【雲が描いた月明かり】ロケ地完全ガイド!撮影場所7選と巡り方のコツも紹介

ドラマ

韓国ドラマ「雲が描いた月明かり」は、時代劇ながらもラブロマンスや青春の要素を詰め込んだ名作です。

美しい映像に魅了された視聴者の多くが、「あのロケ地はどこ?」「実際に行ってみたい!」と感じたことでしょう。

この記事では、「雲が描いた月明かり ロケ地」をテーマに、実際に撮影が行われた場所7カ所を厳選し、アクセス情報やおすすめの巡り方まで詳しくご紹介します。

この記事を読むとわかること

  • 『雲が描いた月明かり』のロケ地7選を紹介
  • 実際の撮影場所の魅力とアクセス情報
  • ロケ地巡りに役立つルートと観光ポイント

Contents

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雲が描いた月明かり ロケ地で最も有名なのはここ!まずは慶基殿から

韓国ドラマ『雲が描いた月明かり』のロケ地で最もファンの注目を集めているのが全州(チョンジュ)の慶基殿(キョンギジョン)です。

朝鮮時代の歴史を感じさせる由緒ある建物と、美しい竹林が印象的なこの場所は、まさにドラマの世界観を体現する重要なスポットとなっています。

物語の第1話で、ラオンとヨンが出会う運命のシーンが撮影された場所でもあります。

竹林シーンの舞台・慶基殿の見どころ

慶基殿の敷地内にある竹林では、内官として働き始めたラオンがヨンと初めて交錯する印象的なシーンが撮影されました。

その瞬間、視聴者は二人の間に流れる空気に引き込まれ、このドラマがただのロマンスではないことを予感させられました。

緑に囲まれた静かな雰囲気と、時折差し込む陽光が、物語の繊細なトーンを美しく表現しています。

また、建物そのものの美しさや、歴史ある佇まいは、撮影地としてだけでなく観光地としても高い評価を受けています。

現地では、韓服(ハンボク)をレンタルして、ドラマの世界に入り込んだような写真撮影を楽しむことも可能です。

ファンにとっては、まさに“聖地”ともいえる場所です。

アクセス・入場情報・周辺の観光スポット

慶基殿は全州韓屋村のすぐ近くに位置しており、韓国国内でも有数の観光エリアとして知られています。

ソウルからはKTX(高速鉄道)で全州駅まで約1時間半、駅からはタクシーまたは市バスでアクセス可能です。

入場料は大人3,000ウォン程度とリーズナブルで、歴史的建築や展示物も充実しています。

また、周辺には伝統的な韓屋(ハノク)宿や、ローカルグルメが楽しめる市場も多く、ロケ地巡りと観光を一緒に楽しむにはぴったりです。

特にドラマに登場した景色を写真で再現する“再現ショット”を狙って、カメラを片手に歩くファンの姿も多く見られます。

「雲が描いた月明かり」の世界を肌で感じるなら、まずは慶基殿を訪れてみてはいかがでしょうか。

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幻想的な夜のシーンが撮影されたアチムコヨ樹木園

『雲が描いた月明かり』の幻想的な映像美を語るうえで欠かせないロケ地が、アチムコヨ樹木園(아침고요수목원)です。

ここは韓国の有名な庭園のひとつで、四季折々の自然が美しく整備された、まさに絵のような場所。

夜のシーンが多く撮影されたことから、「月明かり」の雰囲気にぴったりなロケーションとして注目を集めています。

夜景が美しいロケーションの魅力

アチムコヨ樹木園では、ラオンとヨンが静かに語り合うロマンチックなシーンが撮影されました。

特に夜にライトアップされた園内は、幻想的という言葉では言い尽くせないほどの美しさ。

まるで童話の中に迷い込んだような風景が広がり、視聴者の記憶にも強く残っています。

実際に訪れると、ドラマで見た風景とまったく同じ構図が広がっており、ファンならずとも感動すること間違いありません。

特に冬季にはイルミネーションイベントも開催され、夜のロケ地巡りにも最適です。

撮影スポットとして人気な理由もうなずけます。

開園時間・料金・行き方の詳細

アチムコヨ樹木園は京畿道・加平郡に位置しており、ソウルから車やバスで約1時間半ほど。

電車を利用する場合は、清平駅からタクシーまたはシャトルバスの利用が便利です。

入場料は大人10,000ウォン前後で、季節によって多少異なることがあります。

園内は広く、見どころも多いため最低でも2時間以上の滞在がおすすめ。

また、事前にドラマのシーンをチェックしておくと、どの場所で撮影されたか探しやすくなります。

「雲が描いた月明かり」の世界を体感したい方には、まさに外せないスポットです。

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ラオンとヨンが過ごした東宮殿は水原の華城行宮!

