冬休みの宿題が多い!全国のママさんが冬休みが近づいてくると思う定番です。
大人も子どもも1年間頑張ったご褒美に羽が伸ばせると思っていたのも束の間・・・冬休みの宿題!という強敵到来!
お子さんの学校によって、冬休みの宿題の量は違いますが、宿題が多いのにもかかわらず、クリスマスプレゼントやお年玉といった、宿題がいつまでも終わらない原因にもなる”悪の誘惑”が子ども達につきものですよね。
そこで、冬休みの宿題の量が多い!でもうちの子何にもしない!自分から動かない!冬休みってあっという間なのに!と焦らなくて済む方法をお伝えします。
Contents
冬休みの宿題の量に困らないママの対策法ベスト6
①課題は夏休みと変わらないけど習い事もある!宿題が多い!

冬休みってたった二週間しかないんです!誰しも経験したと思いますが、短いですよね。
冬休み明けには、教科の範囲が決まっている学校の定期テストがあります。
そのテストがクリスマスやお正月で楽しいことばかりだったお子さんのモチベーションを下げますよね。
習い事をしているお子さんの場合、お母さんも学校の冬休みの宿題が終わらないと大変でしょう。
課題が大量にあると、ストレスも溜まって親子喧嘩にもなりがちです・・・。
そこで、塾の課題(冬期講習など)や学校の宿題を嫌でも取り組む→難しいな・・・あれ?そっか、こうやってやれば良かったんだ!と発見に気が付けるメリットにもなりますよ。
今、これとこれがあるから辛いって誰しも思うかもしれませんが、この課題は苦手なところだったなとか、前に習ったけどどうやって解くんだっけって反復復習に繋がると思います。
宿題や塾の課題を新学期の「準備」にすればいいんです。
宿題に塾って遊びたい盛りのお子さんには、すごくストレスでしょう・・・でも、このストレスを、今この課題があって大変だけど、やっておけばテストじゃなくても次の授業に使えるかもって切り替えてみてください。
冬休みの宿題の量に困らないママの対策法ベスト6②
計画を綿密にしすぎない!”ほど良く”を考える

お子さんに無理のない範囲で「最低限」、「やれるところまで」はやってみることをまずは優先して教えてください。
全国のお母さんは、「宿題は?!」と思わず怒りたくなるけど、追い詰めるほど、お子さんは逆に落ち着いてこなしていけなくなります。
ほっといても何もしない子、よく聞く「子供あるある」として、親が声をかけてやっと動いたと思ったら、こっそり参考書で隠して漫画を読んでいたり・・・なんてことがお母さんだったあなたも少女時代にありませんでしたか?
そこで、ちょうど良いという方法は、「3日を一区切りにして取り組む」方法です。
1日ごとの計画だからこそ、急な用事→(家族旅行、友達と1日遊ぶなど)で、1日出来ずにさぼってしまうと、修復や切り替えが難しくなりますよね。
大事なのは、綿密すぎず、かといっておっとりしすぎないようにするのがポイントです。
冬休みの宿題の量に困らないママの対策法ベスト6
③よその子や兄弟・姉妹と比較しない

子どもの頃に、「〇〇ちゃんちは塾にも行って〇時間も勉強したり習い事してるのに」みたいなこと、お母さんから言われた経験がある人、いませんか?
もしくは、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)妹・弟は出来るのに」って言われたことある人いませんか?
お母さん自体もお子さんのことを心配しているからこそ、気が焦ったり、学校の勉強についていけないと将来、大丈夫かな?って不安になり、とても愛していても、愛してるがゆえに、きつい言葉を投げかけてしまうことってありますよね。
一番信頼している親にそういうことを言われたら、自尊心が傷つきますし、勉強が苦手、あるいはついていけないことに親よりもコンプレックスを持っているのはお子さん自身なんです。
他所の子や、兄弟・姉妹と比較する言葉を投げかけられたことがある子どもは、それが日常的でないとしても、成長するにつれて、そのことがコンプレックスに感じたり、人によっては、心の傷として残り、対人関係や社会性に影響を及ぼすことも現実です。
心の傷云々出なくても、自分から勉強しなくなることにもなります。
それって、勉強以前に損することだなって思いませんか?
じゃあ、どうしてやろうとしないの?怠けて遊んでるの?って大人は思うでしょう。
お子さんが取り組もうとしないのは、勉強の仕方が分からなかったり、たとえば、国語の文章題は得意なのに、漢字が苦手とか、教科によってムラがある子っています。
誰しも頭の構造上、どうしても「あるポイント」に対する理解力には個人差があります。
宿題の取り組みが遅くても、兄弟・姉妹や他人の子と比較するような接し方は避けて、出来なくても少しでも取り組めたら、少しでも自分から動いたらそれを「やっと動いた」ではなく、「偉いね、ちゃんと気付いたね」って声をかけることをおすすめします。
お子さんがやる気や根気がないから取り組まないとか、勉強から逃げているのではないことを理解してください。
冬休みの宿題の量に困らないママの対策法ベスト6
④すべきことを紙に書く・小さなことから子どもの状態を考えて少しずつ取り組む

