずエアコンをつける」などの家庭でルールを決めておくと良いでしょう。もったいないと思ってエアコンを付けないわけではないようです
冷たい水分と温かい水分
気温が高くなると、つい冷たいものを摂りすぎてしまうものですが、体を冷やしてしまうことが良くないので飲み物についても考えておきましょう。大人でも同じことがいえますが、乳幼児は体が小さいだけに何に対しても大きな影響を受けることになります。
何にもしたくない暑さの中では、確かに冷たいジュースも嬉しいものですが、なぜ冷たいものを摂りすぎることが良くないのかという理由は、冷たいものを知らない間に摂りすぎてしまうことで体内を冷やしてしまうためだったのですね。
温かいミルクを飲んでいる子供は少し安心ですが、卒乳している子供の場合には、意識してココアやスープなど温かいものを摂らせてあげることも忘れないでください。
もしも熱中症になったときは…
いくら気を付けていても気温や場所など状況によっては、熱中症になることがあります。そんな時には、慌てずに1つ1つを確認しながら、より早く医師の診察が受けれるように対応してあげることが大切ですね。
救急車を呼ぶ
基本的なことですが、もしも意識がない場合や意識が弱いなと感じる場合には迷わずに救急車を呼ぶようにしてください。一刻も早く患者を救急車で搬送することが最優先となります。
体を冷やす
頭を冷やしたりするのとは別に、出来れば氷などで体の4か所を中心に冷やしましょう。意識が無くなっているということは高熱が出ている可能性が高いですので一刻も早く効果的な冷やし方をして体温を平熱に戻してあげることが重要なんですね。
ただし、氷で体を冷やす時には低温火傷を防ぐために必ずタオルやガーゼなどで包んだものを入れるように気を付けます。肌に直接つけたり、長時間にわたってそのままにしておくと低温火傷を負ってしまうことがあるので注意が必要です。
- 左右の腋
- 左右の股関節付近
- または頸部
この4か所には、大きな動脈が走っており、この場所を冷やすことで全身に冷やされた血液が回るため熱を下げられます。風邪などでなかなか熱が下がらないときにも、氷を入れた袋にタオルなどで包んでから4か所に入れてみると効果的で良いですね。
衣服をゆるめる
お腹や足など、全ての衣服を緩めて楽にしてあげましょう。また、衣服を緩めることで冷やした血液も全身に回りやすくなりますよね。なかには嘔吐をする場合もあるので、何かの容器やビニール袋をそばに置いて対応するようにします。汗を拭いたり、嘔吐した後に口元を拭いてあげたり、汗を拭いたり…用途の幅が広いので出来るならば、救急車を待つ間におしぼりを作っておくと便利でしょう。
ラッシュガードの効果をサポートしてくれる小物
ラッシュガードだけに紫外線対策を期待しても厳しいところがあります。それは衣服であるという特徴から見ても分かるように、「ラッシュガードを着用している部分の体以外には効果を得ることが出来ない」というデメリットを持っているからです。そうすると他のアイテムを使って紫外線から自分たちの素肌を保護していくしかないですよね。
では具体的にどのようなアイテムを使って紫外線対策をしていくのか、アイテムごとの特徴も併せてみていきましょう。
日傘
日傘はラッシュガードと同じように紫外線をカットしてくれるアイテムとして人気があります。デザイン性も高いものが販売されており、雨傘よりはファッションを楽しむことが出来る傘として使われています。
そんな素敵な日傘ですが、頭皮を日焼けしてしまうと次のような症状を作ってしまうことを防いでくれる頼もしい味方でもあるのです。
- シミ
- しわ
- 白髪
- 抜け毛
- 皮膚がん…etc.