ドラマ『雲が描いた月明かり』の中で、ラオンとヨンがもっとも多くの時間を過ごした“東宮殿”の撮影地は、水原の華城行宮(ファソンヘングン)です。

この場所は、王の離宮として実在した歴史ある建物で、ドラマのメインステージとも言える重要なロケ地となっています。

王宮での生活や恋模様を美しく描くうえで、華城行宮の荘厳さと静けさは欠かせませんでした。

華城行宮が登場するシーンとセット解説

華城行宮では、ヨンの私室や庭園での語らい、また政務を行う場面など、多くのシーンが撮影されました。

中でも印象的なのが、ラオンが内官として働きながらヨンに惹かれていく過程を描いた静かなやりとりの場面です。

セットではなく実際の宮殿施設を活用しているため、歴史的な趣とリアルな演出が両立しています。

また、廊下や障子越しの光など、細部まで美しく表現された空間は、映像美の一端を担っていました。

そのため、ファンの間では「まるでヨンの気配がまだ残っているよう」と語られるほど、臨場感ある聖地となっています。

水原駅からの行き方・観光のポイント

華城行宮はソウルから日帰りで行けるロケ地としても人気です。

ソウル駅から水原駅まではKTXまたは地下鉄で約1時間。水原駅からはバスやタクシーで10分ほどでアクセスできます。

入場料は大人1,500ウォン程度とリーズナブルで、敷地内には王様の即位パフォーマンスなどの体験型イベントも用意されています。

また、すぐ近くにはユネスコ世界遺産にも登録された水原華城があり、あわせての観光もおすすめです。

歴史とドラマの世界を同時に楽しめる華城行宮は、「雲が描いた月明かり」のファンにとって絶対に訪れるべきロケ地と言えるでしょう。

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宮廷の一部として登場した歴史的建造物・昌徳宮

『雲が描いた月明かり』の重厚な王宮シーンの背景として登場したのが、ソウルにある昌徳宮(チャンドックン)です。

朝鮮王朝時代の宮殿として実在し、ユネスコ世界文化遺産にも登録されているこの場所は、ドラマの雰囲気に絶妙な重厚感を与えていました。

特に公式行事や重臣との対話シーンなど、格式のある場面に多く登場しています。

朝鮮王朝の歴史と撮影背景

昌徳宮は、1405年に創建された由緒ある王宮で、自然と調和する建築美が特徴です。

ドラマでは主に、政治の中心として描かれる場面に使われました。

重臣たちがヨンの決断に反発するシーンや、王命を受ける場面など、緊張感ある演出を引き立てています。

また、ドラマファンにとっては、スクリーン越しに見た光景がそのまま残っている点が魅力です。

ロケ当時のセットが特別に用意されたわけではなく、実際の建物がそのまま活用されていることも、臨場感を高めています。

そのため、歴史好きとドラマファンの両方に支持されるスポットとなっています。

紅葉の季節がおすすめの理由とは

昌徳宮を訪れるなら、秋の紅葉シーズンが特におすすめです。

特に後苑(秘苑)と呼ばれる庭園エリアは、四季折々の風景が楽しめる絶景スポットとしても知られています。

ドラマ内でも、ラオンとヨンが庭を歩くシーンにこの風景が取り入れられており、映像美とストーリーが融合した名シーンの背景となっています。

入場には時間指定のガイドツアー(韓国語・英語など)を利用するのが基本で、事前予約がおすすめです。

ソウル市内のアクセスも良く、他の観光地との組み合わせも簡単なので、時間の限られた旅行者にも最適です。

重厚な歴史と、ドラマの余韻が融合する昌徳宮で、記憶に残る体験をしてみてはいかがでしょうか。

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ロマンチックな池のシーンが撮影された広寒楼苑

『雲が描いた月明かり』でラオンとヨンが心を通わせる、美しい池のシーン

そのロケ地となったのが、韓国・全羅北道南原(ナムウォン)にある広寒楼苑(クァンハルルウォン)です。

古典文学『春香伝』の舞台としても知られるこの場所は、韓国屈指のロマンチックロケ地として注目されています。

春香伝の舞台にもなった名勝での撮影秘話

広寒楼苑は、池の上に建つ美しい楼閣「広寒楼(クァンハルル)」を中心に構成された韓国伝統庭園で、恋物語の舞台にふさわしい風景を誇ります。

ドラマでは、ヨンがラオンに思いを伝えるシーンや、二人が語り合う池辺の場面などがここで撮影されました。

背景に揺れる柳や、水面に映る楼閣の姿がドラマの雰囲気とぴったり重なります。