やる気を出すのは、大人でも簡単じゃありません。
何をすべきか自分でも分からないからこそ、宿題に手がつけられない場合があります。
するべきことを紙に書き、いつでも目に止まるところに貼ります。
そして、何日までに何を片付けたら良いのかも記入し、話し合いましょう。
これは私が子供時代に母と宿題の計画をしていた頃の経験です。
いつでも眼に留まるように、壁に何をいつまでにどうするか、課題によっては〇〇は何日までに終わらせられそうとかお子さんの意思を聞いて下さいね。
冬休みの宿題の量に困らないママの対策法ベスト6
⑤宿題の順番を自分で決めて取り組む
たとえば、漢字練習を苦手でも、量的な目安として15ページくらいならそこから終わらせる・・・次に、簡単な冬休みの日記、算数のプリント(ドリル)など工作のように準備が必要でないものから先に取り掛かるようにします。
そして、後半に、冬休みの図工、新聞づくり、書初めなど準備が必要なことを後にするとか・・・逆の場合でも良いでしょう。
特に冬休みの課題はプリントなどすぐ終わるものよりも、準備が必要で時間がかかるものを優先して取り組むようにするのもおすすめですね。
冬休みの宿題の量に困らないママの対策法ベスト6
⑥”勉強のため”と称して子どものストレスになる行動を避ける

お子さんに、「遊ぶ」時は遊ぶ、勉強する時は勉強するというメリハリをつけます。
宿題が終わったらとか、昨日よりも取り組めたら息抜きをさせることも頭に良い効果ですよ。
1日中、「宿題はやったの?」って言われ続けたら子どもは嫌々動いたりやらなかったり・・・。
勉強の妨げになるからといって、お子さんの好きなテレビ、ゲーム、おもちゃ、漫画をお子さんの視界から遠ざける場所に置くのは良いけど、絶対に捨てたりしないこと。
親にとっては、「またこんなもの買って」みたいにお金を無駄遣いしていたり、何に使うのか分からないとか、もう大きくなったのにまだこんなもので遊んでるとか思ったりするかもしれません。
しかし、コレクターでなくても、大好きな物を捨てられるということは大人でも少しショックを受ける人もいますよね。
子どもにとって、ゲーム・おもちゃ・漫画は勉強や普段の日常でストレスを感じた時に、心を温める「防寒着」のようなものと思ってください。
もし、寒いのに何も温かくするものがなかったら困るのと同じです。
お子さんの中にはお友達とうまくいっていなかったり、人との距離が掴めなくて、漫画・ゲーム・おもちゃが支えという子もいます。
大人だって仕事が終わってから自分を解放するものが何もなかったら憂鬱な気持ちになりますよね。
好きなものを捨てられて、そのことでストレスを感じ、勉強をしないことだけでなく、家族や友達との対人関係が悪化しないための予防策でもあります。
まとめ
- 冬休みの宿題が多い場合は、プリントなど準備のいらない物を優先
- お子さんをキョウダイや他所の子と比較しない
- お子さんの趣味の物を視界から遠ざけて違う場所に置くのは良いけど捨てることは子どものストレス増幅と対人関係に影響が出るからしない
- すべきことを書く
- 計画を綿密に過ぎず、「ほど良いくらい」を目安にする