こどもの日のお祝いの仕方や初節句には決まりがある?

お祝い

男の子が生まれてから初めて迎える端午の節句は「初節句」と言われ、一生に一度の大切なお祝いでもあります。

初節句のお祝いをしたいとは思うものの、初節句はそんなに経験する回数があるわけでもないので、お祝いにはどんな決まりがあるのかもよく分からずに悩んでしまいがちです。

そこで今回は、こどもの日のお祝いの仕方や初節句のお祝いのマナーなどについてお話していきます。



こどもの日は男の子の初節句!

初節句とは、赤ちゃんが「生まれてから初めて迎える節句」のことをいいます。

男の子にとっては、生まれてから初めて迎える5月5日のこどもの日の「端午の節句」が初節句になります。

一般的に、初節句には「母方の実家から鎧兜などの五月人形やこいのぼりを贈る」のが習わしとされています。

5月5日の初節句の日か前日(宵節句)に両家の親しい身内の人を招き、兜などの五月人形を飾って男の子の健やかな成長を祝い、宴を催しお祝いをします。

年が明けてから生まれた男の子の初節句は、いつするべき?

早生まれで2月に生まれたり、5月に入ってすぐこどもの日の直前に生まれる男の子も当然いますよね?

この場合は、生後1週間~2ヶ月で5月5日の初節句を迎えてしまいます。

このような場合は、一つの説として、生後21日以内に端午の節句を迎えるようだと、初節句は来年にするという考え方があります。

また、一般的に宮参りやお食い初めが終わるまでは初節句をしません。

神様に誕生の報告をしていないのに、初節句のお祝いするのは順番が前後してしまいおかしいですよね。

そのため、2月や4月に産まれて宮参りやお食い初めなどが5月5日の端午の節句までに済んでいない場合は、翌年に初節句を祝うということになります。

出産してすぐの場合ではママもしんどいですし、生後3ヶ月以内だと感染症も心配ですから、人が集まる行事は避けたほうが無難ともいえますね。

「こどもの日」と「端午の節句」って違いはある?

5月5日の「端午の節句(たんごのせっく)」は、昔から男の子の健やかな成長を願う大切な行事の一つです。

そして、実は「こどもの日」と「端午の節句」は全く別のものだったんです。

こどもの日と端午の節句が同じものだという認識をしている方は少なくないのではないでしょうか。

「こどもの日」というのは、1984年に制定された国民の祝日です。

昔からあった「端午の節句」にちなんで、5月5日をこどもの日と定めたそうですよ。

「こどもの日」というのは、祝日法2条「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日、という趣旨で制定をされています。

考え方としては、「こどもの日」という祝日と、「端午の節句」という行事が同じ日に重なっているだけなので、男の子の成長を祝うことはもちろん、女の子もお祝いすることができます。

ですが、3月には女の子の成長を祝うひな祭りがあるので、こどもの日は男の子の日という認識をしている方が多いのかもしれませんね。



こどもの日のお祝いの仕方

こどもの日のお祝いの仕方には、「こうしなくてはいけない」というような決まりは基本的にはありません。

一般的な考え方としては、こどもの日の準備をするのであれば、部屋に端午の節句の象徴である鎧兜の五月人形を飾っておきましょう。

花菖蒲を飾るのもオススメですよ。

初節句のお祝いに来てくださった方への手土産に、地域によって柏餅や粽(ちまき)を用意しておくと非常に喜ばれますよ。

そして、最近はこどもの日をモチーフにしたケーキもたくさん売られています。

お祝いのケーキも用意しておきましょう。

来てくれた子どもたちも喜びますし、お祝いの席が一層華やかになり盛り上がりますよ。

あとは、親しい身内をお招きして、皆でわいわいおしゃべりをしながら食事を楽しみ、初節句をお祝いできると良いですね☆

花菖蒲を飾る意味は?