また、夜のシーンでライトアップされる広寒楼苑は、まさに幻想的な世界。

視覚的な美しさと感情の盛り上がりが融合する名シーンの撮影場所として、多くのファンの心に残るロケ地となりました。

南原での観光ルートの組み方

広寒楼苑がある南原市は、ソウルから電車で約3時間半とやや距離がありますが、一泊二日の旅先としてはぴったりの場所です。

南原駅からタクシーで10分程度とアクセスも良好で、市内には韓国伝統文化を感じられる観光地が点在しています。

特に春香祭りの時期には、イベントや屋台でにぎわいを見せるため、旅の楽しみも広がります。

ロケ地巡りの途中には、伝統茶屋で一息ついたり、韓服レンタルで記念撮影をするのもおすすめです。

ドラマの世界観と韓国の文化が調和した広寒楼苑は、忘れられない思い出になるスポットです。

ゆったりとした時間の中で、ラオンとヨンの気持ちに思いを馳せてみてください。

ラオンが寝泊まりしたシーンのロケ地・明倫堂(全州郷校)

ドラマ『雲が描いた月明かり』の中盤で、ラオンが身を隠すように寝泊まりしていた場所

この重要なシーンが撮影されたのが、全州市にある明倫堂(ミョンリュンダン/全州郷校)です。

ここはかつて儒教の学び舎だった場所で、韓国の伝統建築と静寂が今も息づいています。

学びの場と恋の舞台が融合したスポット

明倫堂は、もともと朝鮮時代に地方の学生が儒教を学ぶために使われていた郷校(ヒャンギョ)の一部です。

そのため、建物の配置や内部の造りも、厳かで静かな雰囲気が漂っています。

ドラマでは、ラオンが宮廷を離れて自分の心と向き合う大切な場面に登場しました。

木造の建物や瓦屋根、控えめな庭園など、ドラマの世界観と完璧に調和したロケーションです。

この場所に身を置くことで、視聴者もラオンと一緒に心を整理するような、静かな時間を感じることができたはずです。

韓屋村とあわせての観光がおすすめ

明倫堂は全州韓屋村の一角にあり、観光にも非常に便利なロケーションにあります。

全州韓屋村は約700軒以上の韓屋(伝統家屋)が立ち並ぶエリアで、韓服を着て散策する観光客にも大人気です。

そのため、ロケ地巡りと同時に伝統文化体験も楽しめるのが魅力です。

アクセスは全州駅からタクシーで約15分、または市バスでも移動可能。

徒歩での散策にも向いているため、ゆっくりと“聖地巡礼”を楽しみたい方にぴったりです。

「ラオンが過ごした場所で同じ空気を吸いたい」──そんなファンの想いに応えてくれる、静かで温かなロケ地です。

雲が描いた月明かり ロケ地を実際に巡るなら?おすすめツアーと注意点まとめ

『雲が描いた月明かり』の感動をもう一度味わいたい──。

そう思った方には、実際にロケ地を巡る“聖地巡礼”旅がおすすめです。

しかし、複数の場所が韓国各地に点在しているため、効率よく回るための計画が重要となります。

聖地巡礼にぴったりのルートとは

まず押さえたいのはソウル近郊のロケ地です。

昌徳宮・アチムコヨ樹木園・華城行宮などは、公共交通機関を使っても1〜2時間圏内でアクセス可能なため、日帰り観光に最適です。

一方、全州・南原・全羅北道など地方に位置するロケ地は、1泊2日で計画的に回るのがおすすめです。

人気の巡礼ルートとしては、以下のような流れが参考になります:

  • 1日目:ソウル発 → 水原(華城行宮)→ 昌徳宮 → 加平(アチムコヨ)宿泊
  • 2日目:全州(慶基殿・明倫堂)→ 南原(広寒楼苑)→ ソウル帰着

個人旅行とツアー、どちらが向いている?

自由に撮影を楽しみたい方には個人旅行が向いています。

Googleマップやロケ地情報を活用して、自分のペースで巡る旅は、ファンならではの楽しみがあります。

一方で、韓国旅行が初めての方や効率よく巡りたい方には、旅行会社が提供するロケ地巡りツアーも人気です。

最近では『雲が描いた月明かり』に特化したドラマロケ地専門ツアーも登場しており、解説付きで楽しめるのが魅力です。

予約サイトでは口コミも多く寄せられているため、事前に評判をチェックすると安心です。

いずれにしても、天候や開館日、移動時間には十分注意を。

事前の計画と下調べが、ロケ地巡りの充実度を左右します。

ラオンとヨンの世界を、自分の足でたどる体験は、忘れられない旅の記憶になることでしょう。

この記事のまとめ

  • 慶基殿や華城行宮など実在の歴史建築が登場
  • 各ロケ地にはドラマの名シーンの余韻が残る
  • ソウル近郊と地方ロケ地で巡礼プランも提案
  • 韓国伝統文化とドラマの世界を同時に体験
  • 聖地巡礼は個人旅行でもツアーでも楽しめる