日傘の紫外線カット率の高いものや紫外線遮断率の高いものを使うことによって、このように健康被害を防いだり、美容的な効果に期待しているものです。このようなアイテムを組み合わせることで、紫外線対策を100%に近づけることが体を守ってくれることになりそうですね。
タオル類
タオルは万能選手です。拭く、かぶる、巻く、吸い取る、何にでも使えることが出来ることや、タオルの素材が優しいので赤ちゃんにも使いやすいのが人気の秘密です。
- ハンドタオル
- フェイスタオル
- バスタオル
タオルには上記のような形(大きさ)の種類があります。用途によってタオルの種類を分けて使うとより便利になります。例えば、冷たく冷えたドリンクを飲むときにはハンドタオルで水気を拭いたり包んで飲む、フェイスタオルやスポーツタオルは首にかけて「いつでも汗が拭けるようにしておく」などです。
また、ラッシュガードほど紫外線を防げるわけではありませんが、全体を包み込むようにすると火傷のようになる日焼けを防いでくれることもあります。逆に海やプールで冷えた体を温かく包んでくれる働きもありますね。ケガをしたときには傷口を覆ったりと本当に万能選手です。
赤ちゃんを連れているときは多めに持っていく
タオルには、羽織ることで保温効果や傷口を塞ぐなどの効果があり、特に赤ちゃんや幼児を連れてお出かけの場合には多めに持っていくことをお勧めいたします。幼い子供は体力もなく、元々お昼寝をしている世代なので、眠くなることが考えられます。大きなバスタオルを持参しておくことで掛布団の代わりになったり、食事の時にはエプロン代わりになったりします。万能選手となるタオルは、赤ちゃん世代にとってはベストパートナーとなることが多いのですね。そのため、人数より多めに持っておくと安心です。
帽子
頭は、自分の体の中で最も太陽に近い部分になります。そのため頭には大量の紫外線を受けることになり、頭皮に紫外線を浴び続けると、白髪や抜け毛、熱中症など命に関わることも心配されます。そうしたことを防ぐためにも頭を紫外線から守る工夫が必要となるのですね。
出来るだけ防止はつばの広い麦わら帽子などが効果が高く安心です。しかし手持ちの帽子をかぶることでも大丈夫です。全くかぶらないことの危険性を考えると、一般的な帽子でも紫外線を多少でも防げるようがずっと安心だからなんですね。
サングラス
紫外線対策ではサングラスも併用した方が良いとされています。確かに太陽の日差しは眩しくて目が痛い感じがしますよね。実はその眩しさこそが、紫外線の中にある光線が散乱光となって目の奥に負担をもたらす原因となっています。そのためサングラスで光が直接目に入らないように防御するのは大切なことなんですね。
- サングラス
- コンタクトレズorめがね
- 帽子
目を守るためには、このようなアイテムを併せて使うことで、「紫外線から守る効果を高めることが出来る」ので、みなさんもこの夏はぜひ紫外線から大切な目を守ってくださいね。
目を守るための紫外線対策
サングラスの色は関係なく機能表示があるものを選ぶと安心です。なんとなく色が薄いものよりは、濃い方がまぶしさを防いでくれるような気分がしますよね。しかし、以下の機能が付いていないものを選んでしまうと、とんでもないトラブルを起こしてしまう可能性があります。
- UVカット率90%以上
- UV400プロテクション…etc.
このように気を付けないと恐ろしいのは、紫外線対策の機能がないサングラスなのに、黒などの色が濃いものをかけていることです。サングラスの色が濃いと、目が安心しきってしまい瞳孔が開いてしまうのですね。そのため紫外線を大量に目の奥に入れてしまうことに繋がってしまいます。目を傷めてしまうと修復するのが難しいので、ファッションよりは体の機能を優先して守るようにすることが重要です。
先輩ママの紫外線対策
先輩ママたちは、物質的な紫外線対策だけでなく体内から紫外線対策をしているそうです。それは、日焼けや紫外線対策をなんと食べ物によって、体内からケアしようというものなのです。
例えば…。
- リコピンでシミやそばかすを防ぐ
女性の大敵ともいえるシミやそばかすはメラニンの生成によって起こりますよね。それをビタミンEと組み合わせることで効果を増すことが出来るのです。また、リコピンの豊富なトマトやすいかの赤い色素は「カロテノイド」ですが、活性酸素を除去する働きがあります。
このような抗酸化作用を体内に取り入れる方法として食べているなんて先輩ママの知恵はすごいですね。ちなみにリコピンは加熱する方が効果が増すため、トマトを加熱して食べる方が効率的なんです。夏こそ加熱したトマトを摂るって大切ですね。
最後にmama’sからママへのメッセージ
今日はラッシュガードの効果を中心に、紫外線対策と夏に気を付けることを色々と見ていきました。ラッシュガードの効果を高めるためには、色々な小物や方法と組み合わせることが大切だと分かりました。
紫外線と聞くと私たちはつい皮膚だけを考えてしまいがちですが、髪の毛や全身性の疾患など多方面に大きな影響を及ぼすことがわかりドキッとしたママも多かったのではないでしょうか。素肌も大切ですが、髪の毛を守ることで秋になっても素敵な女性でありたいですよね。
また、目は取り返しのつかない大切な体の器官です。可愛い我が子や愛しい家族の顔や様子は、目が見えるからこそですよね。見えることが当たり前に思っていると、どれだけ「すごい」ことなのか忘れそうです。瞳を閉じて「見える」ことの尊さをたまには振り返ることも大切です。かけがえのない視力をしっかりと守りましょう。
体の栄養と同じで、どれか一つだけでどうにかなるものではなく、色々なものと組み合わせることで、それぞれの紫外線効果を高めることが最も良い方法だということをこの夏には、ぜひ実感してみてくださいね。