菖蒲は、読み方が「尚武」や「勝負」と通じると言われています。

菖蒲を飾るというのは、「世間に負けずたくましく育つように」という家族の願いが込められています。

こどもの日には菖蒲湯に入りますが、お風呂に入れる菖蒲と花菖蒲は全く別物です。

なかなか間違えやすいので、買うときにはお花屋さんで店員さんに確認してから買うことをオススメします。



こどもの日のお祝いで祖父母は何をあげる?

初節句の場合は、両家の祖父母が五月人形やこいのぼりを贈ることが多いようです。

元々、端午の節句に飾る兜や鎧、五月人形、こいのぼりなどの飾りは、母方の祖父母が贈るのが習わしでした。
これは、昔は結婚すると女性は男性側の家に入ることがほとんどなので、結婚(嫁入り)すると、女性側の両親は、娘はもちろん孫に会いたくても中々会えないことがほとんどだったからです。

そのため、お祝いごとの度にお祝いの品をもって娘や孫を訪ねていくのが、母方の祖父母にとっては良いきっかけとなっていたということなんですね。

こうしたことから、初節句には母方の祖父母から贈り物をするのが習慣として残っていったのです。

しかし、最近では、こうした習慣も薄れつつあります。

母方の祖父母の金銭的な負担が大きくなってしまったり、父方の祖父母も贈り物をしたいと考えたり、双方で平等にお祝いしたいと思われるケースが増えてきていることも理由にあげられます。

最近では、双方の祖父母で折半するなど金額的な負担を分担して贈ることが一般的になってきているようですよ。

なお、現在では節句の飾りの種類もたくさんあります。

端午の節句の飾りを祖父母が選んで贈るよりも、若い夫婦が気に入ったものを選び購入することが増えてきています。

また、マンションやアパートにお住いの方も増えていますし、部屋に大きな節句の飾りを飾ることができないこともあり、お祝いに現金を贈るほうが良いというケースも多くなってきています。

こどもの日のお祝いはいつまでにあげた方がいい?

初節句のお祝いに兜飾りなどを贈る場合には、1ヶ月以上前には贈るようにしましょう。

その他の贈り物やお祝い金などは、初節句のお祝いの膳に招かれているようであれば、その時に渡すようにします。

また、初節句のお祝いの席に参加しない場合には、初節句の1ヶ月前には贈るようにしましょう。

もしも間に合わない場合やうっかりしていて遅れてしまった場合には。遅くとも初節句の1ヶ月以内くらいまでに時期に「遅くなって申し訳ございません」とお詫びの言葉を添えてお祝いの品やお祝い金を贈るようにしましょうね。

男の子の場合、初節句は5月5日の端午の節句を生まれて初めて迎える節句をお祝いするものですので、その時期を過ぎてしまうとお祝いの意味も半減してしまいます…。

一生に一度のお祝いですので、出来ればその時期に遅れずにお祝いの気持ちを伝えられるようにしたいものですね。

節句のお祝いで品物やお祝い金を贈るのは「初節句」の時だけですので、毎年贈る必要はありません。

こどもの日のお祝いの金額はいくら?

こどもの日のお祝いとして、兜や鎧、五月人形などの節句の飾りを贈る場合は、それ自体がお祝いになりますので、お祝い金を別で用意する必要はありません。

しかし、最近では節句の飾りを贈るのではなく、お祝い金を贈るケースが増えています。

初節句の金額の相場については、

・父方(パパ)の祖父母 30,000円~

・母方(ママ)の祖父母 30,000円~

というのが、最近の一般的な目安となるようです。

以前は、母方の祖父母と父方の祖父母の金額の相場に違いがありました。

しかし、今では節句の飾りの購入代金などを折半することが多くなってますので、金額の相場は変わらなくなっています。

どのように金額を折半するかは、各家庭によって様々です。

それぞれで話し合って決めますが、兜や鎧、五月人形は母方の祖父母が贈り、こいのぼりを父方の祖父母が贈るというように節句の飾りを分担しているところも多くあるようです。

大切なのは、節句の飾りを贈る場合でも、お祝い金を贈る場合でも、両親の希望を聞き、両家でよく相談してから贈るようにしましょう。