5月の花といえば「花菖蒲(はなしょうぶ)」です。
その「花菖蒲」を「折り紙」で作ってみませんか?
子どもの成長を願い、ちょっと飾るだけで楽しい気分になりますよ。
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花菖蒲は菖蒲の花ではありません
5月といえば「菖蒲(しょうぶ)」が有名ですね。
しかし「菖蒲の花」って地味なんです。
「え?花菖蒲って綺麗な紫色の花じゃないの?」
「花菖蒲」は綺麗なのですが「菖蒲の花」ではないのです。
引用http://www.hana300.com/syobu01.html http://www.hana300.com/hanash.html
左が「菖蒲の花」で、右が「花菖蒲」です。
全く違うでしょう。
名前の由来は「花菖蒲」の葉っぱが、「菖蒲」の葉っぱに酷似しているからといわれています。
「花菖蒲」のことを少し理解したところで、早速折り方をみていきましょう。
花菖蒲の折り方
花菖蒲は、実は色の種類が多い花です。
しかし、やはり代表的な色は「紫」です。
ぜひ、紫色の折り紙を用意してくださいね。
①紫の色紙を1枚用意します。
②このまま折ると、大変大きい「花菖蒲」になってしまうため4分の1にカットし、その1枚を折っていきます。
③裏面を机に置き、点線で谷折りします。
④三角になるので、右側を点線で谷折りします。
⑤同様に左側も谷折りします。
⑥この形にしたら、しっかり折り目をつけてください。そして広げます。
⑦広げたら、また点線を谷折りします。
⑧この形にしたら、しっかり折り目をつけてください。そして広げます。
⑨広げたら、点丸の部分に指を置いて、右側を折り目をつけたように中を開くように折ります。
⑩右側が折れましたら、左側も同様です。
⑪このような形にできれば、あと少しです。
⑫裏返した後、点線で谷折りします。
⑬点線で谷折りします。
⑭点線を今度は「はさみ」で切ります。
そして矢印の方向に谷折りします。
表に返し、上下を反対にすると、完成です。
葉・茎部分の折り方
①色紙を縦に四等分し、その1つを使います。
②その1つを縦に2回折り、セロテープや両面テープでひっつければ完成です。
③葉っぱのところはまっすぐより、斜めの方がいいので、ひっつけた後はさみでカットしてくださいね。
リースを作りましょう
完成はしたのですが、「花菖蒲」の折り紙だけ飾ると寂しい感じがします。
そこで、この折り紙の「花菖蒲」を飾る「リース」を作りましょう。
このリースの作り方は簡単です。
折り紙8枚でできます。
この例の折り紙は裏が「クラフト紙」になっているのでこの色ですが、両面折り紙だともっと可愛くできますよ。
また、2色に限定したり、1色にするとすっきりした感じになります。
折り紙の大きさは「花菖蒲」を作った折り紙(4分の1にする前の大きさ)で作っています。
①まず半分に折って三角形の形にします。
そして点線で谷折りします。
②谷折りしたところです。
白い線で表しているように、しっかりそろえてくださいね。
③裏返し、点線を谷折りします。
④谷折りしたところです。
点線四角で表しているように、しっかりそろえてくださいね。
これでパーツが完成です。
⑤同じものをあと7つ作り、全部で8個のパーツができました。
⑥パーツを繋げていきます。
⑦画像のように、色のついているところを入れます。
⑧これがしっかり繋がったところです。
⑨裏はこんなふうになっています。
⑩同じように8つ繋げると完成です。
はめ込むだけでもできますが、全て繋げた後はセロテープや両面テープで補強すれば飾るとき取れません。
子どもの成長を願って
昔も今も、親の願いは子どもの健やかな成長です。
「しょうぶ」は縁起のいい名前です。
綺麗な「花菖蒲」を飾り、5月の子供の日を一緒に祝いましょう。