浴衣の柄も大切ですが、帯や小物で印象はガラッと変わります。
履物も下駄でないとダメという時代はすぎ、今やサンダルでも違和感ありません。
ぜひ、帯や小物で自分らしいコーデを楽しんでください。
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浴衣
2019年の浴衣トレンドは「モダン」です。
数年流行っていた「レトロ」から、対極のテイストである「モダン」へと、トレンドは流れていきます。
「レトロ」は「懐かしい気持ちになる」という意味で、少し古くてかわいい柄が好まれました。
「モダン」は「現代風な」という意味で、洗練された美しさが際立ちます。
今年浴衣を買い替えるなら、「モダン」にチャレンジしてみましょう。

引用http://dc-note.com/2019trend-yukata
ただし、「毎年浴衣なんて買い替えられないよ。」「モダン柄は着こなす自信がない。」という人は、無理に買え変えないでくださいね。
そこは、今年のトレンドの「モダン」をキーワードに、コーデで今年らしさを出しましょう。
帯
浴衣の次に目に入るといえば、「帯」です。
そこで持っている浴衣に合う「モダンな帯」を購入するのもいいですね。
今年は、可愛さよりも大人らしさがトレンドですので、可愛すぎるものは避けた方がいいでしょう。

引用https://item.rakuten.co.jp/dear-japan/10000944/?sid=shop_header_reco&rtg=6752e4e9ff49363ceda19684f96509f1
浴衣帯は、一枚の布でできたもので、リバーシブルできる物が多いです。
場面に応じて表裏を使いこなし、コーデの幅を広げましょう。
下駄・サンダル
なかなか気を抜けないのが、足元です。
少ししか見えないだけに、足元にこだわればかなり上級者コーデになるでしょう。
まず、気をつけたいのが浴衣にも帯にも使っていない色は、避けましょう。
せっかくの浴衣ですので、浴衣の色か、浴衣の柄の目立つ色(挿し色)か、帯の色に合わせるのが粋ですね。
しかし、浴衣や帯をにあまり色味がなく、巾着が華やかな色を使っている場合は、巾着に合わせるのもいいですよ。
そして、今年は「モダン」がトレンドですから、下駄にこだわる必要はありません。
現代風な「モダン」の香りを出すため、サンダルはもちろん、色々チャレンジしてみましょう。
履物は、かなりのバリエーションが楽しめます。

引用https://item.rakuten.co.jp/boutiquemiki/mizutori-kc38/
このように下駄の制作技術を活かしたサンダルは、浴衣の雰囲気をそのまま楽に履くことができます。
また、完全に洋装のサンダルでも、色があっていると素敵なコーデになります。

引用https://wear.jp/natsukingugugu/1389363/
普段履いているサンダルが、意外と浴衣に合うかもしれないので、ぜひ試してみてください。
可能性は無限大です。
髪飾り
浴衣姿は、首を綺麗に見せることがポイントです。
ロングヘア―の人は、しっかりとうなじを綺麗に見せましょう。
ショートヘアの人は、ピンなどを使いタイトにまとめると、大人っぽい感じになります。
その時に、なんの飾りもないのはやはり寂しいですね。
まずは簪(かんざし)です。
今年のトレンド「モダン」の洗練された美しさを表現するには、小さい古典的な簪(かんざし)よりは、大ぶりだったり現代風なデザインの簪(かんざし)がいいでしょう。

引用https://www.kimonomachi.co.jp/fs/kimonomachi/013877
また、サンダルに合わせるなら、髪飾りも洋に寄せるのもいいですね。
クリップタイプはショートヘアの人も簡単に付けられるので、ぜひ付けてみてください。

引用https://www.kimonomachi.co.jp/fs/kimonomachi/011240
髪飾りはとても種類が豊富で、迷うことが多いでしょう。
クリップタイプなら、髪飾りでも帯につけることができます。
どっちも好きで決められない場合は、どちらか一方を帯につけるのも素敵ですよ。
巾着・バック
浴衣は、巾着が定番ですね。
かごタイプのバックも、上部が巾着になっているものが多いです。
やはり履物と同じで、浴衣や帯に合わせるのは間違いがありません。
しかし、補色の色を使ってみるのも、浴衣と巾着の色のコントラストが出て素敵です。
補色の色とは「色相環 (color circle) で正反対に位置する関係の色の組合せを言います。

引用https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%9C%E8%89%B2
巾着もカゴも、ちょっと飽きたなという人は、クラッチバックはどうでしょうか。
完全に洋装のクラッチバックも、浴衣に合うものはたくさんあります。

引用https://zozo.jp/shop/soubien/goods/20591161/?did=39620364&rid=1084
浴衣の挿し色に合わせると、とても素敵ですよ。
テンションの上がるコーデ
今年らしいコーデを紹介してきましたが、それ以外に大切なことがあります。
それは、自分が浴衣を着てテンションが上がることです。
自分が似合うコーデ
いくら今年のトレンドだからと言って、自分に似合わないコーデはよくありません。
背が低い人、高い人。
大人っぽい人、童顔の人。
人によって似あう浴衣は違います。
無理をせず、自分らしい浴衣コーデを楽しみましょう。
反対に、自分の思い込みで似合わないと思っていても、案外似合うことも多いです。
ぜひ、決めつけず色々チャレンジしてみましょう。
自分が好きなコーデ
少々似合わなくても、「これを着ているとテンションが上がる」と思うなら、それが一番です。
大好きな物を身に着けるとそれだけで笑顔になり、魅力ある女性に見えることでしょう。
あまり周りを気にしすぎると、せっかくの自分の感性がなくなってしまいます。
トレンドはあくまでトレンドです。
少しは意識しても、結局大切なことは自分が好きかどうかです。
親子コーデ
これは、娘さんがいる人限定です。
娘さんにとって、ママは大好きで憧れの存在です。
大好きなママと「おそろい」で浴衣を着れるのは、とても嬉しいことです。
浴衣を一緒にすることは難しくても、色味を同じにすることや、小物を揃えることはできます。
特に髪飾りは大きさも色々あるので、全く同じにすることも可能でしょう。
ぜひ、娘さんと親子コーデ楽しんでくださいね。
最後のチェック
コーデも決まり、後は当日を待つだけという時に「最後のチェック」です。
下着は透けていませんか。
薄い色彩や白地が多い浴衣は、どうしても下着が透けてしまうことがあります。
ぜひ、最後はしっかりチェックをしてくださいね。
持ち物は大丈夫ですか。
夏場のお出かけです。
浴衣は、洋服よりかなり暑いです。
汗対策は万全にしましょう。
また、トイレに行くこともあるでしょう。
和装クリップや、洗濯バサミでトイレの時は裾が汚れないように気を付けてください。
小さな子どもがいる場合は、ウエットティッシュは何かと役に立ちます。
下駄の準備
やっぱりサンダルより下駄がいいという人は、前日にしっかり鼻緒を柔らかくしましょう。
手で引っ張ったり、揉んだりするといいですよ。
当日は、いつもよりゆっくり、小股で歩きましょう。
まとめ

浴衣コーデは、自分が楽しむことが一番です。
用意するのは大変ですが、それを楽しめるように余裕をもって準備してくださいね。
楽しい浴衣の思い出を、たくさん作りましょう。