子供の日と言えば、やっぱりこいのぼりですよね!
このこいのぼりというのは、いったいいつまで飾るのが正解なのか・・皆さんはご存知でしょうか?
今回は、こいのぼりは何歳まで飾るものなのか、出す時期などと合わせてご紹介させて頂きたいと思います♪
Contents
こいのぼりを飾るのはなぜ?
引用:https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000014241
こいのぼりは何歳まで飾るのかというのが気になるところですが、皆さんはこいのぼりをどうして飾るようになったか・・その理由はご存知でしょうか?
こいのぼりがどういうものなのかということを知って頂くために、まずはこいのぼりを飾るようになった理由についてご紹介していきますね!
始まりは将軍ののぼり!
空を泳ぐ大きなこいのぼり、その姿はとても迫力があって素敵ですよね!
子供の日にはこいのぼりを・・ということなんですが、これはいつ頃から始まったことなのかというと・・
なんと始まりは「江戸時代」なんだそうです!
かなり前からこいのぼりを飾る習慣があったんですね。
この頃、将軍の家では男の子が生まれると、お祝いのためにのぼりを立てるという習慣がありました。
男の子の誕生は跡継ぎになるから・・ということで、とても喜ばれていたんですね。
この習慣はやがて一般の武士の家にも浸透していき、それぞれの家の家紋がついたのぼりをあげるようになったんです。
この時代はやはり、一般の武士の家でも男の子の誕生を待ち望んでいたのがわかりますね。
庶民にも伝わり現在のこいのぼりへ・・
一般の武士たちに広く浸透していった後は、庶民にもその風習が広がっていく事になります。
政治が安定して国が豊かになったことで、のぼりをあげる風習を取り入れてみようという事になったようですね。
将軍や一般の武士たちは、その家の家紋が入ったのぼりをあげていましたが、庶民たちは自分たちの「家」というものにそこまでこだわりがありませんでした。
なので、当然のぼりに家紋を入れようという気持ちにはならなかったようで、何か他のものを・・ということで選ばれたのが「こいのぼり」だったんです♪
では、なぜ鯉が選ばれたのでしょうか?
中国の伝説にちなんで・・
中国の昔のお話の中に、「登竜門」というものがあります。
これはどういうものかというと・・
龍門という流れの激しい急流があり、そこを登り切ることができると「竜」になれるという伝説がありました。
たくさんの魚たちがその急流を登りましたが、最後まで登り切ることはできず・・
そんな中、唯一登り切ることができた魚がいたのです。
それが「鯉」でした。
見事登り切ることができた鯉は竜になることができた・・というお話にあやかって、「子供が立派に出世できますように」という願いを込めて「こいのぼり」をあげるようになったそうなんです☆
一説には、政治が安定してきたこの時期、庶民たちが経済的にも力を付けてきた頃なので、武士たちに対する「対抗心」の意味もあったと言われています。
こいのぼりにはこんな意味があったなんて、ちょっとびっくりでしたね!
でも、今も昔も子供たちの成長を願って・・という気持ちは、あまり変わっていないんだということがわかりました♪
どうしてこいのぼりをあげるのか・・というその意味がわかると、こいのぼりをあげる時の気持ちもなんだか変わってくる気がしますね!
こいのぼりはいつまで飾るの?
引用:https://tenki.jp/suppl/y_kogen/2015/05/02/3341.html
子供たちの出世や成長を願ってあげられているこいのぼり。
「子供の日が近付いたらこいのぼりを飾る」
毎年子供の日が近くなった頃にこいのぼりを出していることと思いますが、ふと「何歳まで出したらいいんだろう?」と疑問に思うことはありませんか?
子供が小さいうちは特に何も考えずに飾っていることも多いかと思いますが、だんだん成長してくると、いつまで出すものなのかという事が気になって気たりしますよね。
こいのぼりを飾るということに、何か年齢制限などはあるのでしょうか?
年齢に特に決まりはない
こいのぼりを飾るのに、何か年齢制限があるのかどうか・・
基本的にみんなどれくらいまで飾るものなのか・・
これはとても気になるところですよね!
何か特別な決まりがあるのかな・・と思ってしまいますが、こいのぼりを飾るということに関しては特に年齢制限などはなく、いつでも好きな年齢まで飾っていてOKなようです。
とは言っても、大人になってもこいのぼりを飾り続けるという方はなかなかいないと思いますので、だいたいの方が子供が小さいうちだけ・・と考えているようですね。
基本的には小学生まで、中学生になってからはあげていないという方が多いようです。
子供たちからしても、大きくなってからこいのぼりを飾られるというのは、ちょっと恥ずかしく感じてしまうこともあるかもしれません。
いつまであげたらいいか・・と悩んでしまったら、子供と相談してみても良いかもしれませんね!
こいのぼりを出す時期としまう時期まとめ
こいのぼりを飾るのに年齢制限はないという事がわかりましたが、こいのぼりを出すのはいつ頃がいいのか・・ということも気になりませんか?
毎年、何となく「これくらいの時期かな?」と考えて出していることとと思いますが、細かい決まりなどはあるのでしょうか?
ここからは、こいのぼりを出す時期やしまう時期についてお話していきたいと思います♪
こいのぼりを出すタイミングは?
こいのぼりを出す時期には、特にこの日じゃないといけない!という決まりはないようです。
子供の日には、こいのぼりの他に五月人形も出すことになると思いますが、女の子のいるご家庭では、子供の日の前に雛祭りがあるので雛人形が出ているのではないかと思います。
基本的には、この雛人形をしまって、その後五月人形を出してこいのぼりも飾るということになるようですね。
だいたいの方が、3月後半から4月前半くらいには出すようにしているみたいです。
特に大きな決まりなどはありませんが、せっかくなので大安など日が良い時に出すのがおすすめ♪
もちろん、良く晴れたお天気の良い時に・・ということも併せて、こいのぼりを出す日を決めてみて下さいね!
こいのぼりをしまうのはいつ?
こいのぼりをしまうのに最適な日、これも特別決まりというものがありません。
雛人形は、しまうのが遅れると婚期が遅れる・・なんていうお話もありますが、こいのぼりにはそのようなものはないので安心して下さいね!
おすすめのタイミングとしては、出す時と同じ「大安でお天気が良い日」という感じになります。
できれば、子供の日が終わったらすぐに片付けるのがベスト!
子供の日が終わって一番最初の大安の日にしまうようにすると良いでしょう。
大安まで待っていると雨の心配が・・という場合には、すぐに片付けてしまってもOKです。
汚れていないかよく見てから・・
しまう時に気を付けたいのは、こいのぼりが汚れていないかどうかということ!
雨に濡れたり埃まみれになってしまったりと、意外と汚れていることが多いこいのぼり・・。
その汚れが酷い場合には、早めにキレイにしておきましょう。
そのまま片付けてしまうと汚れが沈着してしまい、シミになってしまうこともあるので注意して下さいね!
いかがでしたでしょうか?
引用:https://teniteo.jp/c01/m001/1YOaV
今回は、こいのぼりを出す年齢や、出す時期・しまう時期などについてご紹介させて頂きました♪
こいのぼりを出す理由などもご紹介しましたが、どれもみんな知っているようで詳しくは分からなかった・・という方も多いのではないでしょうか?
色々詳しくわかると、こいのぼりを出す時の気持ちも変わりますよね!
「こいのぼりというのはこういうものなんだよ」という事を家族みんなで話ながら、ぜひ楽しんでこいのぼりを飾ってみて下さいね♪